株式会社吉野家ホールディングス代表取締役社長 河村泰貴氏と講演会を行いました

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今年の6月のことになりますが、株式会社吉野家ホールディングス代表取締役社長 河村泰貴氏に立教大学にて講演会を行っていきました。私はその司会を担当させていただきました。

株式会社吉野家ホールディングス様は、今年の「リーダーシップ入門(BL0)」の授業の協力企業になってくださっている縁で講演が実現しました。演題は「外食は未だ産業ではないー飲食業界へのあなたの価値観が変わるー」でした。

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講演は大きく、1.河村氏のキャリアに関すること、2.飲食業界の現在、の2つにわかれていました。前半のキャリア編では、河村氏が「吉野家のバイトをする」というきっかけからこの業界に入った話をしていただきました。「バイトから社長」というのは夢のような話ですが本当にあるのですね。

このお話の中から「偶然の中からキャリアの道筋が決まっていくものであること」、「どこの場でも一生懸命やることが次につながっていくこと」の2つが学生に伝わったのではないかと思います。

後半の飲食業界の現在の話では、「外食はまだ産業とはいえない」ということを現在のデータなどを踏まえてお話をされていました。

この話を聞くと、1つの企業がどうという話だけでなく、飲食業そのものの付加価値を上げていくということがかなり重要なのだということをあらためて理解することができました。

もうひとつ個人的に学んだことは、飲食業は「差別化」が難しい業界であるということです。「レシピ」や「新メニュー」というのはすぐにマネができてしまうというわけですね。そういった環境の中で、真に差別化するために何ができるか?という話は非常に参考になりました。

今回の講演会は個人的にも学ぶことがとても多かったです。「自分自身が本当にがんばりたいと思える仕事にどのように出会っていくのか」、「差別化のしにくい環境のなかで、真に差別化するために何をするべきか」という視点は、いまのぼくにとっても考える素材になるようなものでした。

立教大学経営学部でおこなっているリーダーシップとのかかわりでいうと、河村氏が講演のなかで「自分は元々外向的なほうではなく、最初は人前で話すのもの緊張していた」とおっしゃっていたのが印象的でした。

大学の授業の中で「リーダーとかリーダーシップというと、外向的な印象はあるけど、内向的だからこそ発揮できるリーダーシップがある」と言うのですが、河村氏自身からそのような話があったのは、学生にとってもよかったのではないかと思っています。今回は非常に貴重な機会をいただき、本当に感謝しています。

大学のリーダーシップに関する授業は、基本は「体験型(自分で考える)」が多いのですが、それを前提にした上で、こうした「講演型」も組み合わせると非常に効果的だなと最近感じています。

・リーダーシップの実践(体験)
・実践者の体験談(ストーリーの講演)
・リーダーシップの理論(学問面での講義)

この3つを上手にデザインするとよいのかなと最近あらためて考えてます。またこうした機会をもてればと思っています。

経営学部のウェブページにも講演の詳細が掲載されています。
http://cob.rikkyo.ac.jp/blp/3131.html

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