「リーダーは孤独」は本当か?

「リーダーは孤独だよね」というと、「そうそう」とか、「そういうものかも」と思うのかなと思います。ぼく自身も時々そう感じることがありました。

ただ、実際、「孤独だ」と感じるときは、不必要に「自分で問題を抱えようとすること」をしたり、「自分のことを相手に開かずに、自己完結しようとしているサイン」なのかなと思ったりするようになりました。

そんなことを考えるきっかけになったのは、先日読んだこちらの本で「社長は孤独」ということについて、書かれたエピソードがあったからです。

 

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こちらの書籍の中でも、自分で「社長は孤独だ」と思ったものの、よくよく話を聞いたら、そう思っていたのは自分だけだったのかもと思ったというエピソードが紹介されていました。実際は、ついていくと思ってくれている熱い社員もいたということですね。

「リーダーになってなにかをやる」というのは本当に大変ですし、孤独感を感じたりするケースは多かったりするとは思います。ただ、周りに目を向けた時に「本当に状況は事実として、孤独なのか?」ということは考えてもいいのかなと思います。

実際は、たぶんきっと応援してくれている人もたくさんいるのかなと思います。

つらいときはふさぎ込みたくなりますが、周りに仲間がいることを信じて、行動することを大切にしたいですね。

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学校の先生方に「教え方を教える」より、ほんとは一緒に考えたいこと

先日、都立千歳丘高校で、講演をしてきました!毎回アクティブラーニング型授業に関連したことを話すのですが、今回は先生方のリクエストにお答えしつつ、少し大きめなテーマとして「これらの時代はどう変わっていくのか?そのために教育ができることとは?」という話をしました。

学校で「アクティブラーニング型授業をしよう」というHowの議論は非常に盛んになされてはいますが、結局のところ「なぜ教え方を変える必要があるの?」というWhyの議論をじっくりするということは実はそれほどないのかなと思っています。

研修でいったら、最初に少しだけ話をして、あとは教え方のテクニックの話に終始してしまうということもあると思います。

もちろんそういうタイプの研修が必要ではあると思いますし、自分が実際やることもあります。

ただ、それだけだと「なんで教え方を変える必要があるのか?」というそもそものところに納得がいかないというケースも多いのではと思います。

また、教え方にも「答え」があるわけではなく、実際は現場に合わせたカスタマイズが必要になります。そうしたカスタマイズをするためにも「なぜ変える必要があるのか?」という大きな背景を一緒に共有することが大事ではと思います。

その方が一緒にビジョンというか目的も共有できるので、一緒にチームになってがんばれるというのもあると思います。

そうした場になればという思いで、今回はいつもと少し話す内容を変えて、大きな話をした上で、教育実践の事例などを紹介しつつ、最後に各教科でできることはなにかを考えるという内容で実施しました。

プレゼンテーションの冒頭では、リンダ・グラットンストンさんのLIFE SHIFTなどの話を紹介しました。100年時代を考える上でわかりやすい教材です。ただ、これだけだと私がプレゼンテーションをする意味がありません笑

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なので、将来を予測するようなデータや事実を伝えるながらも、話の本筋にずれないようにしながら、なるべく「舘野が実感として感じている事例」や自分自身の関わっているプロジェクトに紐付けて、私自身のストーリーとして語れるようなものもお話しさせていただきました。

例えば、テレワークや、働く空間の変化については、舘野が実際に体験してきた、バリ島ウブドにあるコワーキングスペースである「Hubud」の事例などを紹介しました。Hubudは実践女子の松下先生と一緒に行ってきたのですが、新しい働き方を身近に実感する非常によい機会でした。

 

また、それ以外にも、「正社員に限らず人手不足である」という点や、「既存のサービスではなく、新たな仕組みをつくる力が求められている」という点に関連して、立教大学経営学部で起業をした小川嶺くんのタイミーの事例なども紹介しました。

こうした話は大きな話ではあるのですが、これらをもとに高校の教科教育に紐付けて何ができるかという話を舘野のアイデアも共有させていただきながら、先生方と一緒に議論しました。

私も今回このスライドをつくりながら、教科教育でできることを考えていましたが、事実と解釈を分けて理解して、新たな解釈をつくる活動や、仮説-検証のサイクルを学ぶ活動など、教科教育のなかで実施できることはたくさんあると思いました。

