自分の強みってなんだろう?これってわかるようでいてわかりませんよね。それを理解する一つの助けになるものがあります。それがこの本です。正確にはこの本を買うと、行うことができるWebテストみたいなものでしょうか。勝間さんの「断る力」に紹介されていたのでさっそく買ってみました。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう—あなたの5つの強みを見出し、活かす
マーカス バッキンガム ドナルド・O. クリフトン
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 25
おすすめ度の平均: 4.0

5 自己を見つめなおします。
4 人間の資質に名前を付ける
5 必読書ですね。すばらしい1冊
5 この本を活かすのは本人次第!
4 人間は自分の強みには無意識である!

この本は、表紙の裏側に「コード」が書いてあります。そのコードを使うと、自分の5つの強みを示してくれるテストをうけることが出来ます。それはこちらのサイトです。

あなたの強みはどこからくるのか

http://sf1.strengthsfinder.com/ja-jp/homepage.aspx

テストは35分が目安と書いてあります。テストというよりも、直感的に自分が「こっち!」と思う答えを選択していく方式です。これを行うと、全部で32項目の資質のうち、上位の5項目を教えてくれます。

この本、さらには勝間さんの「断る力」に共通しているのは、「自分の強みをのばそう!」ということなんですね。「断る力」にも書いてありましたが、「なぜ、断るのか?」といえば、スペシャリストになるための時間を確保するわけです。それはつまり、自分のよいところをのばす時間です。そのためには、自分の強みを理解しておく必要があります。

このテストだけで、強みが完全に理解できるわけではありません。しかし、こうしたテストは自分を理解するひとつの指標となります。占いより、はるかに確率が高い方法です。

最初、この本について聞いたとき、「1500円で本買わないとテストさせてくれないのかよ」と思って、「高いなあ」と思っていました。しかし、いまではむしろ、「1500円は安い」という感覚です。完全にのせられているかな(笑)

というのも、自分の強みって、なんとなくわかっているけど、それを検証する方法ってそんなに多くないんですよね。その機会をお金で買うことができるのは画期的かなと思いました。

それに、実際重要なのは、「このレポートそのもの」というよりも、このレポートをもとに「対話すること」なのかもと思います。これをネタにして、他人と比較したり、自分のことを語ったり出来るという点で、すごくよいツールだなと思います。

ちなみに僕の5つの強みをさらしてしまうと、

・コミュニケーション

あなたは説明すること、描写すること、進行役を務めること、人前で話すこと、書くことが好きです。これにはあなたのコミュニケーションという資質がよく現れています。

・内省

あなたは考えることが好きです。あなたは頭脳活動を好みます。あなたは脳を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好きです。あなたが頭を働かせている方向は、例えば問題を解こうとしているのかもしれないし、アイデアを考え出そうとしているのかもしれないし、あるいは他の人の感情を理解しようとしているのかもしれません。

・着想

あなたは着想に魅力を感じます。では、着想とは何でしょうか? 着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。

・収集心

あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報——言葉、事実、書籍、引用文——かもしれません。あるいは形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を引かれるから集めるのです。そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。

・ポジティブ

あなたは人をよく誉め、すぐに微笑みかけ、どんな状況においても常にポジティブな面を探します。あなたのことを陽気と言う人もいます。あなたのように楽天的になりたいと思う人もいます。しかし、いずれにしても、人々はあなたの周りにいたいと思います。あなたの熱意は人に伝染するので、あなたの近くにいると彼らには世界がより良いもののように見えてくるのです。

でした。僕的には、なるほどーと思いましたが、皆さん的にどうでしょうか?実際は、もうちょっと長いレポートを見ることができます。

ぜひいろいろ話をしたいので、購入してください(笑)そして、みなさんの資質教えてくださいな。

断る力 (文春新書)
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文藝春秋
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3 話すように書かれた文章
4 優等生な自分を変えたいあなたへ
3 いい本です
5 ためになる本でした
5 「断る力」を持った社員は組織力向上の素