いかにシンプルで美しいプレゼンをつくるか!?-書評「プレゼンテーションZen」

「プレゼンテーションZen」という本を読みました。この本は「よいプレゼンをデザインするには?」について書かれた本です。率直に言って、かなり面白い本でした。Amazonの評価もめちゃよいですよね。

プレゼンテーション Zen
プレゼンテーション Zen

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Garr Reynolds ガー・レイノルズ
ピアソンエデュケーション
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おすすめ度の平均: 5.0

5 シンプルなプレゼンをしよう!
5 今までになかったプレゼンの発想
5 プレゼンの本ではなく、”美しい”プレゼンをするための本

この本で奨励されているプレゼンは、「とにかくシンプルで、美しく!」ということかなあと思います。

「なんかプレゼンの細かい技術とかがごちゃごちゃ書かれている」という本ではありません。

プレゼンとはいかなるもので、なにを目指すべきか、そしてそのための準備や心構えはどうするべきかについて、これまでのプレゼンに対して、発想をくつがえしてくれるような本かもしれません。

目次はこんなかんじです。

イントロダクション(今日のプレゼンテーション)

準備(創造性と制約・アナログ式に計画を練ろう・ストーリーを作り上げる)

デザイン(シンプルであることの大切さ・プレゼンテーションのデザイン:原則とテクニック・サンプルスライド:画像とテキスト)

実施(完全にその場に集中すること・聴衆と心を通い合わせる)

次のステップ(長い旅が始まる)

この本がステキなのは、この本自体も、「極上のプレゼンテーション」になっているということです。もちろん、これは本であってプレゼンテーションではないのですが、文章の見出し、表現、デザインがきれいだし、なによりそれが本の内容、つまり、言いたいことをストレートに表現してあるんですよね。そのため、すごく読みやすいです。「伝わる」本になっています。

中身の詳しい部分は本を読んでほしいのですが、ひとつだけ面白いと持ったことを紹介します。それは「写真にこだわれ」という話でした。

この本でよい例として紹介されているプレゼンの中に「文字だらけのスライド」はひとつもありません。どれも写真などを効果的に使っているんですよね。そしてその写真は、解像度が低かったり、ソフトに最初から入っている定番のイラストではありません。高品質で、印象深い写真を使うことをオススメしており、そのための素材サイトも紹介されています。

これを見ると、普段から「きれいな写真などの素材を集めておくこと」「素材を持ってくるサイトを知っていること」などが大事であることに気がつかせてくれます。みなさんは、そういうのちゃんとしていますか?

この本は、デザインがきれいで、語り口も面白いので、読んでいると「いいプレゼンをつくりたい!」という気持ちになってきます。よいプレゼンテーションをしたいと思う方には、必ずおすすめしたい本です!

以前紹介したプレゼン本はこちら↓こちらもよい本です。

学生や研究者がイケてるPowerPonintスライドをつくるために!

http://d.hatena.ne.jp/asapon/20090616/1245142923

学生・研究者のための 使える!PowerPointスライドデザイン 伝わるプレゼン1つの原理と3つの技術
宮野 公樹
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3 悪くはないんだけど
5 研究の本質にもつながります。
1 購入される前に…
5 学生だけでなく社会人にも最適の一冊
5 実態に裏打ちされたデザイン哲学

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