「それ本当に自分で面白いと思っていて、どうしてもやりたいの?」という質問に自信を持って「はい」と言えるか

世の中プランを考えるためのテクニックなど、いろいろあるわけですが、「人を動かすプランになっているかの最低限の条件を一つ挙げろ」と言われたら、結局こう答えるのかなと思います。

「それ本当に自分で面白いと思っていて、どうしてもやりたいの?」という質問がきたときに、自信をもって「はい」といえること、ですね。

プレゼンテーションに何か具体的に明示したりすることではないのですが、プレゼンの背景にそういった気持ちがあるかどうかが明暗を分けるのかなと思います。

ここ数年で多くの企業の方々と産学連携のプロジェクト型学習をやってきました。その過程で、いろいろな業界の方々とお話しさせていただいたのですが、この部分だけは本当にみなさん共通しておっしゃるなと思うんですね。

「もし、お金を全部出すよと言われたら実行してみたい?」
「きれいにまとめることも大事だけど、それ自分でもやってみたい?」

もちろん、気持ちだけで全てうまくいくわけではないのですが、この部分がないと、どうしても全てのプランが上滑りしてしまうのかなと思います。

きっとプランを作るときにも詰め切ろうとという気持ちになれなかったりするし、プレゼンテーションでもどこか自信のなさが伝わってしまうのかもしれませんね。

自分の考えをみんなに理解してもらったり、ファンになってもらいたいと思ったら、まずは自分自身が自分のプランのファンになることが大事なのかもしれません。

これは以前書いたこの記事で書いていることと同じかもしれません。

「いいんだけど、面白くない」を超えて – 東京糸井重里事務所に行ってきた!
https://www.tate-lab.net/mt/2010/10/hoboniti.html

ちなみに、個人的に、これは研究テーマを決めるときも同じだなあと感じています。卒論、修論、博論などのテーマ決めはとても大変なのですが、自分で本当にそれをやりたいという気持ちを持っていないとなかなかがんばれないんですよね(特に文系はそうかもしれません)。小手先に流されないように自分自身もがんばっていきたいところです。

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