大きな話と授業の実践レベルの話を結びつけるというのはなかなか難しいことではあるのですが、なかなか面白い議論になったように感じています。

何かを変えるという場合に、「こういうやり方になったからそのままやってください」ということよりも、なぜそれが重要なのかというミッションをお互いに共有して実施する方が、確実にパワーがでます。

また、実際は各現場によってさまざまなカスタマイズが必要ですし、現場のことは現場にいる人たちが一番よくわかっていると思います。

大学にいる私ができることは、さまざまな場所に自由に行き来できること(企業や学校現場など)、そして、さまざまなデータを知っていたり、自分自身も研究をしていることなので、それらをもとに、素材を提供することができれば、きっと現場の先生方が一番良いかたちで「How」を実現してくれるのかなと思っています。

なかなかスケジュール的にすべての高校に伺うことができずに心苦しくはあるのですが、なるべく高校教育の現場に顔を出せるよう来年もスケジュールのやりくりができればと思います!

ちなみに、バリ島のウブドで必死で執筆していたのが、「リーダーシップ教育のフロンティア」です笑 場の雰囲気もあるのか、めちゃくちゃ集中できて、「自分てこんな集中力があったのか。普段の生活で発揮できているパワーは3分の1くらいなんじゃないか。。。」という気づきを得ました。また実際に自分でいろいろな場所に足を運びたいと思います。

がんばって書いたのでよろしければぜひご購入くださいませ笑

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大学生にとっての「ナイトプール的な成長空間」を考える:ゼミレンジャー2018を実施しました

先日、ゼミレンジャーという複数の大学、ゼミで集まるイベントを実施しました。気づけば今年で5年目となりました。

今年もこんな方々と一緒に実施しました。(スケジュール的な問題で先生だけ、学生だけの大学もありました)

  • 同志社女子大学 上田信行ゼミ
  • 実践女子大学 松下慶太ゼミ
  • 法政大学 長岡健ゼミ
  • 東京都市大学 岡部大介ゼミ
  • 慶應義塾大学 牛島利明ゼミ
  • 立教大学 舘野泰一ゆかりのメンバー(舘野ゼミはないので)

このイベントは、毎年年末に実施しており、大学の枠を超えて「自分の経験を言語化して、振り返り、ネットワーキングをする」というコンセプトで実施しています。

大学教育の中で「経験をする場」は増えてきましたが、「経験を語る場」はそう多くありません。また、大学の中にいると、ついつい「自分たちにしか分からない言葉」でしか現象を説明することができなくなります。

そうした問題意識から、大学を超えて、自分たちのことを語ったり、相対化したりする場として、ここ5年くらい、さまざまなサブテーマを決めて実施しています。

このイベントの特徴は「各大学で持ち寄ったワークショップの集まり」であるという点だと思います。

最近、大学を超えて、ディベートをしたり、PBLをしたり、論文で対抗したり、というのは増えてきていると思いますし、これらで得られるものもたくさんあると思います。

しかし、こうした場では大学の枠は超えているものも、「競技的に争う」という活動がメインになり、「経験を語る」ということについてはなかなかできないのかなと思います。

競争するでも、ただ語るでもなく、お互いのことをさまざまなアクティビティを通して知り、自分自身についての理解を深め、次のチャレンジにむかえるような場であり、そうした場を「自分たちの持ち寄りでつくる」というのがこのイベントの特徴だと思います。

今年は、松下先生がサバティカル中ということもあり、舘野がサポートしつつ、より学生主体でイベントをつくるということに挑戦してみました。

今年のテーマは「ナイトプール」大学生にとっての「井戸」でも「大海」でもない、背伸びの空間としてのないとプールとはどのようなものかをみんなで考えました。

会場は慶應義塾大学の日吉キャンパスでおこないました。いつもは実践女子大学の渋谷キャンパスを使うことが多いので、はじめての会場となります。ぼくも日吉キャンパスにははじめてきました。はじめて訪れる大学というのは、なぜかとてもワクワクしますよね。

最初は舘野から軽く趣旨説明をして、

その後は実践女子チームの運営で、身体を動かすアイスブレイクのようなワークをしました。ジェスチャーゲームなどをとりいれ、最初からよいかんじで盛り上がりました。

その後、ランチを食べて、各大学でゆるりと交流をして、午後のワークへ。午後のワークは立教チームの「ナイトフルーツバスケット」なる新ワークを実施しました。

立教チームは、ワークショップをオリジナルで開発して、自分たちでファシリテーションをするのははじめてです。新ワークの開発は苦労したと思いますが、場作りの楽しさを感じたのかなと思います。

