今日から後期の担当授業がスタートです!複数の授業が始まりますが、私がメインでクラス運営をするのは、論理的思考を学ぶ授業(通称、BL1)になります。この授業では、約30名の受講生に対して、論理的思考のポイントを理解してもらい、話す・書くということを身につけるものです。同じ内容が経営学部の12クラスで展開されます。同僚の高橋俊之先生が、授業内容のコーディネート(コースリーダー)をしています。

この授業では、論理的思考を学んだ成果として、受講生が1月に「高校生に対して論理的思考を教える」というイベントを実施します。「人に教える」という文脈は、人の学びをより深くしますし、高校生にとっては大学生とふれあう機会になります。去年から実施されているイベントで、今年も実施予定です。

高校生の参加者については一般公募をする予定ですので、案内ができたらまたここでもアナウンスさせていただきたいと思います。(たくさんの高校生の参加をお待ちしています!)

後期の授業も基本的には授業にSA(スチューデント・アシスタント)がつきます。SAと一緒にどんなクラスをつくっていくのかもひとつの楽しみです。特にBL1では二人のSAがつくので、3人でよいクラスをつくっていきたいと思っています。

夏休みが終わり、授業が始まると生活としてはバタバタとしてくるのですが、楽しみの方が大きいです。私は人の学びや成長に関する研究をしていますが、やはり教育実践に関わること、そして目の前の実践をよりよいものにすることが好きなのだなと思います。研究をしているのも「研究そのものだけがしたい」というのではなく、やはりアウトプットとしての教育実践にどれだけ還元できるのかということにこだわりが強いのかなとあらためて思います。

前期は立教にうつってすぐということもあり、目の前の実践を作ることで精一杯でしたが、後期は「実践と研究のサイクル」をうまく回していけるといいなと思っています。新たな研究の仕込みもせっせとしているので、その部分についてもいろいろアクションを起こしていきたいと思います。

ということで、後期もみなさまよろしくお願いします!

■関連書籍

コースリーダーの高橋俊之さんの書籍はこちらになります。