「仕事量を平等に!」と言うけど、平等ってどんな状態?

大学生のグループワークをみていると、グループメンバーで「仕事量が平等になるように」というのはけっこう大事にされている考え方だと思います。

まあこれはたしかに重要なことではあると思います。だれかがすごく大変で、だれかはすごく楽ちんというのは、微妙なんじゃないかというのは共感します。

ただ、実際よく考えていくと「仕事量の平等」というのはそう簡単ではないことにも気がつきます。

そもそも「仕事量」とはどのように測ったらよいのでしょうか?

「スライドを20枚作らないといけない」という場合に、「20枚」を仕事量として捉えて、「4人だから5枚ずつね」と分担したら、これは「仕事量の平等」を実現しているでしょうか?

これはなかなか難しいと思います。

自分が内容的にどの部分を担当しているかも関係しますし、「自分の意欲や能力」によって仕事量もかわるでしょう。このように、平等をどのように捉えるかということはなかなか難しいことです。

またそれよりもややこしいのはグループワークをする上で「仕事量の平等がもっとも優先される」という場合です。

グループワークをする上で一番大事なのは「グループの成果を出すこと」であり、その中でなるべく「仕事量が平等に近ければ最高」というものだと思います。

にもかかわらず「成果がでるかどうか」ではなく、「わかりやすく仕事の平等性を担保できるように仕事を分割」してしまうのですよね。それがさきほどのスライドの枚数で分担みたいなかんじです。

算数の文章問題ではないですが、でてくる数字を簡単に割ってしまうと、内容的によりよいものができるかは微妙ですよね。20枚を4人でわると5枚みたいな笑

そうならないようには、

・グループとして成果がでること
・そのために仕事をどのような視点で分割するか
・成果と平等性のギリギリのバランス感をどこでとろうとするか

という視点が大事かなと思っています。

このあたりうまくトレーニングできるような機会をつくれればなーと最近考えています。

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