読み終わった本をどう活用していますか?-本の交換会をしてみた!

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■本とさびしいお別れはしたくない
突然ですがみなさん読み終わった本をどうしていますか?とりあえず本棚に入れておいてずっと放置というかんじでしょうか。それとも売ったり、捨てたりしますか?
僕は今年の年末に、噂の「こんまりメソッド」を使って、大掃除をしたのですが、そのときに一番処理に困ったのが本でした。
大学院生であるということと、単純に本が好きということで、とにかく本が多いんですね。本棚の収容能力を明らかに超えている状態になっています。しかも読み終えたものの中で読み返すものは限られているんですよね。
どうしようかなと思ったのですが、結局部屋のものを減らしたかったのでブックオフに売りにいきました。
結局まあほとんどの本が売れて、部屋にきれいになったのはよかったのですが、その後になんともいえないさびしさが残りました。
一冊50円とか、さらにはそれ以下のお金で買い取られちゃうわけじゃないですか。しかも当たり前ですが、書き込みをしている本は買い取ってもらえない。なんかそれってどうも味気ないなあと思ったんですね。
それ以来、読み終わった本をどう活用したら面白いのかということを考えるようになりました。売るにしても、もうちょっと高く売れてもいいんじゃないかと思いましたし、お金にならなくてもこの本を必要とする人もいるんじゃないかなあということを考えていました。
ちなみにそんなことをtwitterでつぶやいたら共感してくれる方も多く、いろいろな情報を教えてくれた方もいました。激しく感謝です。
■本の交換会へ:私の持っていった本とは
前置きが長くなりました。
そんなことを考えていたある日、あるイベントで「本の交換会をやります」というメールをいただきました。飲み会の途中で、最近読み終えた本について紹介し、交換し合うというのです。
これはいい!と思い、僕も読み終えた本の中で、他の人にも読んで欲しい本を選びました。僕が持っていったのは、最近買ったばかりの「計画と無計画のあいだ」です。面白かったのですぐに読み終えてしまったんですよね。

計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話
三島邦弘
河出書房新社
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この本は「ミシマ社」という出版社の、立ち上げから現在に至るまでの様子を描いた本です。なにか新しいことをやりたいと思っている人におすすめしたい本です。出版業界の状況を踏まえながら、なぜミシマ社を立ち上げようと思ったのか、そして、どのように奮闘していったかが描かれています。
「かっこいい目標と、かっこいい仕事の仕方で、スマートに業界に殴り込んだ」みたいなストーリーではなく、「自分の中での思いと、それをカタチにするための試行錯誤のプロセスをありのまま書いた」というかんじのテイストなので、話にリアリティがありとても面白いです。
途中でお金がなくなりそうになっちゃったり、オフィスにねずみがでてそれと対決したりという話も書いてあります(笑)
■ドキドキの交換タイム
本の交換会は飲み会に参加したメンバーのうち6名の人が参加しました。それぞれがその本の内容と、その本を買ったときの状況や面白いポイントを話していきます。(持ってきた本の一覧は冒頭の写真にうつっているものです。)
話を聞けば聞くほど、どの本も欲しくなります。そして、交換に出す本についても、ちょっとお別れがさびしくなってきます。
今回はどのように交換するかは、じゃんけんで買った人から選んでいくという方式でした。じゃんけんはかなりドキドキ。
僕は2番目に勝つことができました。でも選ぶのも難しいんですよね。どれも欲しい。その中で僕が選んだのはこの本でした。
人を喜ばせるということ―だからサプライズがやめられない (中公新書ラクレ)
小山 薫堂
中央公論新社
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「おくりびと」の映画で有名な小山さんの本ですね。人を喜ばせるサプライズについて書かれた本です。ワークショップなどをやっている自分としては、これは参考になりそうということでこの本を選びました。なんか自分でお金を出して買うよりもちょっとうれしい気分がしました。
■本への書き込みが価値になる
ということで、今回初めて体験した本の交換ですが、感覚的に非常によいと思いました。不思議なことに、交換できなかった他の本も無性に欲しくなりました(笑)特にこの本は興味があるので自腹で買いそうです。

裏方ほどおいしい仕事はない!
野村 恭彦
プレジデント社
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交換した本には、その人の付箋やメモが残っているものもありました。売りに出す場合はこういうものがあると売れません。
しかし、交換会の場合は、それがついているもののほうが魅力的にうつりました。この人はどういう思いで読んだんだろうか、どういうことに興味を持っている人なんだろうかということがわかるからですね。
今年は本との付き合い方を色々試してみようと思っています。とっておくもの、売ってしまうもの、交換するもの、借りるもの、などなど、色々な活用の仕方があるように思います。ひとつの正解があるわけではなく、いろいろな選択肢を持っていると楽しそうだというのが直感的な感想です。
これはある意味、本を媒介にしたつながりのデザインともいえるかもしれません。
コミュニティをつなぐものとしての本のあり方について、今年は考えていきたいです。
僕におすすめの本があるよとか、本を交換したいとか、こんな本持ってない?、みたいなコミュニケーション大歓迎です。ぜひtwitterやFacebookやメールなどで声をかけてくださいね。
舘野のtwitterアカウント
■参考本
噂のこんまりメソッドの本はこちらです。これを参考にして大量にもの捨てました。
人生がときめく片づけの魔法
近藤 麻理恵
サンマーク出版
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