組織の急成長で起こる問題を「3つの矢印」で整理して考えてみる

組織やプロジェクトが急成長するときは、どんどん「前(↑)」に進もうとする力が働いていきます。そのときは一時的に、色々な情報を共有するといった手順が抜けがちです。

まあこれはある意味仕方がありません。新しいことを実施するために、細かな情報共有をしているとスピード感が遅くなったり、思わぬところでストップがかかってしまうこともしばしばあります。一時的にはとにかく「前(↑)」に進めるということが必要になります。

一方で、ずっと「前(↑)」に進むことばかりを考えていて、「横(→)」への情報共有をおろそかにしていると、徐々にほころびがでてきます。「なぜそれをやっているのか?」がわからなくなったり、外から見ると「なにをやっているのかわからない」と思われていきます。

そうすると「ちょっと待て(↓)」という力がかかり、成長のスピード感が遅くなっていきます。急成長へブレーキがかかってしまうというわけですね。

ぼくは最近組織の成長を考える上で、この3つの矢印を意識することが大切ではと考えています。

・前(↑)に進める
・横(→)へ情報共有する
・ちょっと待て(↓)がかかる

前に進むは前提ですが、横をおろそかにすると、うしろに下がります。
一方で、横ばかりみていても、前に進まず、結果的にうしろに下がります。

リーダーシップを発揮する上では、両方の矢印を上手にケアすることが求められますが、これはなかなか難しいバランス取りですね。

個人的にはこれを「ひとりでやろうとしない」ということが重要なのではとも最近感じています。

・前(↑)が得意な人はどんどん前へ
・横(→)が得意な人はしっかり情報共有・根回しをおこなっていく

というかんじで、同時に「前」と「横」の力を発揮していくことで、なんとか前に進むのかなという印象です。

今日は組織の成長について考えました。

要は「トップスピードで前に進みながら、チームがバラバラになるどころか、むしろ巻き込まれる人が多くなる」という状態がベストなのですが、その舵取りはむちゃむちゃ絶妙なバランス加減が必要になります。

こうした状況をひとりでつくるのは難しいので、ひとりのリーダーに任せず、運転手集団をつくりながら、前に進んでいくことが必要なのかなと考えています。

あなたの組織ではどのような舵取りをしていますか?

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