月別アーカイブ: 2012年4月

論文・本を題材にみんなで議論-Unlaboratory読書会を実施しました!

RIMG0010

先日Unlaboratory読書会を実施しました。Unlaboraotry(アンラボラトリー)とは、僕が勝手に主催している「これまでの研究室を超えた、研究室」をテーマにしているコミュニティです。領域、所属などに縛られずに色々な人がつながり、新しいものを生み出していくことを目的としています。
さて、そのUnlaboratoryでは月に1回くらいを目安に読書会をしています。通称「アンラボ読書会」です。この読書会では、自分の研究テーマに関連があり、さらに参加者にとっても議論しがいがあるであろう文献を個人で勝手に選定して、レジュメを作り議論をするものです。
今回で何回目かな。そもそもUnlaboratoryというコミュニティを作ったのが12月末だったのですが、1月くらいから毎月やっている気がします。青学院生である眞崎さんが運営をしてくださっていて大助かりです。
今回読書会で議論したのは以下の文献たちです。
私は大学のライティングセンターに関する論文と、大学とは何かの二つを紹介することで、今後の大学のあり方について議論をしました。
大学ライティングセンターに関する考察–その役割と目的
大学とは何か (岩波新書)
大学とは何か (岩波新書)

posted with amazlet at 12.04.28
吉見 俊哉
岩波書店
売り上げランキング: 7743

自分以外のメンバーは以下の2冊を紹介してくれました。「ことばと身体」に関する本、さらには「知的好奇心」に関する本です。

ことばと身体 「言語の手前」の人類学 (講談社選書メチエ)
ことばと身体 「言語の手前」の人類学 (講談社選書メチエ)

posted with amazlet at 12.04.28
菅原 和孝
講談社
売り上げランキング: 99092

知的好奇心 (中公新書 (318))
知的好奇心 (中公新書 (318))

posted with amazlet at 12.04.28
波多野 誼余夫 稲垣 佳世子
中央公論新社
売り上げランキング: 30276

【女子のためのサイエンスイベント】 Science Girls’ Talkの情報をまとめました!

最近【女子のためのサイエンスイベント】 Science Girls’ Talkに関する情報をたくさん書いていたので、ひとつにまとめました!

イベントの詳細、メンバー、コンセプト、お店などなど、色々な情報が詰まっていますのでぜひご覧下さい。
ちなみに、募集締め切りが【5/1】と迫っております。20名限定のイベントになりますので、興味がある方はお早めにご応募下さい!
申し込みはこちらから!