このワークでは「フルーツバスケット」のルールを応用して、ひとり残った人が「テーマについて1分語る」というものでした。グループサイズをどんどんと大きくすることで、井戸・ナイトプール・大海を身体で体感してもらいました。

最後は「大海」として全体の前で語ってもらいます。グループサイズが変わるだけで緊張感はかなり変わります。

続いて、同志社女子大学の上田ゼミチームのワークショップ。ダンスあり、歌ありの導入から、LEGOの高積みワークへ。ぼくも参加しましたが、なんかはじめて高く積み上げられた気がします笑

LEGOの後は、似顔絵を全員で書くワークを体験し、最後に同女メンバーなりの「ナイトプール的空間」をフロー理論から解釈して話をしてくれました。

最後の教員トークは東京都市大学のみなさんがファシリテーションをしてくれました。海外から松下先生もビデオで参加し、上田先生もビデオで登場。なぜ種田君(立教)は先生と写りたがるのでしょうか笑

イベント全体の振り返りは、立教チームが担当。イベントについて語るだけでなく、メンバーに対するメッセージを相互に紙に書くというワークをしました。ただ、これもそのままやっては面白くないので、ここで書いた紙が「年賀状」として家に送られてくるというものにしました。このワークも今回用にはじめて開発したものです。立教チームのみなさんもおつかれさまでした!

ということで、今年もなかなか盛りだくさんの内容でした。

今年は慶應義塾大学でやり、打ち上げも日吉でおこないましたが、やはり「大学のある駅」というのは、その大学のカルチャーを感じられるもので、それ自体もとても楽しかったです。街と大学というのは改めて切り離せないものだと感じました。

イベントを実施して、あらためてこういう場のもつ意味はこれから増えそうだということを感じました。

大学生が単にワークショップに参加するのではなく、「場の設計を通して、場に参加する」というのは非常に面白いコンセプトだと思っています。

松下先生と、今度は都内だけでなく、さまざまな地域でゼミレンジャーをやっていくのも面白いねという話をしています。大学における学びのコミュニティを捉えるという意味でもなかなか面白い試みだと思うので、来年は

・関西ゼミレンジャー
・九州ゼミレンジャー
・北海道ゼミレンジャー
・東北ゼミレンジャー
・中部ゼミレンジャー

などを実施してもよいかもしれません笑 イベントそのものについて企業の方にスポンサーとしてついてもらうような試みも面白いかなとも思っているので、そうした広がりもありそうです。

ゼミレンジャーは、毎年定期的にやることが決まっているわけでもなく、別に「やらなくてはいけないイベント」ではないので、イベント前は「今年で終わりかなー」といつも思っているんですが、なぜか終わると「次にまたなにかやりたくなる」という不思議なイベントです。

少しずつ輪をひろげていけるといいなと思いますので、ご興味ある大学関係者の方々、企業関係者の方々は気軽にお声がけくださいませー。

例年の様子はこちらです。
https://www.tate-lab.net/mt/2018/11/semi2018.html

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アイデア作りに欠かせない「超具体的な妄想」を考える力

アイデアをつくるときには創造性や抽象的に考える力はもちろん必要なのですが、最近あらためて大事だと思うのが「超具体的に考える」という力です。

「こんなアイデア」とふんわりしているのではなく、「こんなかんじで、ここにこんな動きがあって、こういうふうに動く感じ」という具体性をもった妄想というのは、実は創造の種としてとても重要です。

この「超具体的な妄想」を考える力というのが、アイデア作りに欠かせない力であると最近あらためて感じています。

超具体的な妄想がよいのは、「周りの人から肉付けできるようなフィードバックがもらえるところ」や「自分でも試しにトライアルなどができる」という点です。

ある程度具体性を持ったアイデアの場合は、周りの人も「ここがこうなったら楽しいかも!」といった「具体的かつ前向き」なフィードバックがしやすいんですよね。

これがなんとなくのアイデアだとうまく伝わらなかったり、それって面白いの?といった、前向きになれないフィードバックをもらってしまうこともあるのかなと思います。

よりよいフィードバックをもらうためには、自分がどのようなカタチでアイデアを共有するかというのも非常に重要です。

そういう点でも「超具体的な妄想」を考える力は欠かせないのかなと思っています。

アイデアは試せる状態になったら「すぐ試す」のが一番の近道

なにか新しいアイデアが思いついたときは、「試せる状態」までいっているのであれば、そこから何度もミーティングを重ねるよりも、まずは「一度試してみる」というのが一番の近道だと思います。

