noteで記事を更新しています

最近noteでブログ記事を公開しはじめました。このブログもいいのですが、noteのインタフェースやフォロワーの仕組みなどは、モノを書く上で心地よいものがあります。

noteでは、どちらかというと「自分の頭の中のメモ」的なかたちで、正確さや厳密さはさておきこんなことを考えているという散文的なものを更新していきます。

よかったらのぞきみしてくださいませ。

https://note.mu/tatthiy

人は老いたから遊びをやめるのではなく・・・

今年は研究・実践共に「遊び」をひとつのテーマにしています。そのため関連する書籍はいろいろと読みあさっています。

遊びに関する書籍は読んでいて面白いです。また、面白い格言もよくでてきます。例えば、こんな言葉があります。

「人は老いたから遊びをやめるのではない。遊びをやめるから老いるのだ。」
ジョージ・バーナード・ショウ

面白いですよね。

「遊び」ということは、なにかを創造する上で非常に重要なものでありながら、それほど価値が高いモノとして扱われていないように思います。

もちろん「遊び」が「遊び」であるためには、ある種の「実用性」や「有益性」みたいなものをおいておくということがとても重要なのですけどね。

「遊び」的な価値観の面白さや、これが学びや成長にいかにつながるのかについて、今年は深めていきたいので、研究会なども実施したいと思います。

是非一緒に遊ぶように学べればと思います。

積極的なリーダーシップ行動でなくても、組織の活動はスムーズにできる

リーダーシップというと、どちらかというと「積極的」なイメージがあるように思います。リスクをとって、自分が前にでるようなかんじはあるでしょう。

ただ、実際リーダーシップ行動というのは「組織の活動を前進させること」であればよいので、がんがん人前にでるような行動でなくてもよいです。なので、陰ながら支える行動でもいいんだよということをよく言っています。

とはいえ、最近は「組織の活動を前進させる」より、さらに前のステップである「組織の活動を遅らせない」というところからはじめるのもいいのかなと思ってきています。

例えば、簡単な例として、なにかのグループで「ごはんにいく予定」を立てたとしましょう。そのときのリーダーシップ行動として思うのは、「がんがん人を誘う」とか「よいお店を探してくる」とかが思いつきます。

ただ、実際運営する上で、一番助かるのは「出欠をいつまでに回答してください」などの連絡に「すぐ答える」とか「時間通り回答する」ということだと思います。これをわざわざリーダーシップとはいわないでしょうが、組織の活動をスムーズに流している行動とはいえます。

一方で、「出欠に回答がない」とか「直前でやっぱりいけない」といった連絡は、組織の活動に対してむしろ遅らせてしまうというか、ネガティブな影響を与えてしまっています。こうなると、そもそもリーダーシップを発揮する以前の話になってしまうというわけです。

こう考えると、「リーダーシップを発揮できるようになる」というのは、けっこう高度なことですよね。リーダーシップの発揮とは、組織を「より前進させるための、プラスの力をかける」ということになります。

ですが、実際は「組織の前進するスピードを邪魔せず、同じスピードで移動する」ということもなかなかに難しいことです。これができるだけでも実は組織はロスが少なく、そこそこのスピードで前に進めます。実際なにかのリマインドの連絡なども実はけっこうコストになっていると思います。

組織の前進するスピードを「より進める」というのはハードルが高いというひとも、この勢いをキープするためにできることは何かを考えるだけでもリーダーシップを学ぶ第一歩は踏み出せているのかなと思います。

小さいところからはじめていくのがよいのかなとー最近よく考えています。

大人数のプロジェクトでは「個人連絡禁止」のほうがうまくいく

大人数でプロジェクトをするときには、基本的に「個人連絡は禁止」で、グループチャットなどでやりとりをするようにしています。普段からそれが当たり前の人にとっては「そりゃそうだよね」という話かもしれません。

しかし意外にこれは徹底されてないのですよね。むしろ「グループでやりとりをすると情報量が多くなって、迷惑がかかるから、よかれと思って個人連絡」みたいなケースはけっこう多いのかなと思います。

実際は、大人数のプロジェクトで「個人間連絡ばかり」ということになると、全体像を把握することが限りなく不可能になります。そうすると、ある日突然「こう決まりました」、「こうやっておきました」みたいな連絡がきたり、いまだれがなにをやっているかわからないという状況になり、必ず混乱がおきます。

「決まったことの共有」はもちろん重要なのですが、「いまどういう進捗か」というプロセスの情報も、意思決定において非常に重要な情報です。

なので、必ず「この情報を共有しておいたほうがよいと思われる人は全員宛先にいれる」ということをした上で、「あえてそこでやりとりをする」ということが、大人数のプロジェクトをスムーズに進めるポイントになります。