「理科苦手だったんだよねー」という人が科学を楽しめるために:女子向けサイエンスイベント「 Science Girls’ Talk」

昔、小学校とかで理科の実験やったときに、なぜか同じ手順でやっているはずなのに、うちのグループだけうまくいかない!ってことありましたよね。
今回はそんな気持ちもちょっと含めつつ、昨日に引き続き、「女子のためのサイエンスイベント」 Science Girls’ Talk(サイエンス・ガールズ・トーク)に関する記事を書きたいと思います!
【申し込みページ】
今回のイベントのリアクションとして「サイエンスってハードル高いなあ」という声もあったのですが、私たちはむしろ「理科苦手だったんだよねー」という人にきてもらいたいと思っています。
なぜかというと、そもそも僕も「サイエンスについてものすごく興味がある!分かりたい!」ってことはないんですね(笑) 
そもそも僕も文系だったため、サイエンスの知識は中学校で止まっています。止まっているだけならまだしも、退化しているのが目に見えています。
じゃあなんで今回サイエンスイベントをやるのか?
それはきっとサイエンスってほんとは楽しいのだろうなっていう感覚があるからなんですね。実際に今回の企画を作っていく上で、色々な実験を体験してみましたが、単純に楽しいんです。
今回のイベントにきたからといって「すぐに何かの役に立つ!」とか「絶対に仕組みが理解できる!」ということはそれほどないのですが「サイエンスってなんとなく楽しいな」っていう感情を持ってもらえれば成功なのかなと思っています。
「女子がヨガに行くような感覚で、サイエンスを楽しむ場があってもいいんじゃない?」
というメッセージはそうした意味も込められています。あえて「趣味としてのサイエンス」ということをテーマにしています。
では具体的にどんな仕掛けをしているのかについてもちょっとご紹介します。
香りを感じるための「料理」と「実験」
今回のテーマは「香り」ですが、「香りのメカニズムについてばっちり学習!」というよりも、むしろ「体で体感すること」を重点においています。「サイエンスを学ぶ」というより、「サイエンスを感じること」というかんじですね。
例えば、イベントの最初は、フードデザイナーであるたかはしよしこさんの料理の香りを堪能するところからはじまります。食べ物にとっても「香り」はとっても大事な要素です。小難しいことはおいておいて、まず香りを体感してみるということを重視しています。
もちろん、途中で簡単なレクチャー&香りのメカニズムを体験するワークが入りますが、それは「体感すること」をより楽しむためのスパイスです。
後半は実際にアロマオイルを調合してみることで「香りを合成するとどうなるだろう」ということを体験していただきます。匂いと匂いをまぜるとどうなるんでしょうか?実際にいろいろ試行錯誤してもらいます。
ちなみに今回のイベントではやらないのですが、この企画を考える上で「リンゴ以外のもので、リンゴの匂いを再現しよう!」という実験を試してみました。
ringo1.jpg
どうやらバナナだったり、焼酎だったり、いろんなものを混ぜて作れるということです。
ringo2.jpg
これは期待が高まります!
そもそも食材的にもおいしそうです。
いざミキサーにかけ出来上がったものをかいでみると!
「リンゴ・・・・、かなあ・・・・」
という状態に!あれ!?うまくいくんじゃないの?
「なんかバナナが強いから、焼酎多めにいれてみようよ」
といって、試してみると
「うーん・・・、焼酎だね・・・・」
という残念な結果に終わりました。
(その後もいろいろやりましたが結局だめでした)
冒頭で書いた通り、できるといった手順でやったのになぜかできないという悲しい思い出を思い出しました。
しかし、もう大人になったので、この試行錯誤こそ科学!というポジティブな気持ちで実験を楽しみました。
今回やらないのは別に僕たちが失敗したからではなく(笑)、プログラムの都合上なのですが、こんなかんじで、「実際に作ってみて試すこと」を大事にしたいと思っています。
イベントの最後は、作った香りを持って帰るために、自分オリジナルのアロマキャンドル作りを行います。ここで作った香りを閉じ込めて、記念に家に持って帰って下さい。
ちなみに、5/12は母の日の前日です。母の日のプレゼントにするというのはいかがでしょうか?
まとめ
ということで、今回はあらためてコンセプトの説明と、具体的な内容のご紹介でした。
なんとなくサイエンスを感じてみたい、楽しんでみたいという方は以下の申し込みページからお申し込み下さいませ!

女子向けサイエンスイベント「 Science Girls’ Talk」はこんなメンバーでつくっています!(企画裏側とメンバー紹介)

