「アレンジする」という創造性と楽しみ


4月に書籍「アクティブトランジション」が出版されてから約半年が経ちました。この書籍は「大学生を対象にした3本のワークショップ」と「調査結果をまとめた論文」からなるものです。

本書の特徴は、特に「ワークショップ編」にあり、「収録したワークショップをアレンジして自由に実施してかまわない」としました。収録したワークショップの詳細なタイムラインを載せ、教材などをコピーして、商用利用以外であればどこでも実践OKとなっています。また、書籍に載っている通りに実践するだけでなく、各実践先にあったようにアレンジして実施してくださいと記載しました。

実際どのくらいの方が実践してくれるか不安ではあったのですが、半年の間に多くの実践報告をいただきました。(実践してくださった場所の一覧を文末に載せました。うちもやったよ!という人がおりましたらぜひご連絡下さいませ)

実践報告をいただいてうれしかったことは、予想以上に多くの実践先で「面白いアレンジ」をされていたことです。例えば、三起商行株式会社様では「オリジナル社会人カード」を作成してワークショップを行っていました。

本来のカードはこれなのですが、

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こういうオリジナルカードを作って実践されたとのことです。イラストも台詞も両方オリジナルです!すごい!

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これは一例ですが、他の実践先においても、教材そのものをアレンジしたり、対象者を工夫したり、ワークの内容(教示)を工夫したりして、こちらが予想もしていなかったような使い方をされていて非常に面白かったです。

実践報告をしてくださる方々は、みなさん楽しんでアレンジされている雰囲気が伝わってくるのですよね。人事の方や、教員が「こうしたら面白いかも!?」というかんじで、楽しみながらクリエイションされているかんじがすごく伝わってきて、こちらもパワーをいただいたかんじがしました。

先日ブログで「何事も面白がれる力が大切」という話を書いたのですが、「アレンジする」ということもまさに関連する力なのかなと思います。

近年いろいろな教育方法が開発され、型も流通していっていると思うのですが、「その方法をやらないといけない」「その方法通りやらないといけない」というのは少々窮屈ではないかとも思っています。

ある方法をベースにしながら「アレンジの知」が共有され、「楽しさ」の連鎖が広がっていくと、やらされ感みたいなものを減ってより盛り上がっていくのかなと思っています。

アクティブトランジションのワークショップ実践事例はFacebookページにまとめておりますので、もしよろしければぜひご覧下さいませ。ページの「いいね!」をしていただけると非常にうれしいです!

アクティブトランジションFacebookページ
https://www.facebook.com/activetransition/

【実践先一覧】
・立命館大学様
・桃山学院大学様
・九州産業大学様
・和泉短期大学様
・京都造形芸術大学様
・九州大学様
・立教大学
・株式会社日本マイクロニクス様
・三井住友海上プライマリー生命保険株式会社様
・株式会社ビームス様
・株式会社内田洋行様
・三起商行株式会社様
・フリービット株式会社様

よろしければ書籍もぜひご覧下さいませ。内定式などでアクティブトランジションワークショップを実践してくださったところも多かったようです。

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