最近自分のまわりで、ワークショップなどの場作りに興味を持つ学生が増えてきました。特にぼくは、やれともなんとも言ってないのですが、「イベントつくってみたい」「ワークショップつくってみたい」という人たちが続いていて、とても面白いです。

なので最近は舘野流の場作りの方法をその場で少しずつ教えています。いろいろよい参考書もあることはあるのですが、完全にフィットするものはないので、この機会に書籍にでもしたいなという気持ちにもなっています。

今回はその中でも特に「遊び」の要素の取り入れ方について書きたいと思います。

ぼくがワークショップや場作りと呼ぶ場合には、いわゆる授業などの作り方と異なり、「遊び」や「非日常」の要素を上手に入れ込むというのがとても大切になってきます。

「えっ、そんなことやっちゃっていいの?」みたいなかんじがわりと重要で、そのスパイスになるのが「まじめな要素」ではなく、むしろ「遊び」なんですよね。

そして、ワークショップや場作りの「味」だったり、「その人らしさ」というのは、その人の好きな「遊び」の要素にかなり左右されるともいえます。

競争好きな人は、どこかに競争的な要素としての遊びが含まれてきますし、ごっこ遊び的なものが好きな人はまた違う楽しみの要素が含まれてきます。

このようにワークショップや場作りにおいては、その人の「教育観」より、むしろ「遊び観」のほうが、大きな影響を与えるのではないかという感覚があります。

なので、場作りをする際には、「どんなことが楽しかったかな」とか「どういうのが好きかな」という遊びのバリエーションや原体験がとても大切になってきます。

そのバリエーションを豊富にもっておくこと、そして、それに自覚的になることが実はけっこう重要な一歩なんだろうと最近思っています。

今日は「遊び」について書きました。このあたりについては、また記事で詳しく書いていきたいと思います。

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