月別アーカイブ: 2011年1月

都合のよい「参加者像」を修正せよ!? イベントの参加型デザインについて考える

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今週の水曜日にPARTYstream(パーティー・ストリーム)というイベントが開催されます。このイベントは、指導教員である中原淳先生や、ワークショップ部で一緒に活動している牧村真帆さんや平野智紀くんが企画しているものです。

僕は元々それほど関わっていなかったのですが、気づいたらコアメンバーになってしまい(笑)、現在当日の活動や場のデザインについて議論したりしています。直前なので大忙しです。

今回のこのイベントのテーマは「ソーシャルメディア、学び、そしてイノベーション」です。新しいメディアがどんどんでてくる時代で、どのように学びの環境をつくったりするのかを考えるかんじでしょうか。

このイベントでは、テーマ内容だけでなく、「イベントの新しいスタイル」を模索したものでもあるといえます。

「一方的に話を聞く」というスタイルを超えて、トーク・パーティー・UST中継を組み合わせることで、新しいイベントのスタイルを探究しています。

特に今回個人的に面白いと思っているのは、「イベント当日のデザイン」だけではなく「イベント当日までのデザイン」についてです。

「参加型デザイン」といえると思いますが、今回のイベントでは、イベントを作るプロセスを公開し、参加者を巻き込んでいくというスタイルをとっています。

例えば、これまでにこんなことをすでに行っています。

・ミーティングの様子をUSTREAMで配信
・ロゴのデザインについて参加者の意見を反映して作成

ミーティングの様子は録画されているので、こちらで見ることができます。恥ずかしくもありますが(笑)

こうしたプロセスの公開・参加は何をもたらすのでしょうか。

僕自身がやってみて感じたことは「独りよがりのデザインになりにくい」ということかなと思いました。

どういうことか。

普段イベントやワークショップなどを実施するときには「参加者がどのようにふるまうかな」ということを考えます。

「受付に来て、荷物をおいて、飲み物をとったら、こういうかんじで動くだろうから・・・」

ということを、頭の中でシミュレートします。

僕個人の感覚としては、イベントのデザイン能力などが優れている人ほど、このシミュレーションがうまいと思っています。

イベントをデザインするときには、そうやって最低限の動線をうまく確保するというか、参加者がとまどわないような「流れ」みたいなものを考えるわけです。

しかし、その流れというのは「なるべく参加者視点で」と思いながらやっているものの、シミュレーションには限界があります。

結局自分の頭の中で都合のよい参加者像を想定してしまうことも多々ありますし、想定しきれていないこともたくさんあります。

こういうときに、USTREAMで見ている方が「こういうのも困るよ」とか「こうやったらいいんじゃない?」というアドバイスというのをくださるんですね。この経験というのがとても新鮮でした。

これまでであれば、

  1. スタッフがどこかに集まって色々参加者の様子を頭で考えながらデザインする
  2. 当日を迎える
  3. そこで初めてどうなるかわかる(うまくいくこと、いかないこと、想定外のこと)
  4. 反省は次のイベントに活かされる

というかんじでしょう。フィードバックは実際にやってみないとわからないわけです。

一方、USTREAMなどをつかってプロセスを公開した場合には、以下のようなかんじになるんですね。

  1. スタッフがどこかに集まって色々参加者の様子を頭で考えながらデザインする
  2. その様子を参加者がモニタリングしてくれているので、議論の足りない点や飛躍している点について指摘してくれる(USTREAM上で)
  3. その時点で、問題を認識したり、解決策が思いつく
  4. 当日を迎える
  5. そこで新たなフィードバックをもらう(うまくいくこと、いかないこと、想定外のこと)
  6. 反省は次のイベントに活かされる

つまり、これまでなら当日を迎えないとわからなかったようなことが、プランニング状態でわかってくると。そして、それは僕たちが勝手に考えている「参加者像」というのを修正してもらえるからではないかということを思ったりしました。

さて、今回はイベントの参加型デザインをする一つのメリットとして、都合のよい「参加者像」の修正という点を挙げました。

もちろんこの他にメリットもあるでしょうし、公開することのデメリットもあると思います。これらを少し実践を重ねていきながら、またこのブログに書いていきたいと思っています。