先日告知しましたが、「女子のためのサイエンスイベント」 Science Girls’ Talk(サイエンス・ガールズ・トーク)というイベントを実施します。
【申し込みページ】
今回のイベントは僕にとっては初めてのサイエンスイベントということで、新しい挑戦の楽しさと難しさを感じています。
元々この企画は僕が提案したものになります。考えたきっかけは、サイエンスイベントって子どもや親子対象だったり、男の人が参加するイメージだったので、女性が楽しめてかつ、これまでにないような雰囲気の場をつくれないかなあと思ったんですね。
でも当然こういう場は僕ひとりではできません。そこで今回のイベントでは色々な人とコラボレーションしながらつくっています。今回はそのメンバーを簡単にご紹介できればと思います。
今回一緒に企画している仲間たち
1人目の仲間は木村優里さんです。木村さんはNPOでずっと理科の実験教室などをされてきた方です。たぶんこれまでやった実験の回数は軽く数百回になるんじゃないでしょうか。現在は日本のサイエンスカフェのあり方などに関する研究をされています。
このイベントの企画当初は、毎回居酒屋などで、木村さんに簡単な実験を見せてもらっていました。居酒屋でも実験ができるんだ!と大変ワクワクしました(笑)今回もサイエンスパートは木村さんが全て担当してくれています。
2人目の仲間は牧村真帆さんです。牧村さんはこれまでも色々なイベントの企画を一緒にやってきました。特に空間デザイン等を得意としています。
今回のサイエンスイベントは、これまでにないような雰囲気にしたいと思ったので、場所の設定や女性向けのアレンジなどをこだわりたいと思い、牧村さんに協力してもらっています。
写真は、居酒屋でプチ実験体験中です。このときは分光シートを体験しました。
hikari2.jpg
hikari.jpg
3人目の仲間はたかはしよしこさんです。たかはしよしこさんはフードデザイナーをしていて、いつもイベントにマッチした食べ物をデザインしてくれます。今回のイベントの料理部分をご担当いただいております。写真はよしこさんチーム&今回の会場となるcafe cowraです。
cafe.jpeg
「理科の実験をするのにご飯?」というかんじがするかもしれませんが、料理が学びのきっかけになるような場を考えています。
企画の楽しさと難しさ
こんな多様なメンバーで企画をしているので、ミーティングの過程はとても楽しいです。理科の実験の楽しさ、それを実現するための空間、そして料理など、自分一人ではでてこない発想がどんどんでてきます。
実際に自分たちも実験をしたりするのも醍醐味ですね。今回のイベントでもつくるアロマキャンドルも、試しに作ってみました。
rousoku.jpeg
その一方で、はじめて企画するイベントのため、色々戸惑う部分も多くあります。このあたりの戸惑いは、あらためてまた記事としてかけるといいですね。
今回のようにイベントの裏側を少しずつブログで公開していく予定ですのでこちらも楽しみにして下さい。
今回のイベントの参加費は少し高めなのですが、お料理代、実験の材料費など全て込み込みの値段となっています。もし興味のある方は20名限定となりますので、お早めにご応募くださいませ。
【申し込みページはこちら】

レポートを書くネタに困ったら?-まずは新書を読んでみよう

1.jpg
レポートの書き方について色々な方法はありますが、なんといっても「内容に関する知識」がないとやはりいいものは書けません。
例えば、
  • ネットワーク・セキュリティについて書きたいなら、セキュリティとは何かについて
  • ネットワークとマーケティングのことについて知りたいなら、マーケティングとは何かについて
など、最低限の知識が必要でしょう。
そのためには色々な本を読む必要がありますが、大学に入学したばかりの学生にとっては、どれを読んでいいかわからないかもしれませんし、いきなり専門性が高く、分厚い本を読むのは大変かもしれません。
(読める人はどんどんチャレンジ!)
そんなときには、まず「新書」から読んでみるのはいかがでしょうか。
新書の良いところ
新書はなんといっても、
  • 内容がコンパクトにまとまっている
  • 内容が読みやすい(難しいのもあるけど)
  • 本が軽い、薄い(よって、持ち運びやすい)
  • 値段が安い
という特徴があります。
もちろん一冊だけ読めばそれでレポート全部書けちゃう!というわけではないですが、その領域でどういうことがトピックになっているのか、どういう言葉が使われているのかなどを掴むことができるでしょう。
新書で読んだ知識はそれで完結というよりも、図書館での調べるときのキーワードがわかったり、先生に質問するための最低限の知識がついたりと、先が見えてくるものだと思います。
この方法は僕だけがおすすめしているわけではありません。
例えば「論文の教室」(戸田山和久)という本の中では、
  • まず新書を一冊読んでみて、それを踏まえて先生に質問しにいくといい
というアドバイスが書いてあります。
また先日ネットで話題になった東北大の沼崎先生のツイートの中にもこんなものがありました。

