【ワークショップ】「研究がうまくいかないのはだれのせい?」を実施した!

以前からこのblogでも紹介していましたが、「研究室マネジメント」をテーマにしたケーススタディ型ワークショップを先日実施いたしました!

なお、本ワークショップの短縮版を、9月18日(土)の18:00〜19:30日本教育工学会(第26回全国大会)にて行ないます。ご興味のある方はぜひご参加下さい。ワークショップのみに参加者される方は大会参加費は無料です.(文末に詳しい情報を載せました)

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当日は、大学の先生や博士課程の学生さん等が参加してくださいました。今回扱ったテーマは、以前もここで少しご紹介した「研究がうまくいかないのは誰のせい!?」というお題です。(こちらのワークショップは「いきいき研究室増産プロジェクト」のメンバーと一緒に開発しています。)

主人公はM1の大木昌子さんという女の子です。登場人物としては、指導教員、助教、先輩、同僚などが登場します。

登場人物はみな悪気なく普段を過ごしているのに、昌子の研究はうまく進まない・・・。そんな状況をどう改善するか?を考えるワークショップとなります。

プログラムを大雑把位にいえば、

・ケースを読む
・一度、この物語から、「研究がうまくいかないはだれのせいか」をあえて順位付けしてみる
・その上で、問題点・解決案を議論する

というかんじです。

このケースには特定の答えがあるわけではなく、ケースを通じた議論を行うことで、自分の研究室観に気づいたり、振り返ったりする機会になればと思っています。
(前回の様子は、いきいき研究室のWebに詳しく紹介されています→詳しくはこちら

このワークショップの実施は、実質今回が初めてだったため(前回はプレ実践だった)、密かにかなり緊張していました。当日のプログラムについても、「スムーズにばっちり運営!」とはいきませんでしたが、参加者のみなさんに助けられつつ、無事にワークショップを行うことができました。

色々反省点もありましたが、個人的には「ケーススタディ型ワークショップ」の可能性を非常に感じることができたと思っています。

「ケーススタディ型ワークショップ」のよい点は、当たり前かもしれませんが、ある1つの共通の素材をベースに議論をできる点かなと思います。「研究室マネジメント」といっても、世の中「研究室」は非常にたくさんあるわけで、いろいろな人が集まって議論するというのは本来なかなか難しいことかなと思います。そもそもみんなが想定している研究室が揃っていないことが多く、議論がかみあわないと思うのですよね。しかし、こういうケースを用意すると、お互い議論の土台を共有した上で話をするので、多様性が生きてくるのかなと思いました。

「多様性が大事」というのはすごく言われていると思うのですが、「多様性を活かしつつ、建設的な議論を起こす」ということはけっこう大変です。多様な人が多様なまま噛み合わず終わるということも非常に多くあるでしょう(笑)ケーススタディはうまくつくればという限定つきですが、その可能性を感じることができました。

まだまだ発展途上のワークショップではありますが、今後も引き続きプログラムをブラッシュアップさせながら、色々な場所で実施していきたいと考えております。並行して新しいケースも開発中ですので、興味がある方がおりましたらぜひご参加ください。次回以降も、ワークショップを実施するときにはこちらのblogでも案内させていただきます。

今回参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

【告知】

本ワークショップの短縮版を、9月18日(土)の18:00〜19:30に日本教育工学会(第26回全国大会)にて行ないます。ご興味のある方はぜひご参加下さい。

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研究・教育の実践の場としての大学研究室を考える

9月18日(土)18:00〜19:30   会場:205
岡本絵莉(東京大学医科学研究所),宮野公樹(京都大学産学連携本部),
可知直芳(特定非営利活動法人KGC),山本祐輔(京都大学大学院情報学研究科),
舘野泰一(東京大学大学院学際情報学府)

 大学研究室は,研究及び高等教育の場として大きな役割を果たしている.多くの分野では,大学研究室は大学教員が研究を推進し,学生が研究活動に参画する中で学ぶための重要な役割を果たしている.そのため大学研究室は,大学研究室における研究と教育,教育研究における研究と実践の関係を考える上で,示唆に富む対象である.本ワークショップでは,(1)既存の研究・実践について主催者らが発表する.そして,(2)主催者らが作成したケーススタディにもとづいて討論を行う.以上を通じて,大学研究室に関する理解を深め,研究と教育,そして研究と実践の側面から大学研究室に対してどのようなアプローチが可能なのかを考えることを目的とする.

日本教育工学会 第26回全国大会 9月18日(土)18:00〜19:30
http://www.jset.gr.jp/taikai26/program/program_w.php

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▽関連する以前書いた記事

研究室に関する「ケーススタディ型ワークショップ」を開発しています!
https://www.tate-lab.net/mt/2010/08/post-182.html

【書評】ケーススタディを具体的に知りたいあなたへ- 企業内研修にすぐ使えるケーススタディhttps://www.tate-lab.net/mt/2010/08/–3.html

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おすすめ度の平均: 4.0

4 ケーススタディを受ける前に読むと効果的です

Wed, Sep 08

  • 12:12  今回のワークショップの内容は、日本教育工学会(9月18日)でも行う予定です。ご興味のある方はぜひご参加ください! http://bit.ly/a8hqK2
  • 12:10  RT @ikiikilab: いきいき研究室増産プロジェクト:「研究がうまくいかないのは誰のせい?」プレワークショップ始まり!! http://twitpic.com/2md7ga
  • 12:10  いきいき研(@ikiikilab)とコラボして開発しているケーススタディワークショップが終了!参加者のみなさんありがとうございました!かなり発見があったので、これはまた次回のプログラムに活かしたいと思います!
  • 12:07  今日はお忙しい中、参加いただいて、本当にありがとうございました!RT @miotsubaki ワークショップのお手伝いに向かう。
  • 06:36  RT @yuuhey: ワークショップに便利なMac用タイマーソフト 「Apimac Timer」http://bit.ly/clXUke
  • 06:32  ネットに「エンゲストロームの似顔絵」とか「エンゲストローム△」とかアップしてると、のちのちまで検索にひっかかりそうでこわいなwあとでエンゲストロームの真面目な記事もblogにアップしよう。
  • 06:02  google画像検索で「エンゲストローム」を調べると、自分が描いた似顔絵がでてくることを発見!見つけたとき目を疑ったw エンゲストローム – Google 検索 http://bit.ly/9G0cqU
  • 05:59  まさかGoogle画像検索で「エンゲストローム」と入力すると、僕の絵が出てくるとはw RT @hari_nezumi @tatthiyに意外な才能が!RT @YukiAnzai: こ、これは…! エンゲストローム -Google画像検索 http://bit.ly/ciBaXV
  • 05:31  雨がはんぱじゃないなー
  • 05:07  たくさんアイデア集まるとよいですねー!僕も考えてみますねー!RT @haruna26 わあ、舘野さんにさっそくRTいただいてしまった…!この前やられてたのをまねっこさせてもらいました!
  • 04:44  RT @haruna26: こんな時間に書いてどのくらい反応あるか不明ですが、ブログにこれ書いてほしいー、とかあったら教えてください。アメリカのことでもそれ以外でも、もちろん。これ書いて!って言われたほうががんばれるんじゃないかっていう仮説です。笑
  • 04:44  RT @nakaharajun: デューイ、ヴィゴツキー、エンゲストローム、ピアジェ、、、偉大な学習・発達・教育学者を知る「旅」・・・今年も大学院生たちが、文献を読みこんで大学院夏合宿の準備をしています。http://bit.ly/cPvT28


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