今回のイベントはUSTREAMで中継します!もし興味のある方はぜひUSTREAM上から閲覧・参加して下さいませ!

partystreamjp on USTREAM: 「ソーシャルメディア、学び、そしてイノベーション」越境する人々が集う、ネットワーキングイベント!2011年1 月19日(水)pm7:00 – pm9:00 @ TOKYO FAMILY RESTAURANT(渋谷) See you at PARTYstrea…
http://www.ustream.tv/channel/partystreamjp

Webサイトはこちらです。

ソーシャルメディア、学び、イノベーション ? PARTYstream(パーティストリーム)
http://partystream.jp/

当日のゲストに関する本を紹介しておきます。

中原淳先生

職場学習論―仕事の学びを科学する
中原 淳
東京大学出版会
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川井拓也さん

できるポケット+ Ustream  インターネット動画中継ハンドブック (できるポケット+)
川井拓也 猪蔵 できるシリーズ編集部
インプレスジャパン
売り上げランキング: 246961
USTREAM 世界を変えるネット生中継 (ソフトバンク新書)
川井 拓也
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 22017

久保田大海さん

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略
レイチェル・ボッツマン ルー・ロジャース
日本放送出版協会
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【締め切り延長!】大学研究室での教員と学生のコミュニケーションについて考える!-いきいき研究室増産プロジェクトFORUM2011(1/24)

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今回は僕も企画アドバイス等で関わっている『いきいき研究室増産プロジェクトFORUM2011
 研究室での教員-学生間コミュニケーション再考 』
に関するお知らせです!(写真は去年の様子です!)

今回のお知らせは3つあります。

1.参加申込の締切を【1月20日(木)24:00まで】に延長

参加申込の締切が【1月20日(木)24:00まで】になったようです!

フォーラムのご興味のある方はこちらのページをクリックし、ページ下部の申し込みフォームをご記入下さい。
http://bit.ly/dR3f43

事前申し込みのほうが、参加費が500円安くなります!

2.学生ボランティアスタッフ(若干名)の募集も

学生ボランティアスタッフ(若干名)の募集も開始したようです。当日運営をお手伝いいただく代わりに、参加費無料で講演聴講・議論参加が可能とのことです。学生の方はこちらもご検討下さいませ!

学生ボランティアスタッフとしての参加を希望される方は、参加申し込みフォームの「その他連絡事項」にその旨記入とのことです。
http://bit.ly/dR3f43

3.昨年度のフォーラムの様子がアップされました

このフォーラムは昨年度も実施しているのですが、そのときの様子がブログにアップされたようです。

昨年度のイベントも、ワークショップ部として、私や安斎勇樹くん(東京大学大学院)らがイベントの企画についてアドバイスなどを行いました。

写真をみるとお酒を飲んでいるだけみたいですが(笑)、ちゃんと当日の実施までにプログラムのデザイン、広報など、色々な面でサポートさせていただきました!

いきいき研究室増産プロジェクトFORUM2010の紹介
http://bit.ly/fWtAdj

ワークショップ部
http://utworkshop.jimdo.com/

1/24の本番に向けて、現在いきいき研のみなさんが一生懸命準備をしています!僕も多少ではありますが、企画のお手伝いをしています。当日は、昨年度、僕も一緒に開発したケーススタディのワークショップも実施されます。

よい会になると思いますので、興味のある方はぜひご参加下さい!

申し込みは下記のリンクをクリック!
http://bit.ly/dR3f43

ちなみに、僕は一応このフォーラムの予習として、今回のイベントで登壇して下さる濱中淳子先生の本を読んでいます。こちらもあとで書評を書ければと思っています。

大学院改革の社会学―工学系の教育機能を検証する
大学院改革の社会学―工学系の教育機能を検証する

■関連記事

【ワークショップ】「研究がうまくいかないのはだれのせい?」を実施した! – tate-lab – 教育・学習について研究する院生のblog
http://www.tate-lab.net/mt/2010/09/post-188.html