いきなり大量の冊数を読むのは難しいかもしれないので、僕はまず1冊なんとなくピンとくるものを探してみたらどうかなと思います。
新書の探し方
shinsyo.jpg
新書マップ
新書を探すための方法は色々あると思うのですが、このサービスはそれに特化しているのでよいかなと思います。たまたま見つけたのですがこれはとても面白く、僕もはまってしまいました(笑)
このサービスでは、自分の気になる領域の「新書・選書」を一気に表示してくれるものなんですね。言葉があいまいでも連想的に検索してくれるので、まだテーマが漠然としているときにはこれを使って関連領域を見つけていくのがいいかなと思います。
また、新書であれば、大きめの書店・もしくは大学の生協や購買部に行って新書コーナーをぶらぶら歩くのも効果的です。気になるタイトルを見つけたらパラパラ中身をみてみましょう。目次をみればどういうトピックがあげられているかがわかります。
とりあえず何冊も手にとってパラパラ見てみることを繰り返し、1冊でいいからお金を出して買ってみましょう。もちろん、図書館でかりるのもありですが、マーキングしたり、折り目をつけたりできますし、新書は手頃な値段ですから、買ってみるのがいいかなと思います。
僕が大学時代に読んだ新書
僕も学部時代に新書は色々読みました。印象に残っている本は以下の2冊ですね。
新・コンピュータと教育 (岩波新書)
佐伯 胖
岩波書店
売り上げランキング: 108851
メディア・リテラシー―世界の現場から (岩波新書)
菅谷 明子
岩波書店
売り上げランキング: 58319
たしか初めて読んだのは学部1年か2年くらいのことだったと思います。
どちらの本も、授業で先生がおすすめとして紹介していたので、興味があって読んでみました。
最初は図書館で借りて読んだのですが、気に入ったので結局2冊とも買って手元にあります(笑)
いまでも時々読み返す本ですね。
いまの進路を選ぶことのきっかけになった本ともいえるかもしれません。
まとめ
今日は新書を読んでみることについて書いてみました。
新書を読んでみることで、
  • その領域に関してなんとなくの見取り図ができる
  • キーワードやトピックがわかるので、関連する本を探しやすくなる
  • 先生に質問したりするための最低限の知識が得られる
というメリットがあると思います。
もちろん、新書を1冊だけ読んで全てがわかるわけではありませんし、
領域によってこういう方法がフィットするところとそうではないところがあると思います。
しかし、こういう方法もあるよということを、頭の片隅にいれておくのはいいのではないでしょうか。
大学生活はたくさん本を読む時間があると思うので、
ぜひ自分のお気に入りの一冊が見つかるといいですね。
今回書いた内容や紹介したリンクを以下のサイトでまとめています。授業が進むたびに内容を更新していく予定ですので興味があればご覧下さいませ。
大学授業(リテラシー演習)の補足情報まとめ
最近読んで面白かった新書
教育と平等―大衆教育社会はいかに生成したか (中公新書)
苅谷 剛彦
中央公論新社
売り上げランキング: 74174
大学とは何か (岩波新書)
吉見 俊哉
岩波書店
売り上げランキング: 20398
著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」 (集英社新書 527A)
福井 健策
集英社
売り上げランキング: 37588

【参加者募集】「女子のためのサイエンスイベント」 Science Girls’ Talk(サイエンス・ガールズ・トーク)を実施します!

