自分の地域や母校を意識するのはどんなとき?:夏の甲子園から地域活性について考える

台風の影響で開催が遅れていた夏の甲子園ですが、無事に今日はじまりましたね。今年は、私の母校である春日部共栄高校(埼玉代表)が出場しているということもあり、仕事中もちょいちょいとそちらに気が散ってしまっていました(笑)初戦突破ということでもう少し甲子園を楽しめそうです。

さて、今日なぜ甲子園の話題を取り上げたかというと「自分の地域や母校、もっと言うと自分が所属しているコミュニティを意識するのはどんなときなのか」を考えてみたいと思ったからです。

例えば、自分のことを考えてみても、普段の生活の中では正直「卒業した高校」のことを意識することってほとんどないんですよね。今回甲子園にでたというきっかけを通じて「ああ、ぼくはこの高校の卒業生だったんだ」とか、母校が出ていなくても「自分の所属していた県」に対する所属意識というものが喚起されていきます。

なぜこういうことを考えようと思ったのかというと、今年の経営学部の2年生向けのPBL(Project Based Learning)で取り扱った課題が「食とスポーツをテーマにした若者向け埼玉の魅力発信プランを考える」だったからです。「スポーツなどを使って地域をどう活性化させるか」ということを前期の間にずっと考えていたので、今回の甲子園はそういう話と関連しそうだなと頭の中でふっとつながったのでした。

ひと言で地域活性化といっても、ゴールの状態はさまざまでしょう。今回の授業課題でも「若者に埼玉の魅力を伝える」ということでしたが、それは「県外の人に伝える」のでも「県内の人がより埼玉を好きになる」でもどちらでも選んで良いという条件でした。甲子園などの状況は後者の方がより強いでしょうかね。

今回のように「自分の所属しているコミュニティが他のコミュニティところと競争する」という状況というのは「自分の所属しているコミュニティ」に対する意識を高めるのかもしれませんね。

実際少しだけ「甲子園と地域活性化」などの関係について何か調べられているのかなと思って調べてみたのですが、どんぴしゃなものは見あたりませんでした。

「甲子園 地域活性化」と検索して代わりに多く見つかったのは、野球の甲子園ではなく「田舎力甲子園」、「うまいもん甲子園」などというキーワードでした。「甲子園的な形式」を使って、食などをPRするというかんじのものでしょうか。

逆にいうと、ここからわかるのは「甲子園的な仕組み」すなわち、各地域(コミュニティ)から代表選手を選び他の地域と競争させるという形式はひとつの効果のある仕組みとして認識されているのかもしれません。

さて、まだまだ考察は甘いですが、今日は甲子園から色々と妄想を膨らませてみました。「自分のコミュニティに対する所属意識を高める」というのは、地域だけでなく、企業にとっても、大学にとっても、共通の課題といえるでしょう。どんなときに意識をするのか、そして、方法によってどんなメリットやどんな弊害があるのかなどについても興味がでてきました。

弊害については、例えば、今回母校が甲子園にでてうれしい!といまは思っていますが、おそらく夏が終わるとまた高校に対する意識は下がるだろうなあということが予測されます。今回のものをきっかけにして継続的になにかかかわるようなきっかけにつなげるというのもひとつの課題なのでしょうか。

地域活性化などの事例についても最近少しずつ興味を持ってきているのでなにか知っていれば教えて下さいね。

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授業の様子は以下の記事から見ることができますので興味がある方は参考にしてくださいませ。

BL2本選の様子が埼玉新聞に掲載されました
http://cob.rikkyo.ac.jp/blp/2706.html

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