ナラティヴ・アプローチを読んだ

野口裕二先生のナラティヴ・アプローチを読みました。

ナラティヴ・アプローチ
野口 裕二
勁草書房
売り上げランキング: 74930

帯にはこんなかんじで紹介されています。

社会学、文化人類学、医学、看護学、臨床心理学、社会福祉学、生命倫理学、法学、経営学におけるナラティヴ・アプローチの最新の成果を集約。新たな地平を切り拓く。

これを見ても分かる通り、様々な分野の人たちがそれぞれの章で、ナラティヴ・アプローチという視点から、実践や理論の展開を行っているという本になります。

僕が一番興味があったのは、第九章の「組織経営におけるナラティヴ・アプローチ」です。加藤雅則さんが書いています。

加藤雅則さんはこんなお方です。

http://spysee.jp/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E9%9B%85%E5%89%87

ここでは、「ナラティブを通した問題解消」を促す具体的な方法が紹介されています。詳細は本を見てほしいのですが、5,6人のグループになり、1人が悩みを話し、それを周りのメンバーがリフレクトしてあげることで、問題の解消を目指すというかんじです。

この方法はとても面白いなと思います。いわゆる悩みがあって「どう解決しようかな」というのではなく、「悩みのフレームをもう一度問い直す」というところまで活動に組み入れているところがポイントかなと思います。今度どこかで試しにやってみたいなと思わせる方法です。

この本は、この章以外にも「ナラティブ」に関する多様な分野での知見が読めますので、こういうジャンルに興味がある人にはオススメです。

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