下記のイベントを実施します!
興味のある方はぜひご応募下さいませ!
==================================================
【女子のためのサイエンスイベント】
Science Girls’ Talk(サイエンス・ガールズ・トーク)
テーマ:香りをあやつる女子になろう!
日時:2012/5/12(土曜日) 13時?16時
場所:cafe cowra(カフェカウラ) (東急目黒線・西小山駅)
企画:Science Girls’ Talk運営委員会
舘野泰一、牧村真帆、木村優里
==================================================
Science Girls’ Talk(サイエンス・ガールズ・トーク)は、
女子のためのサイエンスイベントです!
サイエンスに関するイベントは色々増えてきたけれど、
女子が気軽に参加して楽しめるイベントはまだまだ少ないのではないでしょうか。
本企画では
「女子がヨガに行くような感覚で、サイエンスを楽しむ場があってもいいんじゃない?」
ということをコンセプトに、
・女子の興味ある話題をテーマに
・お食事を楽しみながら
・実際になにかを作ったり、体験しながら
・おしゃれな空間で
サイエンスを楽しみながら学んじゃおうというものです。
【申し込み画面はこちら!】
――――――――――――――
今回のテーマ
――――――――――――――
今回扱うテーマはズバリ「香り」です。
香水やアロマなど「香り」は私たちの日常の中に溢れています。
しかし「香り」についてじっくり考えたことはないのでしょうか。
 ・香りって何?
 ・香りってどうやって感じているんだろう?
 ・香りを混ぜたらどうなるの?
今回はこうしたテーマを扱います。
これらを学ぶことで「香りをあやつる女子」になっていただきたいと思っています。
――――――――――――――
プログラム
――――――――――――――
Science Girls’ Talkは、テーマについて話を聞くだけではありません。
このイベントには大きく3つの特徴があります。
【1.学ぶテーマのポイントを表現した「食事」を楽しむ】
Science Girls’ Talkでは、まず「食事」を楽しむところからはじります。
食事の中には、今回学ぶべきサイエンスのエッセンスが表現されています。
食事のデザインをしてくださるのは、
フードデザイナーのたかはしよしこさんです。
たかはしよしこさん
たかはしよしこさんは、
パーティーやワークショップ等で
会のテーマに沿った、体にやさしくおいしいお料理を
届けるフードデザイナーとしてご活躍されています。
たかはしよしこさんの料理を楽しみながら
今回のテーマ「香り」について考えます。
【2.実際になにかを作ったり、体験する】
Science Girls’ Talkでは、必ず「何かを作ったり、体験したり」していただきます。
今回は実際に「香りの調合」をしてもらったり、
調合した香りを持ち帰っていただくために「アロマキャンドル作り」を行います。
【3.素敵な空間で楽しむ】
Science Girls’ Talkは、女子が楽しめる空間で実施します。
今回実施をするのは「cafe cowra(カフェ・カウラ)」です。
こちらのカフェは「パリの街角にありそうなお店」をコンセプトにした素敵な空間です。
当日はこちらのカフェを貸し切ってイベントを実施します。
会場には香りに関するもの以外にも、
顕微鏡などのサイエンスグッズを触れるようにする予定です。
――――――――――――――
参加費
――――――――――――――
5,000円
(実験材料費、飲食代込み)
――――――――――――――
日時・場所
――――――――――――――
■日時
2012年5月12日(土曜日)
13時?16時(12時45分開場)
(昼食を食べてからご参加下さい)
場所:
cafe cowra(カフェカウラ) (東急目黒線・西小山駅)
――――――――――――――
定員
――――――――――――――
定員:20名
主な対象は女性の方です。
男性の方で参加を希望される方は女性の方とご一緒の場合のみご参加いただけます。
参加申し込みの際には、女性の方と一緒にお申し込みください。
――――――――――――――
主催
――――――――――――――
Science Girls’ Talk運営委員会
・舘野泰一(東京大学大学院)
・牧村真帆(東京大学大学院修了)
・木村優里(立教大学理学部PC)
――――――――――――――
ご参加いただく条件
――――――――――――――
(1)本ワークショップの様子は、予告・許諾なく、写真・
ビデオ撮影・ストリーミング配信する可能性があります。
写真・動画は、Science Girls’ Talk運営委員会が関与するWebサイト等の広報手段、
講演資料、書籍等に許諾なく用いられる場合があります。
マスメディアによる取材に対しても、許諾なく提供すること
があります。参加に際しては、上記をご了承いただける方に限ります。
(2)本イベントで
万が一剰余金が発生した場合は、Science Girls’ Talk運営委員会
が企画する研究会、ワークショップ等の非営利イベント等の準備費用・運営費用、
に充当します。
――――――――――――――
ご参加方法
――――――――――――――
応募締め切りは【5/1(火曜日)19時まで】とさせていただきます。
定員を超えた場合には抽選とさせていただきます。
当選の連絡は【5/5まで】に連絡させていただきます。
定員に達し次第、〆切る可能性がございますので、お早めに
お申し込みください。ふるってご参加いただけますよう、
ご検討をお願いいたします。
申し込み画面はこちらです。以下のリンクをクリックしてください。

【学生スタッフ募集】プロフェッショナル人材の育成を考える:越境学習の可能性 – 石山恒貴さんをお招きして(5/22)

※定員を上回る応募があったので、募集は締め切りました!