いろいろなツールが発達して、連絡やファイルのやりとりをするツールもたくさんありますが、「それらをどう使うか?」ということはやはり大事です。

大人数のプロジェクトの場合は特に、「個別の最適化」でなく「全体をひとつの生き物」と捉えて、全体にとっての最適化を考えた上でのやりとりが大切になるので、そういう視点を持てるととてもよいのかなと思います。

「楽しいこと」は価値あること

「楽しいだけではダメ」とか「仲が良いだけではダメ」みたいなことは比較的よく耳にする言葉かなと思います。たしかに表面的に楽しい、仲が良いというだけでは、何も生まれないかもしれません。

しかし、だからといって「楽しい」とか「仲が良い」ということは「価値の低いこと」なのでしょうか。

「楽しいだけではダメ」という言葉は、「楽しさ+○○」というニュアンスも含まれているので、楽しさを否定しているわけではないと思います。楽しさ+アルファが必要という主張です。

ただその言葉の中にはどうにも「楽しくなる・仲良くなるのは簡単で、もっと難しくて大事な○○が必要」というニュアンスが含まれているように感じます。

わたしは実際ほんとうに「楽しくなる・仲良くなる」ということはけっこう大変で、そう感じられたら、かなりのことを達成できているのではと思います。

「楽しいだけでは」「仲良しだけでは」

という言葉はたしかにある部分正しいのですが、正しさや仲の良さを否定するのでなく、「楽しくて、仲が良いからこそ○○」みたいな方がパワーがでるなと思っています。

「楽しいこと」は価値があることです。

そういう前提にたった上で教育実践をデザインできるといいなと思っています。

上手さよりも「早くつくって公開できる人」がえらいという価値観を持つ

先日こんなツイートをしたところ、けっこう反響がありました。

アウトプット系のものについては「完璧なものをつくらないと」と思うと、たいてい「そもそも完成しない」ということがおきます。また、途中経過を見せるのが恥ずかしいと思っていると、結局自分のなかで問題を抱えてしまい、そのまま世に出ず終わるということがよくあります。

なので、まず価値観を「よいものをつくる」でなく、「つくって公開できる人がえらい」というふうに変換することが大事だと思います。それではみっともないと思うかもしれませんが、これができるひとは結果的に上手になります。最初から上手さを目指して何もしないより、近道になるんですよね。

だから、アウトプットへのツッコミは色々あったとしてもある意味気にせず、「完成しきること」を最初は大事にしてみるといいのかなと思います。

なにか新しく動画をつくったり、文章を書いてみたいという人は、とにかくつくって公開してみることを意識してみるといいですよ。

高校生350名が参加!立教経営の授業を体験するイベントを実施しました!


今日は立教経営の授業を体験してもらうオープンキャンパスを実施しました!立教経営の学生360名、高校生350名の大規模なイベントです!

今日のイベントは、高橋俊之さん(特任准教授)の発案で実施され、もう6年目ですね。学生たちが自分たちで学んだ成果を教材にして、高校生に教えるというものです。学生は「教えることによる学び」の機会を得られ、高校生にとっては大学生のリアルを知ることができるというものです。

「教えることによる学び」は学習効果が高いと言われていますが、それをよりリアリティあるかたちで実現する学習環境をつくっています。教えるためには理解を深める必要があります。また相手が高校生であればなおさら本気度も高まります。

高校生にとっては一般的なオープンキャンパスだと、イベント化されていて「普段の大学生の姿を知る」というのはなかなか難しいと思います。このイベントは授業の延長でおこなっており、運営側の大学生約360人は必修で受けている学生も多いので、かなり日常の様子に近い形をみることができます。

大学教育の質を高めることと、広報をすることを別々に捉えるのではなく、両方にとって意義のあるかたちを模索するというのはとても大事です。また、高校生が偏差値だけでなく、授業内容や雰囲気で選べるようになることは双方にとって意義のあることだと思います。

くわしくは書籍もご覧くださいませ!

「これやってくれたらおごるよ」に頼らずお願いできるか?

リーダーシップを発揮する上で「人になにかしてもらう」ということはとっても重要なことなのですが、これがまた難しいですよね。

これを練習するためには、日常生活でも安易に「これやってくれたらおごるよ」的な「外的報酬で釣る」みたいなことに頼らず、相手がどうやったら意義を感じてくれるかを考えることが大切かなと思います。

学生の授業課題などをみていても、人を動かす手段としてでてくるものは、

・これやってくれたら「褒美(おごる)」などをあげる
・やらなかったら「罰(お菓子をみんなにあげる)」がでるルールを設定する

というのがかなり多いんですよね。

もちろんこれ自体が悪いことではないのですが、「それ以外の手段」のバリエーションを考えられないというのが問題なのかなと思います。

「賞罰のみ」で相手をコントロールしようとすると、「褒美がでるからやる」、「罰がいやだからやる」ということになってしまいかねません。そうすると「内容の意義」とかはどうでもよくなり、「褒められるか、怒られるか」だけが行動の基準となってしまいます。

