新しい研究室合宿をデザインする! – 中原研究室 春合宿(EnCamp)の舞台裏 –

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3/1、3/2に中原研究室の春合宿EnCampに行ってきました!
今年の合宿はこれまでとちょっと趣向を変えて、中原研究室に「ご縁(En)」のある方々と「Camp」のような雰囲気で、未来のラーニングデザインに関する議論をするというコンセプトで実施しました。
参加メンバーは約40名。中原研究室だけでなく、東京都市大学の岡部大介先生、同志社女子大学の上田信行先生、法政大学の長岡健先生やそのゼミの学生、さらには青山学院大学、千葉大学などなど、さまざまな大学、または企業の方が参加して実施されました。メンバーが非常に多様で、それだけでも楽しい合宿でした。
今回の合宿については、書きたいトピックがありすぎて、全てを一つの記事にまとめるのは不可能です。
そのため、今回の記事では、主に「合宿のデザイン」についてお話しできればと考えています。
■合宿をデザインする上での検討課題
今回の合宿をデザインする上で検討すべき課題は主に以下の点がありました。
  • 参加者を研究室メンバーだけにするのではなく、出来るだけ多様にする
  • 企画者、参加者の境界をできるだけつくらず、全員参加型のデザインにする(先生、学生という境界もなるべくつくらない)
  • 合宿で学ぶ内容は、企画者が学びたいものであり、参加者の学びになるものを自ら選び活動をデザインする
  • イベント当日だけではなく、イベント前後も含めたデザインをする
  • 自己紹介を工夫し、その人の「人となり」をわかるデザインにする
こうした課題をクリアしながら、より学びにつながり、より新しい学びの場をつくることを意識していました。
基本的に合宿は、研究室メンバー全員が協力しながら実施しましたが、基本方針については中原先生と、全体の細かい活動やロジの部分はM1の伊勢坊綾さんと相談しながら実施しました。
僕はその中で、いろいろ細かな場作りのアイデアを提案させていただくかたちで関わりました。
■課題を克服するためにとったアイデア
さきほどの課題を具体的に実現するためにとった方法(アイデア)としては、
  • ゼミのメンバーがぜひこの合宿に呼びたい、みんなに会わせたいという人を招待する
  • 部屋割りの時点で「先生と学生」などわけず、部屋割りは全て当日トランプを引いてもらいそれで決定
  • 中原研究室の学生が企画するセッションだけではなく、研究室以外の人が主体となる「時間枠だけ」を準備する
  • 学習セッションは(理論、方法論、将来のヴィジョン)という3つだけを決め、中身はそれぞれのリーダーを中心に自ら決め、セッションの学習スタイル(講義にするのか、協調活動にするのかなど)をデザインする
  • Facebookページを作り、事前にセッションの予習となるコンテンツを出したり、自己紹介してもらう
  • 事前のFacebookページを作った自己紹介に加え、トランプを使った自己紹介、本の交換会を行う
などを行いました。
ひとつひとつじっくり説明したいのですが、ひとつ紹介するだけでも1つのブログ記事を書けてしまいそうです。
■アイデアのエッセンスとなったもの
今回のデザインの中には、最近個人的に注目している場作りのエッセンスを色々取り入れています。
例えば、
  • 主催者は「枠だけ」をデザインして中身は参加者に決めてもらう方式をいれる(FoocampやBarcampというイベントのエッセンス)
  • 「当日だけ」ではなく、イベントの前後をオンラインのメディアを使ってデザインすること(「反転教室」という方式や、ソーシャル・メディアを使ったマーケティングの発想)
  • 本の交換会(個人的なブームですがw)
などですね。
※ちなみに今回の本の交換会でもらったのはこれです。うれしい!
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■とにかく新しいアイデアは自分で試すことが次につながる
とりあえず全体のデザインについて書きました。細かいことをみてみると、けっこう詰め込んだという印象もあるかもしれません(笑)
新しい場をつくるときには、必ず僕は最低一つは新しい試みを導入することを心がけているんですが、今回は複数一気に試したかんじがします。
どんなに本などで「こういう方法がいい!」と書いてあったり、人のイベントに参加してきて「これはいいな!」と思っても、とにかく自分で試してみないことにははじまらないと思っています。だから、いいと思ったものは自分なりのアレンジやエッセンスを取り入れて必ず試します。
試すときにポイントなのは、全体のデザインが崩れない範囲、つまり、「それがこけても全体がこけない」という分量で新しい試みを導入することがポイントだと思います。
  • 新しいことだらけで全体の統一感(ストーリー)ができていない
  • ウケるかどうかわからない活動が全体の半分以上ある
みたいな自体は避けつつ、実施するのがベターかなと。
あくまで基本となる部分はしっかり作り込み、ベーシックでいいと思います。イメージ的にこれが8割くらいでしょうか。そして残りの2割にアレンジを組み込むというイメージが失敗せずに試せる分量かなと思います。
ちなみに、どんなに新しい方法やコンセプトをかかげても、ロジスティックスの部分が微妙なら全て崩れてしまいます。その意味で、今回事務局をしてくれたM1の伊勢坊さんやその手伝いして下さった方はすばらしかったと思います。
■「仕事を流さない仲

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