先日告知をした「プロフェッショナル人材の育成を考える:越境学習の可能性 – 石山恒貴さんをお招きして」の会について「学生スタッフ」を募集することにいたしました。

学生スタッフの方には、会場の設営や受付をお手伝いいただく代わりに参加費無料でご参加いただけます。
学生の方で興味がある方は以下からご応募下さい。
定員は4名です。応募多数の場合は抽選させていただきます。
結果はメールで連絡いたします。
—–
※定員を上回る応募があったので、募集は締め切りました!
——
イベントの詳細はこちらになります。
==================================================
プロフェッショナル人材の育成(!?)を考える
越境学習の可能性 – 石山恒貴さんをお招きして
2012年5月22日(火)午後6時 – 午後9時 
東京大学本郷キャンパス・福武ホール・B2 ラーニングスタジオ
==================================================
かつて専門人材(プロフェッショナル)は、組織になじまぬもの
とされてきました。職人のような「彼ら」は、仕事や専門性にコ
ミットしますが、組織には関心がないし、そもそもコミットしな
いのだと・・・。
しかし、近年の研究によりますと、どうも、こうした過去の常識
に変化があらわれているところもあるようです。組織にコミット
しつつ、仕事や専門性も大切にする専門人材(組織内専門人材)
に注目が集まってきました。
いまや、社会は、ますます高度化・複雑化しています。
現代の組織は、専門人材(プロフェッショナル)といかに関係を
たもつかで、いくつかの分かれ道に立っているような気がします。
先日、このテーマに関して、法政大学で博士号を取得なさった
石山恒貴さんをお招きして、下記の日程で、プロフェッショナル人
材の育成について考える機会を持ちたいと考えています。
内容はアカデミックな内容になると思いますが、参加者全員の
ダイアログなども含めて、知的興奮のある数時間にさせていただき
たいと考えております。
【主催】
 東京大学大学院 学際情報学府 中原淳研究室
 http://www.nakahara-lab.net/blog/
【日時】
 2012年5月22日 午後6時 – 午後9時あたり
【場所】
 東京大学本郷キャンパス 福武ホール
 B2 ラーニングスタジオ
 http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/
【内容】
 プロフェッショナル人材の育成(!?)を考える
 越境学習の可能性
  ・研究発表:石山恒貴さん
  ・コメント:舘野泰一
  ・司  会:中原 淳
【参加費】
 参加費2000円(謝金・資料代等に支弁いたします)
 
【募集人員】
 30名
【食事等】
 食事はでませんので、皆様、お持ちよりください。
【申し込み方法】
 参加お申し込みは下記の参加条件をご了承いただける方に限り、
【5/1まで】受付をいたします。参加希望者が多い場合は、抽選
とさせていただきます。5月5日までには参加の可否をご連絡差し
上げます。
参加条件
(1)本ワークショップの様子は、予告・許諾なく、写真・
ビデオ撮影・ストリーミング配信する可能性があります。
写真・動画は、中原淳が関与するWebサイト等の広報手段、
講演資料、書籍等に許諾なく用いられる場合があります。
マスメディアによる取材に対しても、許諾なく提供すること
があります。参加に際しては、上記をご了承いただける方に限ります。
(2)本イベントで万が一剰余金が発生した場合は、中原淳
が企画する、組織人材育成・組織学習に関係するシンポジウム
研究会、ワークショップ等の非営利イベント等の準備費用・運営費用、
に充当します。

