文章を書くまでの「決められた段取り」をつくろう:ルーティン作りのススメ


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そろそろ12月ということで、卒論・修論が忙しくなってくるシーズンになりましたね。こんな時期なので、少しでも何か助けになるような記事を書くことができればと思います。

今日は「ルーティン作り」について書こうと思います。ルーティン作りとは、簡単にいえば「書くまでの段取りを決める」ということですね。

みなさんもイチローの話とか聞いたことありませんか?「朝食にカレーを必ず食べる」とか、「打席に入るまでの手順を決めておく」といったものです(ちなみにどうでもいいけど、イチローは最近カレーは食べてないらしいですね)。ルーティンをつくることで、変に不安な気持ちになったりせず、集中してものごとに取り組めるということが言われているようです。

文章を書くときにもこういう「書くまでの段取り作り」は大事だと思うんですよね。僕も修論を書いているときには、「書く前の手順」は決めていました。といっても、別にお祈りしたりするわけではなく(笑)、シンプルにこんなかんじです。

  1. 院生室にくる
  2. ロッカーからパソコンを取り出す(当時は家ではやらず、研究室で集中してやると決めていた)
  3. 論文の束を取り出す(必要な論文を重ねて、決まったところにおいておく)
  4. 外付けハードディスクを取り出し、パソコンに装着(MacのTimeMachineで自動バックアップ)
  5. 起動している間に、コーヒーメーカーでコーヒーをつくる(研究室にだれかいたら、一緒につくる)
  6. 加湿器のスイッチ入れる(水がなくなっていればこの間に水を補充)
  7. コーヒーできるまでにメール確認
  8. コーヒーできたら、イヤホンをつけて音楽をかけてパソコンに向かう
  9. 今日書くためのファイルを作成(冗長だけど、いつでも前のバージョンに戻れるようにしていた)
  10. 執筆スタート

たぶん、当時の院生は、僕がこれをやっている様子が思い浮かぶんじゃないかな(笑)毎日こんなかんじでスタートして、終わるときには、それらを片付けて、また次の日も、同じ手順から始まるかんじです。

こうやってスタートの手順を決めておくと、余計なことを考える必要がありません。毎日同じペースで書き続けることができます。もちろん、その日によって進んだり、進まなかったりはするんですが、少なくとも「書き始めるまでの時間」が素早くなるんですよね。

ほら、あるじゃないですか。そもそも気分がのらずに「書き始めるまでの時間」がやたらとかかっちゃうみたいな。書く前での手順を決めておくと、そういうことにはまったく悩みませんし、とにかくいつもの手順をやることで、スムーズに「書くこと」に集中できるんですよね。

ということで、今日はルーティンづくりについて書いてみました。

修論だったり、卒論みたいなものは、「短距離走」というよりも、間違いなく「長距離走(マラソン)」的な要素がありますよね。いかに継続的にペースを崩さずに進められるかがポイントになってくると思います。そのための環境づくりをしておくことはとても大事なことかなと思うんですよね。

書くときの環境は人によって好き好きがあると思います。家の方が集中できるとか、カフェがいいとか、研究室がいいとか。でも、なんとなく「いつもの手順」みたいなものを持っておくと、「書くこと」に集中して取り組めるのではないでしょうか。

「わたしはこうしている」みたいな自分なりのルーティンがあったらぜひ教えて下さい。

ちなみに、こちらの本の中にも、「集中力の高め方(p142)」に、書くときの「自分なりの儀式をつくること」の重要性が述べられていますよ。

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