明日から研究室の合宿です。今年のテーマはそれぞれの研究の源流を探ることです。
ゼミメンバーが自分の研究の源流になりそうなキーワード、例えば「書くこと」「組織」「キャリア」「大学」などをテーマにA4で20枚程度の文章を書き、事前に互いの文章を読んでから参加するというものです。
これまでの合宿の課題の中でも準備がもっともハードだった気がします。自分がわりと提案したのですけどね(笑)。
ただ、あらためて自分の研究の源流を探るということは、自分の研究の広い意味での位置づけを知ることにつながり非常に貴重な機会になりました。
研究をかたちにすることを覚えると、今度はどうしても小さくまとまりがちになるんですよね。
僕のテーマでいえば、そもそも書くことってどんな意味があるのかとか、書くことを教えることの意味のようなものをあらためて問い直す機会になりました。
源流を探っていくと、他の人たちがテーマにしているキーワードとも色々なところでつながってきます。
明日から議論するのが楽しみです。
合宿中もできればブログ更新したいと思っています。

源流を探る意味で例えばこの文献を読みました。なかなかハードでしたが面白かったです。

ウォルター・J. オング
藤原書店 1991-10-31
¥ 4,305


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