議論の「内容」ではなく「かかわり方」をフィードバックすることが大事

リーダーシップ教育をする上で大切になるのは「リーダーシップを発揮する経験」と「振り返り」です。特に「振り返り」では、自分の他者に対する「かかわり」について振り返ることが重要になります。

そのためには、ひとりで考えるだけでなく、他者から「かかわり」についてフィードバックをもらうことが大切です。「かかわり」とは、例えば議論を引き出すとか、チームの目標を決めようとする、などの行動が挙げられます。しかし、これって実はなかなか難しいことです。

なぜ難しいかというと、ついついフィードバックをするときに「かかわり」ではなく「内容」の方に注目してしまうんですね。

例えば、何かのディスカッションをしていて、その後にリーダーシップに関する相互フィードバックをしてほしいと伝えるとします。

しかし、気がつくとたいてい「内容」の話をしていて、「だれがどのようなかかわりをしたことが議論を促したのか」といった「かかわり」に関する話がついつい抜けてしまうのです。

こうしたことを防ぐためには、まず振り返りをする上で「内容」と「かかわり」という2つの側面があることを意識します。例えば、なにかのプランづくりをしているとしましょう。

「内容」とは、自分たちのプランのよしあしを検討している状態です。うちのプランのここがよかったねー、もっとここ直せばよかったね、などです。

一方「かかわり」とは、プランをつくる上でのプロセスといえます。「あなたがこのアイデアとこのアイデアを結びつけてみないと言ってくれたのが、次の内容を考える上でキーになったよね。」とか、「質問してくれたおかげで、論点がクリアになった」などです。

振り返りとしてはどちらも重要なのですが、効果的なリーダーシップ行動をおこなえるようになるためには、「かかわり」のフィードバックを忘れずにおこなうことが大切になります。

今日はフィードバックについて「内容」と「かかわり」という視点からなるべくわかりやすくなるよう解説しました。実際はコンテンツとプロセスという言い方もできると思います。

これらはややこしいのですが、リーダーシップ教育を行う上では、区別することが重要になります。

これらをおさえて実践をしてみると、実践がより効果的になるのではと思います。

詳しくは書籍にも解説がありますので、ぜひご覧くださいませ。

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