積極的なリーダーシップ行動でなくても、組織の活動はスムーズにできる

リーダーシップというと、どちらかというと「積極的」なイメージがあるように思います。リスクをとって、自分が前にでるようなかんじはあるでしょう。

ただ、実際リーダーシップ行動というのは「組織の活動を前進させること」であればよいので、がんがん人前にでるような行動でなくてもよいです。なので、陰ながら支える行動でもいいんだよということをよく言っています。

とはいえ、最近は「組織の活動を前進させる」より、さらに前のステップである「組織の活動を遅らせない」というところからはじめるのもいいのかなと思ってきています。

例えば、簡単な例として、なにかのグループで「ごはんにいく予定」を立てたとしましょう。そのときのリーダーシップ行動として思うのは、「がんがん人を誘う」とか「よいお店を探してくる」とかが思いつきます。

ただ、実際運営する上で、一番助かるのは「出欠をいつまでに回答してください」などの連絡に「すぐ答える」とか「時間通り回答する」ということだと思います。これをわざわざリーダーシップとはいわないでしょうが、組織の活動をスムーズに流している行動とはいえます。

一方で、「出欠に回答がない」とか「直前でやっぱりいけない」といった連絡は、組織の活動に対してむしろ遅らせてしまうというか、ネガティブな影響を与えてしまっています。こうなると、そもそもリーダーシップを発揮する以前の話になってしまうというわけです。

こう考えると、「リーダーシップを発揮できるようになる」というのは、けっこう高度なことですよね。リーダーシップの発揮とは、組織を「より前進させるための、プラスの力をかける」ということになります。

ですが、実際は「組織の前進するスピードを邪魔せず、同じスピードで移動する」ということもなかなかに難しいことです。これができるだけでも実は組織はロスが少なく、そこそこのスピードで前に進めます。実際なにかのリマインドの連絡なども実はけっこうコストになっていると思います。

組織の前進するスピードを「より進める」というのはハードルが高いというひとも、この勢いをキープするためにできることは何かを考えるだけでもリーダーシップを学ぶ第一歩は踏み出せているのかなと思います。

小さいところからはじめていくのがよいのかなとー最近よく考えています。