「脳」って世間で注目されますよねー。

でも、ちょっと深い話されると全然わからないですよね。そんなあなたへ、今回はこの本をご紹介。

その名もMIND HACKS。

入門書の一つとしてよいんじゃないかなと思います。

Mind Hacks―実験で知る脳と心のシステム
トム スタッフォード マット ウェッブ
オライリージャパン
売り上げランキング: 68063
おすすめ度の平均: 4.5

5 オライリー的な脳へのアプローチ
4 認知心理学のサブ教材として最適
1 材料は悪くないんだけど。。。
2 全然気に入らなかった
5 ポイントは「実験」

このHACKSシリーズは、プログラムに関する本(例えば、Perl HACKSとか)をイメージする人が多いかと思いますが、本書は違います。もちろん、テイストは似てますが。

本の紹介を読んでみると以下のように書かれています。

最新の脳科学を基にした解説と簡単な実験で、脳と心のはたらきを説明する新しい脳の本。「視覚」「運動」「記憶」等をテーマに、脳のはたらきを、Webサイトの動画や身体を使った「ハッキング(実験)」で明らかにする。

脳科学の知見を簡単に解説しているというのもスバラシイのですが、簡単な実験がどれにも紹介されています。読者は実際に、Webにアクセスしたりすることでそれを体験できるんですよね。

扱っているテーマについてもう少し詳しく書かれているのは以下の説明でしょうか。

本書で扱うテーマは「脳の構造」「視覚」「聴覚」などの基礎的なものから、それらを統合して行われる「運動」「推論」「記憶」、さらに実生活に必要な「他者との関係」まで。自分の頭のなかでは何が起こっているのかを知りたい方、心の成り立ちを知り、その知識を仕事に役立てたい方におすすめです。

参考リンク

http://www.oreilly.co.jp/books/4873112710/

認知心理学の話もちょっとでてきたりします。

fMRIとかなんとなく聞いたことがあるような単語についてもちゃんと説明してくれます(笑)脳の動きを映像化する技術をいくつか紹介してくれますし、それぞれのメリット、デメリットなんかも書いてあって、初心者にもやさしいなと思いました。

脳は興味あるけどちょっと・・・。

という方は、ちょっと手をとってみるとよいかもしれません。