今年も授業が始まった!「レポートの書き方に関する授業」の内容と今年の工夫

MON_5390.jpg
今年も授業がスタートしました。専修大学ネットワーク情報学部のリテラシー演習という授業を担当しています。
この授業では「自分で決めたテーマについてレポートを書く」というのが最終課題で、その過程を通じて文章の読み方・調べ方・書き方などを学ぶものです。自分で決めたテーマを通じて、「学び方を学ぶ」ことが求められている授業ですね。
この授業は必修の授業であるため、各クラスを担当している先生たちが、基本的に同じカリキュラムで進めつつ、多少のアレンジをして実施するかたちになっています。
昨年は一年目だったために、色々と僕自身もわからないことが多く試行錯誤をしていたのですが、今年は二年目ということもあり、少し色々な工夫をしようかなと思っています。
その1つの試みが、授業内容に関連する補足のWebサイトなどをNAVERまとめにまとめていくということです。
大学授業(リテラシー演習)の補足情報まとめ
本来なら学生さんに関連する記事を探してもらって、まとめてもらったほうが面白いかもしれないですが、僕が考えている段階としては、
・舘野がひとまず補足情報をまとめる
・TA・SAさんにも参加してもらい補足情報があったらまとめる
・最終的には学生さんにもまとめに参加してもらう
というイメージがいいかなと思っています。
一度にまとめを作ってしまうのではなく、一回ごとに少しずつ増やしていこうかなと思っています。
授業は毎週木曜日にやっているので、木曜日の夜や金曜日に毎週チェックしていただけると、コンテンツが成長しているかと思います。
なぜこれをやってみようと思ったのかということですが、色々理由はあります。さっと書いてみるとこんなかんじでしょうかね。
1.授業で色々情報を紹介するけど、まとまっていたほうが読みやすいと思ったから
2.情報をまとめるときにNAVERまとめは使いやすいから(あと、最近はまっているw)
3.授業の時間だけでなく、前後の時間(予習・復習)をうまく活用できるように
一番本質的なのは3の理由でしょうか。
近年大学の授業では「反転授業(Flipped Classroom」という言葉が注目されています。
これは、
・「講義」などの情報提示は、「eラーニング(授業外)」で
・「議論」などのアクティブな活動は、「対面」で
というスタイルです。普通は講義を教室で聴きますが、これがeラーニング(宿題)になっているというのがFlip(反転)しているということだと思います。
「レポートの書き方」などは、書き方をずーっと講義していても上手になるわけではなく、手を動かしたり、人と議論したりする時間が必要です。
もちろん、宿題として実際に手を動かしてもらうのですが、授業内でも直接対面でアドバイスできる時間を増やしたり、説明の部分は授業時間外でもできるような環境を整えられればと思いました。
ということで、今回は授業のちょっとした内容と、工夫について紹介しました。
まだ1回目なので今後どうなるかはわかりません。そもそもこのやり方も、事前にやると決めていたわけではなく、初日の授業後に「これ使ったらいいかも」と思いついたからはじめたのです(笑)
色々試行錯誤しながら面白いやり方ができればと思います。
■関連情報
大学授業(リテラシー演習)の補足情報まとめ
【大学生・院生向け】文章の読み方・書き方・考え方・発表の仕方まとめ – NAVER まとめ
【エッセイ】情報化時代の大学と「反転授業」
コンテンツは「呼び水」として使う:反転された「学び」の可能性
(画像の素材はこちらのサイトから使わせていただきました ↓ )
【フリー写真素材】モデル・人物の写真素材はモデルピース
■関連する本
知のツールボックス―新入生援助(フレッシュマンおたすけ)集
専修大学出版局
売り上げランキング: 22388

【イベント告知】ACADEMIC HACK!… プロフェッショナル人材の育成(!?)を考える : 越境学習と新たな「キャリア」 – 石山恒貴さんをお招きして

5月22日に「越境学習」をテーマにした研究会を行います!
研究会は以下のようなメンバーで実施します。
  ・研究発表:石山恒貴さん
  ・コメント:舘野泰一
  ・謎の越境学習者の方々
  ・問題提起:中原淳先生
僕は先日出版されたこの本で書いた内容を踏まえてコメントをする予定です。
職場学習の探究 企業人の成長を考える実証研究
中原 淳 木村 充 重田 勝介 舘野 泰一 伊勢坊 綾 脇本 健弘 吉村 春美 関根 雅泰 福山 佑樹 伊澤 莉瑛 島田 徳子
生産性出版
売り上げランキング: 8355
中原先生が作成した告知文章を以下に貼り付けましたので、興味ある方はこちらからご登録下さいませ!