特に学生など若いうちは、賞罰のみに頼らず、相手が「その行動自体に意味を感じてくれる」などを目指してお願いするというのは大事なことなのかなと思います。

相手に意義を感じるような頼み方ができ、さらにその上で外的報酬も活用できるようになれば、まさに鬼に金棒です。

若いうちからリーダーシップを育むために、「これやってくれたらおごるよ」に頼らない方法を練習できるといいのかなーと思います。

ちなみにぼくは昨年からLINE@をはじめまして、今年は最低会員1000名になるよう努力中です。入ったからと言って「じゃあなにかおごるよ!」とはできないんですが、ちょっとためになる情報(ブログの更新情報など)をお送りしますので、よかったらご登録くださいませ笑

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これで登録数増えなかったら、リーダーシップが足りないので、今年も精進してがんばります笑

アウトプット強化月間!考えを出すことでインプットの質を高める

今月は日々のアウトプットを強化しようということで、ブログに加え、久しぶりにtwitterをちゃんとやろうかなと思っています。ちゃんとやるっていうのも変な話ですが笑

アウトプットの量を増やそうとすると、必然的に世界の見方がかわってきます。結果的にインプットの質が変わっていくんですよね。

「あっ、ここからこういうこと学べるな」

「こないだ読んだ本でこういうのがとても面白かったから共有しようかな」

「これに関連するこういう本読んでおこうかな」

という発想が生まれてきます。

今年は、次の面白い方向性に進むべく、質・量ともによりよいインプットをしたいと思っているので、そのためにもまずアウトプットから先にやっていくことにしました。

こういうときはしっかり「数字の目標」があったほうがやる気がでるので、目標の数値を探るべく、フォロワー10000人以上の自分がよくみている影響力あるアカウントの人たちが月にどのくらいツイートしているかを調べてみました。そうすると目安ですが、

・だいたいの平均 月700-800ツイート(1日約25ツイート)
・多めの人 月2000ツイート以上(1日約70ツイート)

というかんじかなと思いました。

なので、私はとりあえず「1日20ツイート以上する」ということを目標に設定してみました。

火曜日にはじめたのですが、これがけっこう大変です笑

「いやー、つぶやきすぎちゃったな。。。」

とか思ってたら、4ツイートくらいでびっくりしました。

まあいきなり20ツイートとかになると、フォロワーの人たちには「うるさい」と思われかねないのですが、まあそこは内容的に意味あるツイートをして「ためになっていいな!」と思ってもらえるようがんばりたいなと思ってます笑 いろいろと授業やリーダーシップに関連するツイートをしています。

現在フォロワーは6491人なので、まずは7000人、そして一年が終わる頃には1万人を超えられるといいなと思っています。

「数値の目標」というのは、「それだけを目的にする」と本末転倒なのですが、「進捗をチェックして成長する」という意味ではとても有効です。上手に数字を使いつつ、よりよい2019年にしていきたいです!

ちなみにLINE@の会員はいま約300人なので、今年は1000人までいきたいなーと思っています。意味のある情報をみなさんにお届けしたいと思っていますのでよろしければぜひご登録くださいませ。

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言葉にでてこない相手の価値観に気づくということ

リーダーシップにおいてコミュニケーションはやはり鍵になります。

例えば「聞くこと」は非常に重要なのですが、そこで最初にポイントになるのは「言葉にでてこない、相手が大事にしている価値観に気づく」ということです。

まあもちろん最初は「相手の言葉もちゃんと聞いていなかったりする」ので笑、正しく聞くということが大切になります。変にこちらの解釈を混ぜずに、相手がどのように表現しているかをしっかり聞くのがポイントです。

それができるようになったら、次は「言葉にでてこないこと」、相手の表情や声のトーンなどから、「大事にしている価値観を感じる」というのがポイントになります。

「この人はこういう話をしているときにすごく笑顔になるから、きっとこういう価値観を大切にしているんだな」

ということを感じながら聞くことができると、相手との関係が構築しやすくなります。

ここで感じた価値観というのは、もちろん時々間違うこともあるのですが、「こう感じたよ」と伝えてみることで、お互いの「話す・聞く」の信頼関係が生まれてきます。そのような関係ができると、またコミュニケーションしようというかんじで、関係性が構築されていきます。

そういう練習というのは普段あまりしていないので、自分がちゃんと聞けている・聞けてないということ自体も把握するのが難しかったりするのですが、こういう視点を持って普段のコミュニケーションをみると発見がたくさんあるのではと思います。

普段の何気ないコミュニケーションを意識してみることで、リーダーシップに活かせることはたくさんありますよ。