「経験」と「対話」はセットでどうぞ:キッザニア東京に行ってきた!

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先日「キッザニア東京」に行ってきました!たまたまプレス用の見学チケットをいただくことができたためです。本来なら子どもがいないと参加できないので僕としては非常に幸運な機会でした。

キッザニアについてそれほど詳しくはなかったのですが、実際に行ってみると思った以上に面白いなあと思いました。今日は自分が感想として感じたことを書いてみようと思います。

■ その職業になりきって楽しむ子どもたち

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キッザニアに入ることができたといっても、僕たちは子ども用のアトラクションができるわけではないので(笑)、基本的には「親」と同じ目線になります。つまり、子どもたちが遊んでいるところを見てみるというかんじですね。

自分の子どもが遊んでいるわけではないのですが、単純に見ているだけでも面白いです。子どもたちがそれぞれの仕事のコスチュームに着替え、仕事をしています。消防士さん、お医者さん、漫画家、ピザ屋さんなどなど、さまざまな仕事が街に溢れています。

子どもたちはキッザニアの通貨である「キッゾ」をため、銀行に貯金します。写真はATMでお金をおろしている様子です。ATMは本物と同じものだと思いますので、子どもたちはキッザニアを通じて使い方を覚えているようです。

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お金をおろしている少年に「今日来たの何回目?」と聞いたら「5回目」と言っていました。サンプルが1人なので、なんともいえませんが、みんなこんなかんじなのでしょうか?

全体の感想としては、なんといっても、子どもたちが楽しそうにしているのが印象的でした。親もその姿をニコニコ見ていたり、子どもがアトラクションにいる間は、ベンチで親同士で会話していたりと楽しそうに見えました。

■ 批判することもできるだろうけれど

キッザニアはとにかく「プラットフォームがよくできている」という印象でした。子どもも楽しい、親も楽しい、出店している企業もおいしい、というかんじで、win-winの関係がうまく築けているのかなと。こういう関係をつくることはけっこう難しいことではないでしょうか。

もちろん、仮に教育とか学習の視点に立ったときに、色々物足りない部分もあるかもしれません。

「そもそもキッザニアに存在している職業が偏っている」ともいえるでしょうし、「それぞれの体験の中身がそれでいいのか。それで職業を体験したことになるのか」という批判もできるかもしれません。「企業の広告・宣伝の場ではないか?」というのもたしかにそういう側面もあると思います。小さい頃からそのブランドに慣れ親しむことは企業にとっては都合がよいともいえるでしょう。

しかし、今回キッザニアにいってみて、僕はこうした批判はあまり気にならないことのように思いました。そういう側面はあるかもしれないけれど、キッザニアのような施設が増えるのはいいことなんじゃないかなと思ったんですね。

その理由はうまくいえないのですが、以下に少し書いてみます。

■ 学校以外に学ぶ場として

僕個人の考えですが、学びの場として「学校」をベースにしながらも、それ以外にもたくさんの学びの場(リソース)が増えればいいなと思っているんですね。

キッザニアもそういう一つの場(リソース)であるように思います。楽しいし、学びの要素も含んでいると。

その意味では、キッザニアは唯一絶対の学びの場ではなく、そういうリソースの1つであるので、

・キッザニアに出来ることもあれば出来ないこともある
・キッザニア的な空間が好きな人もいれば嫌いな人もいる

というのも問題ないのかなあと。

僕にとっては、そういうリソースが色々あって、選択肢がたくさんあるというのはいいことなのではないかなと思っているんですね。

そして、そのリソースを意味あるものにするのは、自分(親なのかな?)次第なのかなあと思ったりします。

■リソースをもとにたくさん対話してみること

例えばですが、今週の日曜日はキッザニアで遊び、次の日曜日は親戚のおじいちゃん・おばあちゃんの家に遊びに行き、そこでちょっとだけ農業をお手伝いしてみる。

そのときに「そういえばキッザニアにはこういうお仕事(農業)はなかったね」という話ができれば、それは大きな学びの機会につながるんじゃないのかなと思うんですね。

つまり、ひとつの学びの場で全てを完結するのではなく、多様な経験をできるリソースと、それぞれの経験を意味づけていくような対話をしていくことが大事なんじゃないかなあと思うのですね。

タイトルで書いた「多様な経験の機会」と「対話」はセットでどうぞ、というのは、子どもが多様な経験をできる場がいろいろあるといいなと思うことと、経験だけではだめで、それをもとに対話をしていくことが大きな学びの機会になると思ったからなんですね。

このあたりは自分が学部4年生のときに書いたメールマガジンの話とも似ているかなと思います。ジョン・デューイの話とも関連するかなということですね。

「5分でわかる学習理論講座」第10回:「体験=経験」じゃない!反省して初めて「経験」なんだ!〜「問題解決学習」


そうしたひとつのリソースとしてキッザニアは楽しいですし、親子で話ができるひとつの素材として有効なんじゃないかなと思ったんですよね。

■まとめ

まあ色々と書いてみましたが、もう一度シンプルな話に戻せば、キッザニアはとても楽しかったです。そして、自分に子どもが生まれたら連れてきてみたいと思いました。子どもはどういうリアクションするんでしょうね。

ちなみに、帰りは「次にくるのはいつになるんだろう」という色々複雑な思いを抱えながら、キッザニアをあとにしました(笑)

キッザニアによく行っている方がいましたら、今度じっくりお話を聞いてみたいと思っていますので、ぜひ教えて下さいね。単純に子どもに直接聞いてみたい気もしますが、子どもはこのブログ読んでないからダメか(笑)

今回このような機会をくださったキッザニア東京のみなさま、中原淳先生、ありがとうございました。

■参考URL

キッザニア

キッザニア東京に行ってきた!(一緒に行ってきた平野智紀くんのblogです)



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