現在進めているプロジェクトのひとつに「大学での学び・就活・入社のプロセスを追う研究プロジェクト」があります。プロジェクトの詳細は、プロジェクトリーダーの中原先生が今日ブログに書いていました。

「大学での学び」と「入社後のプロセス」を追う研究は、実は数年前から京都大学の溝上慎一先生の研究室とともに調査を進めており、3月に書籍が出版される予定です。「躍進するビジネスパーソンの探究:大学時代の経験をさぐる」(東京大学出版会)という本がでます。私も執筆していますので、よろしければぜひご覧いただければと思います。

このプロジェクトに関連して、就活に関する先行研究や調査についてかなり調べました。また、企業側・学生側の視点を理解するために、インタビューなども実施させていただきました。情報を集めれば集めるほど、いかにいろいろな人がかかわり、いろいろな思惑が交錯していることがわかります。

「よい企業に入りたい(学生)」「よい人をとりたい(企業)」「よい企業に入ってほしい(親や大学)」という思いが、どうやればうまくはまるのかというのは悩ましいところです。

これから今年度の就活もはじまりますが、就活をする学生が必要以上に追い込まれないとか、背中を少しだけ押せるような研究成果を出せるといいなと思っています。研究プロジェクトとしては、大学生個人に向けたもの、採用をする企業側に向けたものの両方に関する研究知見をだしたいと考えています。

プロジェクトを進める上で見つけた情報などもできればここで色々紹介していければと思っています。

いろいろ調べてみると、就活中の親の関わり方や、相談相手に関する記事もたくさんでてきます。

就活生の親がやるべきこと、やってはいけないこと
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0402J_U0A101C1000000/

就職活動の相談相手は誰? 学生×シゴト総研 | 学生DATA | 就職ジャーナル 1日10分の社会勉強サイト
http://journal.rikunabi.com/student/souken/souken_vol68.html

就活中の学生がいる方はぜひあたたかく見守ってほしいですし、学生さんはだれか相談相手がいるといいのかなと思います。今後も少しずつ情報を出していきたいと思います。