■関連する記事
社外にでて学ぶ人たちと「越境学習」についてディスカッションしてきた!

なぜ僕は「大学生・院生の学び方」に関する記事を書くのか

 先日、これまで書いた「大学生・院生の学び方」の記事をまとめたところ、大変な反響をいただきました。
 
【大学生・院生向け】文章の読み方・書き方・考え方・発表の仕方まとめ – NAVER まとめ http://bit.ly/HgFCz4
 
これまでブログをたくさん書いてきましたが、はてなブックマークで1000ユーザーを超えたことははじめての経験でした。このページだけで、数日で30000を超えるアクセスをいただきました。
今回は番外編というわけではないのですが、そもそもなぜ僕はこんな記事を書いたのかについて書いてみようと思います。3つの理由としてまとめてみました。
     
1.自分の研究と関連しているから
 
一つ目の理由は、シンプルでで、自分の研究と関連しているからです。
 
僕は大学生のレポートライティングの支援に関する研究をしています。
 
そのため大学生の学び方に関する本や関連する論文を非常に多く読んでいますし、日頃からこのテーマについてよく考えています。
せっかく学んだのであれば多くの人に知ってもらいたいですし、自分としても知見をまとめておきたいというのが一つ目の理由です。 
  
2.後輩の指導の役に立つから 
 
二つ目の理由は、研究室の後輩の指導に役に立つからです。
 
毎年メンバーは変わりますが、ひっかかるポイントは共通する部分も多いんですね。そのためこうやってまとめておくと、同じことを繰り返して言わなくてもすむというメリットがあります。
 
ちなみに、ブログ記事の中には、後輩の相談にのっているときに出てきた話をベースに書いているものもあったりします。元々はその人に向けたアドバイスなのですが、これはみんなも共通するよなというものを色々な情報を加えて記事にしています。
 
そうやって書いた記事はなぜかいつも多くの人に共感される気がします。
 
3.自分ができなかったから
 
最後の理由は、僕自身がうまく学べなかったからです。これもけっこう大きい理由だと思います。自分がなにも気にせずできてしまったなら、こういう記事は書けなかったのではないでしょうか。
 
  • どうやってテーマ決めたらいいかわからん・・・
  • 先行研究読んでこいっていわれてもどうしたらいいのよ
  • 発表の前はいつも緊張していやだからなんとかプレッシャーに勝てないかな
 
こういう「僕自身の切実な問題」を解決したいという思いで、書いていた気がします。だから、僕にとってこないだの記事のリストは、僕ができなかったことのリストでもあるんですね。
 
もちろん、まだできないことはたくさんあるのですが「どうやらこうすればいいみたいだ」という段階にきたものを記事にしている気がします。
 
まとめ
 
ということで、今日は僕が「大学生・院生の学び方」に関する記事を書く理由について書いてきました。
色々な理由があって書き始めたこのテーマですが、実は書きはじめた当初はけっこう怖かったんですね。
 
まだ一人前ではない院生が、研究のやり方について色々書くのはどうなのかなと。正直びくびくしながら書いていました。
ただ、「こないだのブログ記事がヒントになりました」とか、そういう声をいただくことで、少しずつ自信を持って書けるようになってきました。
 
また、先生ではなく、院生だからこそ伝えられること、書けることもあるのではないかと思うようになったんですね。
  
今年度も少しずつまた記事を追加していこうと思いますので、これからもtate-labをどうぞよろしくお願いします。
■関連本
 
論文の教室―レポートから卒論まで (NHKブックス)
戸田山 和久
日本放送出版協会
売り上げランキング: 745

以下がまとめた記事になりますので、なにかの参考になればと思います。