写真でざっくり振りかえる去年の博論執筆プロセス

この時期になると去年の博論執筆プロセスを思い出します。研究者にとって8月は授業が一段落し、ある程度研究に集中する時間がとれる月でもあります。私も特にお盆のときなどはここぞとばかりに博論を書いていました。

あまり博論の執筆中はブログも書いていなかったので、今日は軽く写真でその過程を振り返ろうと思います。

まず言えるのは博論を書くのは大変なことなので、だいたいこんなかんじで少しやさぐれながら執筆していたということがいえます笑

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この写真は正確には、別の書籍原稿執筆中だと思うのですが大体こんなかんじで、「全然すすまねえな・・・。」というぶつくさいいながら執筆をしていました。あまりにやさぐれていたので、研究室の同僚に写真を撮られていました(笑)

基本的に執筆は研究室でやっていたので、ごはんは東大周りのお店によくいっていました。あの時期はなぜかヘルシーな晩ご飯をよく食べていました。体力勝負ということを本能的に感じていたのでしょうか。

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(これを見ると逆に最近の不摂生ぶりがやばいということに気づかされます・・・。)

毎日コツコツ書いていたことにより、無事に博論のかたちはできたのですが、博論を一度完成して終わりではありません。書いたものを審査していただき、さらに書き直すというプロセスが何度もあります。

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「博論を縦に置いたときに自立するぐらいの厚みがでた!」と喜んでいるのもつかの間、審査の先生方いただいたコメントに対してどのように答え、どのように加筆修正するかを考えます。

もう少し内容を厚くしなくてはとあらためて図書館にこもるということもありました。

煮詰まったときには、ちょっとお酒を飲みつつ、どうやって答えようかなというプランを立てたりもしていました。いただいたコメント・質問に本当に答えられているかをひとつひとつ確認していきます。

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夏に書き始めた博論も、気づけばあっという間に冬となり、研究室の寒さに凍えそうになりながら執筆をしていました。暖房はきいていますが、足下が寒いんですよね。

結局、あまりの寒さに我慢できず、さらになぜかテンションが突然あがったことにより、ダンボールと電気毛布を使って自作コタツを作成して使っていました。

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あの時期は博論の作成過程ではなく、自作コタツの作成過程のほうをよくFacebookにアップしていたような気がします。新年が明けた後は会う人会う人「コタツいいですね」と言われていました。

そんなことを続けながら無事に最終版を書き上げ提出。1冊300ページ弱になった博論を数冊運ぶのは骨が折れます。提出用は5部だったか8部だったか忘れましたが(笑)、数冊出す必要があります。

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提出語は、こんな日はおいしい肉を食べるしかない!ということで、そのまま本郷の焼き肉ジャンボへいき、二次会、カラオケをして家に帰りました。

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おかげさまで無事に3月に博士号を取得し現在に至ります。

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こうしてみてみると、たった一年前とは思えないほど昔のことのような気がします。今年の4月からの生活は去年までの生活と全然違うのだなとあらためて感じます。

去年の話も、まとめてしまえばこんなかんじではありますが、実際はそれぞれの間に「これ、本当に書けるのかな・・・」という不安な気持ちといつも戦っていました。

また、当然この一年間の間に博論だけをしていたわけではなく、別の書籍の執筆を複数並列で進めていたり、授業・ワークショップ・講演などをやりながらでもあったので、そのあたりも大変でした。

博論執筆のスケジュールは直前でどんどんと決まっていくので、思わぬかたちで予定が重なりすぎて死にそうになったりもしていました。

ただ、複数のものを一緒にやっていたことは気分転換や、頭の切り替えになっていたのではないかと思います。あまり重ねすぎるのはやばいですが、博論だけやればよいという状況の方がかえってプレッシャーになるかもしれません。

現在私の周りでも博論にチャレンジしている仲間がたくさんいます。「終わるのかな」と先がみえない旅ではありますが、目標を立て、しっかり問題を明確にして、それをひとつひとつつぶしていけば必ず終わりがあります。じっくり時間をとってコツコツ進めて欲しいなと思います。

私も今年は博論はありませんが、いくつかしっかりまとめたいものがあるので、8月・9月は執筆の期間にあてたいと思います。

今日はざっくりと全体のプロセスまとめてみました。今度は少しテーマなどを絞って書いてみようかなと思います。みなさんの博論執筆プロセスやなにかエピソードなどもあればぜひ教えてください。

■関連書籍

ちなみに博論をやりながら同時並行でやっていた書籍執筆には例えばこれらがあります。調査結果のまとめと、翻訳ですね。どちらも初めてチャレンジするようなことでしたが、自分の今後の研究につながるよい仕事だったと思っています。