「プロジェクト型授業」がいよいよスタート!:プロジェクト課題設定の裏側を少しだけ

私が立教大学経営学部で担当している授業のプロジェクトがいよいよ昨日スタートしました!正確には授業としては2回目なのですが、連携企業の方から、半期の間かけて取り組む課題の発表がありました!

私が担当している授業は「BLP(ビジネス・リーダーシップ・プログラム)」というプログラムに関するもので、このプログラムでは、授業の対象やレベルごとに「BL0」〜「BL4」までもうけられています。今年の連携企業は「BL0」が日本HP様、「BL2」が武蔵野銀行様、「BL4」がヤフー様となります。

私は特に1年生向けの必修の「リーダーシップ入門(通称、BL0)」について、コースリーダーという全体をまとめる役割を担っています。この授業は、受講生や約400人弱で、18クラスが共通の内容を行う非常に規模の大きい授業です。

今年のBL0の連携企業は日本HP様です。経営学部と日本HP様は3年間一緒にプロジェクトを進めさせていただいています。今回の課題は「タブレットやプリンタの新たな活用方法」に関するものです(本当はもっと状況が細かく設定されています)。業界の分析などもさることながら、実際に私たちがタブレットを使う場面はどのようなときなのかという、状況に対する深い洞察が必要になります。

授業はこうした「企業への提案」を競いながらも、そのプロセスにおけるリーダーシップの育成を重視しています。そのため、授業の中で、自らのリーダーシップやグループワークのあり方について振り返る機会や工夫を複数もうけています。

大学で協調学習やグループワークを取り入れるところは増えてきていると思いますが、意外と「グループワークのあり方そのもの」をしっかり振り返る機会を用意しているところは少ないのかなと感じています。

BL0では「プランを作ることで、リーダーシップを学ぶ」というサイクルをうまく回るような授業デザインを心がけています。

今回発表した「プロジェクト課題」についても、その両輪がまわるような「課題の設定」を意識しています。課題の設定の過程においては、何度も連携企業の方と相談を重ねつつ、企業にとっても、大学にとっても意義のある課題をさぐっていきます。

そのプロセスには、SA(ステューデント・アシスタント)も積極的にかかわります。SAは一番学生と目線が近いため、学生にとって熱中できるものか、レベルとして無理がないかについて積極的にコメントします。実際、今回最終的に採用されたBL0の課題はSAのアイデアがベースになっています。

このようにプロジェクト課題は、連携企業の方からもらうでもなく、大学から一方的に提案するでもなく、企業の方や教員だけで決めるものでもなく、さまざまな視点を織り込みながら「ここが一番よいところ」というポイントを探るプロセスでもあるのです。

今回の課題もこうした過程を踏んで考えたものですが、やはりうまく進むかというのはドキドキするものです。もちろん、課題を決めて終わりということはなく、それを面白いものできるのかは、かかわる人たち次第でもあります。これから始まるプロジェクトを私自身も楽しんでいきたいなと思っています。

ちなみに、プロジェクトのスタートは毎回全ての人たちがホールに集まり、そこで発表をします。その場の司会・進行はSAたちが行います。数百人が一堂に介す場をマネジメントしたり、その前で話すのは大変なことだと思うのですが、堂々とやっていてました。写真は一仕事終えたSAたちと一緒に撮ったものです。みんな満足そうな表情ですね。ここからまた新たなスタートですが、楽しんでいきたいなと思います。

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