「自分の過去の経験」を活用しながらも、それにとらわれず他者とかかわること

自分の過去の経験は、学びを得るためのひとつの大きな素材です。過去を振り返ることによる発見はたくさんあります。

ただ、自分の過去の経験をそのまま他者に当てはめられるかというとそうではありません。

例えば、「自分がこういうときに成長できた!」という経験は、次に活かせる経験でもありますが、自分が成功したやり方を他者にそのまま当てはめられるかはわかりません。自分はそうだったけど、他者もそうかはわからないわけです。

その他にも「自分がこういうときにやる気がでた!」という経験も、それもそのまま他者にあてはまるかはわからないのですよね。

自分の経験はいろいろな可能性の中の1つなのですが、それが色々あるなかの1つであり、全体がどうなっていて、それがどこに位置付くのかというのは意外と考える機会は少ないのかなと思います。

本来それが考えられると、色々な人がいるという多様性の実感の中で、「ではこんなアプローチはどうだろうか?」と他者と関われるのかなと思います。

自己を振り返るというアプローチは重要なのですが、そこにはやはり必ずある種の相対化のフェーズが必要です。

全体の大きなマップを思い浮かべ、自分がどこにいるんだろうか。そして目の前の人はまたどこにいるのだろうかと考えるのは、ぼくは面白いことじゃないかと思います。

他者に開かれた振り返りができるととてもよいなと思う今日この頃です。