例えば、「こんな動画が面白いんじゃないか」というアイデアがある場合、「一度試して撮影したり、編集できたりする」という状態であれば、やってみたほうがその後の展開を考えるのが早くなります。

それをせず、アイデアが固まってから行動をしようとしていると、その間に自分の中で考えすぎて面白くなくなってしまいます。また、変にいろんな人からアイデアばかりもらってしまったりすると考えすぎて動けなくなります。

それを防ぐためには、「まず小さく試す」というのが一番よいです。

これはいきなり本番を迎えろというのではありません。

仲間内でもいいので、まず一度カタチにするということによって、はじめて「面白さ」や「改善したい」という欲求が生まれてきます。

たぶんこれは

「大掃除しようと思うと、めんどくさくて結局目の前のゴミも拾わない」けど、

「とりあえず目の前のゴミを拾ったら、全部きれいにしたくて、大掃除が完了する」というかんじ

に似ているような気がします。

やりたいことがあるなら、まず小さくカタチにしてみましょう。それが不格好でも、完成度が低くてもかまいません。

アイデアはそのままカタチにならないというのが一番悲しいことです。

トライアルできるところまできたら、まず小さく試すというのを心がけると、結果的にアウトプットの質・量が高まってくるのかなと思います。

ワークショップデザイン講座を実施しました:札幌文化芸術交流センター SCARTSアートコミュニケーター講座

先日札幌でワークショップデザインの講座を実施してきました。この講座は、新しくできた「札幌文化芸術交流センター SCARTS」のアートコミュニケーターの方向けに実施しました。講座そのものも第一期となります。

今回は「とびらプロジェクト」で同様の講義をやっているご縁で(伊藤達矢先生とのつながりで)、実施させていただくことになりました。

参加者は約30名で、職業(主婦をされている方から働いている方まで)や年齢層もさまざまです。ただ、一期生ならではのパワフルさは全員に共通していると感じました。

短い時間でワークをし、ワークショップデザインの構造、教育・学習の歴史などのレクチャーもがんがんするのですが、みなさん熱心に取り組まれていました。終了後も質問にきてくださる方が多く、気づけば30分くらいいたかもしれませんね。

建物自体もできたばかりで、図書館や展示スペースなどつくりが面白く、素敵な空間だなと思いました。またぜひいきたいです。

アートに関連する仕事は時々やらせていただくのですが、個人的には楽しみながらやらせていただいています。アートという文脈と、生涯学習はとても相性がよく、老若男女が自発的に学ぶ空間が実現されていると感じるので、個人的にはやりがいを感じています。

大学卒業後、大人になってから学ぶということは、企業の中の文脈に限りません。自分の関心に合うものを、多様な人と学ぶ環境をつくるお手伝いができると個人的にも楽しいなと思っています。

今回講座に参加してくださったみなさま、そして、運営してくださった渡部さん、樋泉さんはじめスタッフのみなさまどうもありがとうございました。

場作りに関する記事はこちらにまとめてありますのでよろしければご覧下さい。
https://goo.gl/Wijhjs

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あなたはどんな「遊び」が好きですか?:場作りのコツでありキーとなる遊び

最近自分のまわりで、ワークショップなどの場作りに興味を持つ学生が増えてきました。特にぼくは、やれともなんとも言ってないのですが、「イベントつくってみたい」「ワークショップつくってみたい」という人たちが続いていて、とても面白いです。

なので最近は舘野流の場作りの方法をその場で少しずつ教えています。いろいろよい参考書もあることはあるのですが、完全にフィットするものはないので、この機会に書籍にでもしたいなという気持ちにもなっています。

