大学にいて時々聞かれるのが、先生の仕事ってなんなんですか?という質問です。たまに「何者なんですか」とか言われることもあります。何者って。
「まあ研究者ってことだね」といっても、「研究者ってなにするんですか?」と聞かれます。「大学の先生」といっても、ぴんとくるわけではありません。
「ブログ書いたりすることですか?」と言われることもあります笑 まあ仕事も関連はしているけど。
たしかにぼくも自分が大学生のときには、大学生の先生って何しているのかわからなかったですよね。
会うとしたら授業くらいですし。大学の先生たちは、自分たちの仕事をどう説明しているのかなとふと気になりました。
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一応やっていることを整理すると、文系の教員だと以下の4つがメインではないでしょうか。
・大学の授業:一番想像しやすい。でも授業時間以外も、シラバス書いたり、採点したり、授業つくったり色々な時間がかかっている。
・研究:いまいち想像されにくい部分。アンケートとかしてデータ取ったり、論文とか本を読んだり、自分の論文や書籍を書くようなお仕事のこと。学会発表などの出張も含む。
・大学関係の業務:裏方のお仕事。入試の試験監督とかそういうのも含まれる。
・大学の外に向けた活動:講演などをして研究知見を世の中に伝えること。
まあそんなことをやっているわけです。
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しかし考えてみれば、大学教員に限らず「仕事で何をやっているか」ってわりとどんな仕事でもわからないもんですよね。
「働く」とか「仕事」というのは当たり前のようでいて、案外お互い何しているのかって知らないものなのかなとふと思いました。
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ちなみに「大学の先生って春休み長くていいですね」というコメントについては、夏休みのときに書いたこちらの記事を答えとしておきたいと思います。
大学の教員は夏休みに何をしているのか?
https://www.tate-lab.net/mt/2015/08/1467.html
ちゃんと働いているのです笑
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