授業の内容をいつまで覚えているか?:授業が終わって3年後にきたメール

どこかで講演や授業をすると、その「直後」に感想をメールやFacebookに書いてくださる方がいます。これは非常にうれしいです。どんなことが特に役に立ったのか、自分が今後また同じ事をやるときになにを意識すればよいのかがわかります。

これだけでも十分なのですが、これよりさらにうれしいことに、講演や授業が終わった「しばらくした後に」、リアクションがあるというケースがあります。

例えば、以下のようなものです。

・「授業で習ったことをいま使って、必死にレポートを書いている」
・「講演で聴いたことを現場で試してみたら、こういうところが改善された。だが、こういうところはまだうまくいかない」

こういうメールをみると、なんだかとてもうれしい気分になります。授業や講演の内容を「その場限りのもの」としてだけではなく、日常などで活用してくださっているからです。

「学んだことを次に活かす」というのは言うのは簡単ですが、実際に行うことはとても難しいです。さらにいえば、授業や講演で話されたことの多くは忘れられる運命にあります(こういった研究知見はいろいろあります)。そんななかで実際に覚えていて、チャレンジしてくださるというのはとてもうれしいことです。

実はちょうど本日も3年前に実施した講座に参加してくださった人からメールの連絡がありました。3年前というと、まだ私が大学院生をしているときのことです。2時間程度のプログラムを一度やっただけではありますが、あのときのことを覚えていて連絡をくださいました。こういった連絡をいただくと、やってよかったなと思うと同時に、あらためてまた気持ちが引き締まります。よい意味で「教える」と言うことに慣れずに、一度一度の機会を大切にしていこうという気持ちになりました。

そろそろ年度終わりですが、今年度に記憶に残っている授業や講演はありますか?学んだことをなにかに活かしていますか?なにかエピソードがあればぜひ教えてください。