昔、小学校とかで理科の実験やったときに、なぜか同じ手順でやっているはずなのに、うちのグループだけうまくいかない!ってことありましたよね。
今回はそんな気持ちもちょっと含めつつ、昨日に引き続き、「女子のためのサイエンスイベント」 Science Girls’ Talk(サイエンス・ガールズ・トーク)に関する記事を書きたいと思います!
【申し込みページ】
今回のイベントのリアクションとして「サイエンスってハードル高いなあ」という声もあったのですが、私たちはむしろ「理科苦手だったんだよねー」という人にきてもらいたいと思っています。
なぜかというと、そもそも僕も「サイエンスについてものすごく興味がある!分かりたい!」ってことはないんですね(笑) 
そもそも僕も文系だったため、サイエンスの知識は中学校で止まっています。止まっているだけならまだしも、退化しているのが目に見えています。
じゃあなんで今回サイエンスイベントをやるのか?
それはきっとサイエンスってほんとは楽しいのだろうなっていう感覚があるからなんですね。実際に今回の企画を作っていく上で、色々な実験を体験してみましたが、単純に楽しいんです。
今回のイベントにきたからといって「すぐに何かの役に立つ!」とか「絶対に仕組みが理解できる!」ということはそれほどないのですが「サイエンスってなんとなく楽しいな」っていう感情を持ってもらえれば成功なのかなと思っています。
「女子がヨガに行くような感覚で、サイエンスを楽しむ場があってもいいんじゃない?」
というメッセージはそうした意味も込められています。あえて「趣味としてのサイエンス」ということをテーマにしています。
では具体的にどんな仕掛けをしているのかについてもちょっとご紹介します。
香りを感じるための「料理」と「実験」
今回のテーマは「香り」ですが、「香りのメカニズムについてばっちり学習!」というよりも、むしろ「体で体感すること」を重点においています。「サイエンスを学ぶ」というより、「サイエンスを感じること」というかんじですね。
例えば、イベントの最初は、フードデザイナーであるたかはしよしこさんの料理の香りを堪能するところからはじまります。食べ物にとっても「香り」はとっても大事な要素です。小難しいことはおいておいて、まず香りを体感してみるということを重視しています。
もちろん、途中で簡単なレクチャー&香りのメカニズムを体験するワークが入りますが、それは「体感すること」をより楽しむためのスパイスです。
後半は実際にアロマオイルを調合してみることで「香りを合成するとどうなるだろう」ということを体験していただきます。匂いと匂いをまぜるとどうなるんでしょうか?実際にいろいろ試行錯誤してもらいます。
ちなみに今回のイベントではやらないのですが、この企画を考える上で「リンゴ以外のもので、リンゴの匂いを再現しよう!」という実験を試してみました。
ringo1.jpg
どうやらバナナだったり、焼酎だったり、いろんなものを混ぜて作れるということです。
ringo2.jpg
これは期待が高まります!
そもそも食材的にもおいしそうです。
いざミキサーにかけ出来上がったものをかいでみると!
「リンゴ・・・・、かなあ・・・・」
という状態に!あれ!?うまくいくんじゃないの?
「なんかバナナが強いから、焼酎多めにいれてみようよ」
といって、試してみると
「うーん・・・、焼酎だね・・・・」
という残念な結果に終わりました。
(その後もいろいろやりましたが結局だめでした)
冒頭で書いた通り、できるといった手順でやったのになぜかできないという悲しい思い出を思い出しました。
しかし、もう大人になったので、この試行錯誤こそ科学!というポジティブな気持ちで実験を楽しみました。
今回やらないのは別に僕たちが失敗したからではなく(笑)、プログラムの都合上なのですが、こんなかんじで、「実際に作ってみて試すこと」を大事にしたいと思っています。
イベントの最後は、作った香りを持って帰るために、自分オリジナルのアロマキャンドル作りを行います。ここで作った香りを閉じ込めて、記念に家に持って帰って下さい。
ちなみに、5/12は母の日の前日です。母の日のプレゼントにするというのはいかがでしょうか?
まとめ
ということで、今回はあらためてコンセプトの説明と、具体的な内容のご紹介でした。
なんとなくサイエンスを感じてみたい、楽しんでみたいという方は以下の申し込みページからお申し込み下さいませ!

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