シェアハウス住民に聞いてみた「シェアハウスにまつわる6つのトピック」

最近仲の良い友人がシェアハウスを始めようとしています。シェアハウスとは平たくいってしまえば、「1つの家に複数人で住む」ってことかなと思います。

シェアハウスは最近若い人の間で、にわかに注目が集まっている気がします。

個人的には、ワークショップ等と思想的にいろいろ重なる点があると思っていて、とても興味を持っています。

それで思い出したんですが、考えてみたら去年の5月頃に、別の仲の良い友人がしているシェアハウスにお邪魔させていただいて、いろいろインタビューしたことをまとめたメモがあったんです。

お蔵入りになっていたので、この機会にその記事の一部を公開しようと思います!

内容は6つのトピックでまとめています。考察はワークショップとの関連で述べているものが多いです。

これからシェアハウスする人、場作りする人のなにかの参考になればと思います!

▼トピック

1.家族と住むとはなにが違う?
2.積み重なるイメージ
3.「家」の持つ力
4.シェアハウスは「結婚のリハーサル」
5.シェアハウスは2人よりも、3人か4人で!
6.シェアハウスのメリットは?

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1.家族と住むのとはなにが違う?

シェアハウスは、友達と一緒に一つ屋根の下で暮らします。「家族と住むのとなにが違うのか?」ということを聞いてみました。

その答えはとても面白いものでした。

「家族」っていうのは、生まれた瞬間から家族です。だから、特に意識しなくても、その家のルールはあるし、その中で生きていきます。

しかし、「シェアハウス」の場合は、「家族的な関係」をこれから作っていきます。結果として家族と住むのと同じようなルールができてくる可能性はありますが、それを一から作っていくわけなのです。

要するに家族に対する「視点」が異なるようです。いままでは、「家族に生まれてきた子ども目線」だったのが、「結婚してこれから家族を作る人目線」に変わるということです。これはとても面白い発想だなと思いました。

「暗黙の前提」を「意識化する」という点では、ワークショップと重なる点かもしれません。この話は「前提がある中で生きる」とか「前提を一から作る」みたいな話に発展しました。(安斉利洋さんのワークショップや、友成先生のたこつぼの話など)

勉強会でたびたび出てくる「日常がワークショップ」というキーワードともかなりリンクする部分かもしれません。

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2.積み重なるイメージ

個人的に面白かったのは「積み重なる」という言葉でした。シェアハウスだけではなく、これはカフェにも共通するかもしれません。要するに、シェアハウスというのは毎日継続して行うことであるので、コミュニケーションしたことや、その経験は「積み重なっていく」のですね。

一方でワークショップを考えてみると、どちらかというと「積み重なる」というイメージとはちょっと違うかなと思います。(もちろん、「積み重なる」という言葉をどう定義するかによりますが)

シェアハウスは、日常を過ごしている場が、気づいたら非日常的になったり、また日常に戻ったり、空間の意味がゆるやかに変わっていきます。その「移行」は「ワークショップ(非日常)と普段の生活(日常)」よりも、極めてスムーズに行われます。

この「日常と非日常の関係」が、ワークショップ、カフェ、シェアハウスではそれぞれ違うのではないかというのが、私なりの気づきでした。

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3.「家」の持つ力

シェアハウスは、いろんな人たちが集まる一種の場ですよね。しかし、シェアハウスが他のイベントみたいなものと違うのは、やっぱり「家」ということなのですね。

行ってみるとわかるのですが、「家」の持つ空間的な力はかなり強力です。同じメンバーが集まっても、居酒屋では出来ない雰囲気があります。

この雰囲気は何によって構成されているのか?
「靴を脱ぐこと」、「目線がフラット」、「互いの距離」、「照明の明るさ」、いろいろ出てきました。

もう少しメタな視点としては、「家には多様な状況が出来うる」ということが出てきました。家は「何をする場」というのが明確ではありません。その場その場で、空間の意味が作られます。こうした「状況の多様性」もポイントではないかという指摘がありました。

「無目的な創発空間」というキーワードが、最近私のよく考えていることなのですが、それとも非常に関連が深いことだと思いました。

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4.シェアハウスは「結婚のリハーサル」

シェアハウスの住民同士の関係について聞いてみると、「兄弟みたいなもの」という話がでてきました。でも兄弟と違うのは、「最低限を律する気持ち」という話でした。

家族との違いと共通しますが、やはりある意味、赤の他人と暮らしているわけです。その中で生活することは、自分にとって、相手に迷惑をかけずに適度に自分を律することが大切になってきます。

こうした生活は、「結婚のリハーサルとして最適!」という話でした。

「異なる他者といかに違いを受け入れて生活するか」という視点からも、シェアハウスは面白いですよね。

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5.シェアハウスは2人よりも、3人か4人で!

これまたみなさん共通していて面白かったのですが、シェアハウスを「二人」で行っている人はほとんどいないんですよね。それに、みなさんが「三人か四人の方が面白い!」と言うのです。

その理由として、主に2つが挙げられていました。1つ目は、「三人いるほうが揉めない」ということ。どういうことかというと、何か揉めたときに三人でいると、三人目がレフリー役になるということなんですね(笑)

「二人しかいなくて、価値観が違ってしまった場合は、もうわかりあえないかもしれないけれど、三人目がいて仲介してくれると、納得いくことがある」

という話が印象的でした。

2つ目の理由は、「三人いるほうがネットワークの広がり方が面白い」ということでした。三人以上になると、友達の友達とか、全然知らない人とどんどんつながっていくようです。

印象的だったのは、三人以上になると、シェアハウスを通じて、「シェアハウスに住んでいる人」、「よく遊びにくる人(半住民)」、「イベントのときに来る人」、みたいなレ

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