今回はその中でも特に「遊び」の要素の取り入れ方について書きたいと思います。

ぼくがワークショップや場作りと呼ぶ場合には、いわゆる授業などの作り方と異なり、「遊び」や「非日常」の要素を上手に入れ込むというのがとても大切になってきます。

「えっ、そんなことやっちゃっていいの?」みたいなかんじがわりと重要で、そのスパイスになるのが「まじめな要素」ではなく、むしろ「遊び」なんですよね。

そして、ワークショップや場作りの「味」だったり、「その人らしさ」というのは、その人の好きな「遊び」の要素にかなり左右されるともいえます。

競争好きな人は、どこかに競争的な要素としての遊びが含まれてきますし、ごっこ遊び的なものが好きな人はまた違う楽しみの要素が含まれてきます。

このようにワークショップや場作りにおいては、その人の「教育観」より、むしろ「遊び観」のほうが、大きな影響を与えるのではないかという感覚があります。

なので、場作りをする際には、「どんなことが楽しかったかな」とか「どういうのが好きかな」という遊びのバリエーションや原体験がとても大切になってきます。

そのバリエーションを豊富にもっておくこと、そして、それに自覚的になることが実はけっこう重要な一歩なんだろうと最近思っています。

今日は「遊び」について書きました。このあたりについては、また記事で詳しく書いていきたいと思います。

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雑誌「看護管理」にリーダーシップに関するインタビューを掲載していただきました

医学書院さんの「看護管理」で「全員がリーダーシップを発揮し合えるチームをつくる」という対談を掲載していただきました。

私からはリーダーシップ教育の枠組みや、立教大学経営学部の実践について紹介させていただきました。

「看護」の領域でも、全員発揮のリーダーシップが求められているということをあらためて実感しました。書籍全体のテーマも今回は、「全員がリーダーシップを発揮し合うチーム」となっています。興味深く私も読みました。

対談は大学院で同じ中原研究室だった保田江美さんとおこないました。同じ研究室のひとたちとこういうかたちでコラボできるのはとてもうれしかったです。

「全員発揮のリーダーシップ」は、大学や企業に限らず、初等中等教育(教師同士の関係についても)や看護の領域など、さまざまな分野で注目が集まっているということを日々実感します。

リーダーシップの新たな理解が広がっていくタイミングなのかなと思うので、そうした変化が、現場にとって混乱ではなく、背中を押せるようなものになればと思います。

「新しい○○」というのは、時に現場にとっては混乱や負担につながってしまうこともあるので、そうではなく、現場の力になるようなカタチでかかわる方法を大切にしなければと最近あらためて思います。

いろいろとご協力できればと思いますので、ご興味ある方はぜひご連絡くださいませ!

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日本教育新聞に「リーダーシップ教育のフロンティア」の書評が掲載されました

先日、書籍「リーダーシップ教育のフロンティア」の書評を掲載していただきました。ありがたいことに以下のような感想をいただきました。

理論編と実践編の2冊のうちの本書は、実践編である。内容が理解できるにつれて、興奮に震えるような感覚が私には湧き上がった。

新しいリーダーシップの考えがどんどんと広がっていくといいなと思っています。まだ読んでいないよという方はぜひ手にとってみてください!

そしてぜひ感想教えていただきたいです。

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自分の働きかけで世界が変わると信じられるか?:ゆらぎの中でのアクション

あなたは自分がなにか動くことで、自分の周りの環境がかわると思いますか?

リーダーシップを育むためには、これを「変わるかも」と信じられるかが実はけっこう重要なのかなと最近思っています。

自分が動こうかなんだろうが、自分の「外の世界」というのは「すごくかたいもので動かない」と捉えていると、なかなかアクションを発揮しようとは思いません。「どうせいってもかわらない」というあきらめのモードに入ってしまうとリーダーシップどころではありません。

自分が動くことで、小さいかもしれないけれど、なにかしら状況や環境が動きうるのだという感覚を得られるかどうかが、今後リーダーシップを発揮したいと思うかについて非常に重要なファクターとなっているのかなと思います。

もちろん、周りの世界ががらっとかわるということはなかなかないかもしれません。そして、自分の周りの環境は「固定しているように見える」のはある種当たり前かもしれません。

しかし、実際の環境というのは、それほど安定しているものではなく、「ふらふらしているけど、現時点ではそれが当たり前ということになっている」という、動的でありながら一時的に安定しているように見えているだけの世界ともいうことができます。

そうした「ゆらぎ」がある世界だということを認識した上で、自分が動くことで、そのゆらぎのかたちが変わりうるのだという期待や確信を持つということが、実はリーダーシップ発揮の上でとても大事なポイントになるのだろうと思っています。

ゆらぎの中でアクションをしてみようという感覚をいかに持つことができるのか?

このあたりは今後考えていきたいテーマだなと思っています。

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