最近いろいろな企画・プロジェクトに参加しているのはよいのですが、「ちゃんとブログに書こう!」と思うとなかなか書けなかったりします。

ということで、最近実施した5つの企画・プロジェクトについて、少しダイジェスト的に報告しておこうと思います。それぞれについて詳しく語りたくなったら、また別エントリーで書こうと思います。


  1. 合同ゼミ企画の実施(慶應大牛島ゼミ・法政大長岡ゼミ・中原研究室)
  2. 「対話型鑑賞法」などアートの実践について考える
  3. 「越境学習」×「イノベーション論」の研究会の実施
  4. 学芸大学における卒業論文の書き方講座の実施
  5. 本の出版&出版記念イベントが開かれます

1.合同ゼミ企画の実施(慶應大牛島ゼミ・法政大長岡ゼミ・中原研究室)

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10月のことになりますが、慶應大牛島ゼミ・法政大長岡ゼミの学部生のみなさんと合同ゼミを行いました。大学の枠を超えた学部生同士のゼミを、東大で行い、中原先生・舘野が「場をつくること」について話題提供をするといった会でした。

僕は

・参加前に読んでくることになっていた課題図書の面白いと思った部分を写真で共有
・当日即興場作り体験

という2つの活動をデザインしました。場作りの詳細について別エントリーでご紹介します。

当日の様子は法政大の山根くんがブログに書いてくれているのでこちらを読んでいただければと思います。

いつもと違う 〜東大での合同ワークショップ〜

http://www.tnlab.net/melcblog/2012/10/121021.html


2.「対話型鑑賞法」などアートの実践について考える

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これは企画やプロジェクトというわけではないのですが、10月に「対話型鑑賞法」の教育を実践している京都造形大学の授業を見学させていただいたり、話を聞かせていただくことができました。

この他にも最近アートと教育に関連する方々に色々話を伺ったりする機会があるので、ここで考えたことを少し整理してブログに書きたいと思っています。
(京都造形大学のみなさん、平野君、三宅君、吉川久美子さんありがとうございました。)

考えたことの一部は、ツイートをして以下にまとめてありますのでよろしければご覧下さい。

対話型鑑賞法に関する連続ツイート
http://togetter.com/li/398843

平野智紀くんがやった対話型鑑賞法のイベントに関するレポートはこちらです。

渋谷ってどんな街?:まれ美@co-ba libraryに参加してきた!
https://www.tate-lab.net/mt/2012/10/co-ba-marebi.html


3.「越境学習」×「イノベーション論」の研究会の実施

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11月に株式会社ビジネスリサーチラボの伊達洋駆さんとともに「越境学習」×「イノベーション論」の研究会を行いました。今回の研究会では、「オープン・イノベーション論」や「社会関係資本論」等をテーマに議論を行いました。

今回の研究会も募集人数をはるかに超える参加者の方にご参加いただきました。ご参加いただいたみなさんありがとうございました。

研究会で感じたことについてはこちらも連続ツイートとしてまとめてありますのでぜひご覧下さい。こちらの研究会については、詳細をpdfのレポートとして配信する予定です。出来上がりましたらまたこちらでアナウンスいたします。

第二回 「越境学習」×「イノベーション論」の研究会に関する連続ツイート
http://togetter.com/li/402779


4.学芸大学における卒業論文の書き方講座の実施

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11月に東京学芸大学に「卒論への旅」という「卒論の書き方講座」を実施してきました。これは学芸大学の授業外講義を提供している「学芸カフェテリア」さんに呼ばれて、実施をしてきました。

今回の講座では、主に学部3年生を対象に、卒論を書くまでのプロセスを「物語形式」で体験してもらいながら、卒論を書くために重要なポイントを押さえてもらうというものでした。参加してくださった方がとても積極的で、やったかいがあったなと思いました。

一緒に企画を実施した眞崎光司さん、呼んでくださった学芸カフェテリアのみなさま(特に番田さん、清水さん)ありがとうございました。

学芸カフェテリア
http://www.u-gakugei.ac.jp/~cafepro/g-cafe/

僕のブログでこれまで書いた文章の書き方などに関する記事はこちらにまとめてあります。

【大学生・院生向け】文章の読み方・書き方・考え方・発表の仕方まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133342163910863801


5.本の出版&出版記念イベントが開かれます

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12月の中旬に「プレイフル・ラーニング:ワークショップの源流と学びの未来」(三省堂刊:上田信行・中原淳著)という本が出版されます。

この本には私も4ページほどですがコラムを掲載させていただいています。

「予定調和を超えた場作りの系譜とその特徴」という内容です。「アンカンファレンス」という手法につながるまでの流れや、アンカンファレンス型の場作りの特徴をについて、これまでの方法と比較しながら説明しているものです。よろしければぜひご覧下さいませ。

また、この出版に関連して、12/8,9に奈良でイベントを行います。このイベントの企画にも携わっています。本やイベントの詳細は以下のFacebookページに情報が集まっていますのでぜひこちらもチェックして下さいませ。よろしければぜひ「いいね!」も教えていただけますとうれしいです!

Toyful Meetup 2012
https://www.facebook.com/ToyfulMeetup2012


ということで、ざっと5つ書きました。こうやって書いてみると、それぞれについて詳しく書きたくなってきますね。それに、「あっ、これもやったわ」っていうものもまた思い出しました。書き始めると長くなると、今回はダイジェスト的にまとめました。

来週はそれぞれについて一日一個ずつくらいブログを書けると一番よいのですけどね。

それぞれの企画は今後もつながりがあるものですので、興味のある方はぜひイベントにご参加ください。また、最近、ゲストとしての話題提供やワークショップの企画・相談の依頼を少しずつ受けております。もしなにかありましたら気軽にお声がけいただけますと幸いです。

お問い合わせはこちらから
https://www.tate-lab.net/mt/contact/

なかなか整理できていないのですが、これまで実施したワークショップ・イベントも少しずつ整理しておりますのでこちらもご参照くださいませ。
https://www.tate-lab.net/mt/post-1.html


今回紹介した企画に関する書籍一覧

合同ゼミではこちらの本が課題書籍でした。私も対談の中で登場します。

知がめぐり、人がつながる場のデザイン―働く大人が学び続ける
私の中の自由な美術―鑑賞教育で育む力
上野 行一
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職場学習の探究 企業人の成長を考える実証研究
中原 淳 木村 充 重田 勝介 舘野 泰一 伊勢坊 綾 脇本 健弘 吉村 春美 関根 雅泰 福山 佑樹 伊澤 莉瑛 島田 徳子
生産性出版
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新版 論文の教室―レポートから卒論まで (NHKブックス No.1194)
戸田山 和久
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