「なんで僕はブログを書いているのだろうか?」とふと思ったので書いてみようと思います。主に3つくらいの理由になりました。
1.ワクワク学ぶために
変な話かもしれませんが、ブログを書く理由として一番最初に思いついたのは「自分が学ぶため」でした。
僕が元々学部時代に「ブログを書くことによる学び」にとても興味を思っていたからというのもあるかもしれません。
自分が読んだ本・ニュース、聞いたこと、体験したこと、など、日常の中でピンときたものをアウトプットすることで、「ああ、自分が感じたことはこういうことだったのか」という発見があったり、「昔自分はこういうことを考えていたのか」という振り返りになったりします。
また、「アウトプットしよう」と思って日常を過ごすことは、ただ漠然と日常を過ごすことよりも、色々なコトに敏感になれます。「アンテナがたった状態」になるんですね。しかも「人に説明しよう」と思って物事をみると、物事をより詳細に、そしてストーリーとして理解しようというきっかけになります。
僕はブログに限らず、自分が読んだ面白い本や面白いネタなどを人に紹介するのが大好きなんですが、そうすることで、インプットの質がかわると思っているからだと思います。。
元々僕が大学院にいこうと思ったのは、学んだことをアウトプットし、そこにコメントがつき、アイデアを発展させるためにさらなるインプットとアウトプットすることが楽しくなっちゃったからなんですね。
当時学部のゼミ生とゼミの先生だけがアクセスすることができるブログを持っていたのですが、3,4年生の二年間でおそらく500以上の記事を書いたと思います。内容は図書館で借りた本のこと、研究領域について考えたこと等でした。そんな経験から、僕は「学ぶために書く」ということが完全に体に染みついてしまったようです。
2.ワクワクしたことを伝えるために
大学院で勉強したことや研究などは、「大学の中だけで通用するもの」だけではなく、「多くの人に知って欲しいこと」「きっと役に立つこと」がたくさんあります。
さらにいえば、勉強していて「わかった!」とか「なるほどねー!」と思ったことは人にシェアしたいです。
「ねーねー、実は研究の世界では、こんなことわかってるらしいよ!」
ブログはこうしたことを気軽に発表できる場として機能しています。
「学会」や「論文誌」で知見を発表をしていくことは院生にとって、非常に重要なことであり、そのために日々がんばっています。
しかし、こうした場で表現できること、また、そこにアクセスできる人は限られています。ブログはこうした部分を埋めてくれるものだと思っています。
せっかくこれだけのことがわかっているならば、多くの人に知ってほしい。この情報があれば、勇気づけられたりする人がいるかもしれない。
それがブログを書くひとつの理由です。
3.ワクワクする出会いのために
ブログにたくさん記事を書いておくと、直接は会ったことがない人がブログを読んでいてくれている場合があります。
そんな人と会うと、
「初対面なのに初めてのかんじがしない」
と言われたりします。こんなことが少しずつ増えてきました。もしかしたら、僕よりも僕のことを知っている?と思うこともあります(笑)
短い時間に人と対面で会って話せることは限られています。もしかしたら「名前と所属と最近やっていること」くらいで終わってしまうかもしれません。
だけど、その部分をすでにシェアしていたり、僕が「面白い!」と思っていることをすでに知ってくれている人とであれば、いきなり本題からはいれます。伝えきれなかったことも、ブログを読んでもらうことでわかってもらえるかもしれません。
また、ブログの記事をみて、「会ってみたい」と言われたり、「こういうことに興味があるならば、こういう人がいるよ」と紹介してもらえることがあります。
このように、ブログを書くことは色々な人とのつながりを作ってくれたり、つながりの質を向上させてくれます。
「ワクワクする出会いのために」
これが僕がブログを書く理由のひとつです。
だいたいこんなところでしょうか。僕にとっては、(1)自らの学び、(2)シェア、(3)出会い、という3つくらいがキーワードのようです。
この記事はもともとイケダハヤトさんのブログで同タイトルの記事が書かれていたので、つなげて書いてみました。書くきっかけをくださってありがとうございました!
こうして見てみると、三宅なほみ先生がこの本で書かれていることとも近いなと思ったりします。

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