研究室に関する「ケーススタディ型ワークショップ」を開発しています! – tate-lab – 教育・学習について研究する院生のblog
http://www.tate-lab.net/mt/2010/08/post-182.html

【書評】ケーススタディを具体的に知りたいあなたへ- 企業内研修にすぐ使えるケーススタディ – tate-lab – 教育・学習について研究する院生のblog
http://www.tate-lab.net/mt/2010/08/–3.html

ウェブ上に本棚作ってみた初日の感想(ブクログ登録してみた)

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ツイッターにもつぶやきましたが、ウェブ上に本棚を作るサービス「ブクログ」をはじめてみました!いまさら作ったんかい!ってかんじでしょうかね(笑)

このサービスを使うと、ウェブ上で簡単に本にレビューを書いたり、管理したりすることができます。実はずーっと前に試しに使ったことがあると思うのですが、そのときはあんまり使わずに終わってしまいました。今回は二回目のチャレンジになります!

なんだかそのときと比べてずいぶんサービスが使いやすくなったように思います。iPhoneアプリもあるので、外出先でもいろいろ操作できてとても便利です。

作ったサイトはこちらになります。ぜひご覧下さいませ!

tate-labの本棚(tatthiy) – ブクログ
http://booklog.jp/users/tatthiy

ブログのサイドバーについているのが、このサービスで作った本棚です。ブクログを更新すると、こちらの本棚も同時に更新されるがすばらしいですね!

RSS登録もできるようです。もしなされる方がいましたらこちらのURLをご登録下さい。http://booklog.jp/users/tatthiy/feed

モバイル版のURLもありますので、携帯からよく見られる方がいましたらこちらをお気に入りにご登録していただけるとよいかと思います。QRコードものせておきます。
http://m.booklog.jp/users/tatthiy

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まだ使って初日ですが、使用感はなかなか良い感じですね!

便利な点を3点くらいにまとめてみましょう。

まず1点目、登録した本は必ず読みおわったものというわけでなく、読みたいものから、いま読んでいるものまで、いろいろ設定しておけるのが便利です。こういうサービスは気軽に投稿して、あとで細かく分類というのが一番やりやすいかなあと思っています。

2点目は、公開のレビュー以外に、「非公開の自分用メモ」欄があるところです。レビューでなくとも、自分的に気に入った部分などはいろいろありますよね。これは地味に便利かなと。

3点目は、ブクログのサービスと、twitterやブログ、mixiなど他のサービスとの連携がとてもラクという点ですね。ブクログでレビューを書いたらtwitterに自動投稿といった具合に、このあたりの設定が簡単にできます。また、私のブログのサイドバーに書棚が貼り付けてありますが、あれはブクログで表示しているものと同じ本棚なので、勝手に連携してくれるわけです。こうした「連携」は非常に大きなポイントであると思います。

ということで、2011年度の本の管理はブクログをベースにしつつ、長い書評はブログに、コメントやメモ的なものはツイッターにという具合で使い分けていきたいと思っています。

現段階では、僕が最近読んでいるものや、blogで取り上げて人気のあるものなどを登録してあります。50件くらいでしょうか。これから暇を見つけてはせっせと登録していこうと思います。

最後にあらためてリンクをまとめておきますので、よろしければクリックまたはお気に入りにご登録下さいませ!

Web版はこちら。tate-labの本棚(tatthiy)
http://booklog.jp/users/tatthiy

RSS登録はこちら。
http://booklog.jp/users/tatthiy/feed

モバイル版のURLはこちら。
http://m.booklog.jp/users/tatthiy

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修論・卒論のプレッシャーと戦うあなたへ!-スポーツのメンタル・コーチに学ぶプレッシャーとの付き合い方-

新年明けましておめでとうございます。
1月のこの時期は、修論・卒論の締め切りが近くなり、プレッシャーもかかってくる時期かなと思います!提出がおわっても、口頭試問などがあることが多いですよね。

今日は応援もかねて、スポーツのメンタル・トレーナーをしている白石豊さんの著作から、「プレッシャーがかかったときにどうすればよいのか」について、ポイントをしぼってご紹介したいと思っています。

本番に強くなる―メンタルコーチが教えるプレッシャー克服法
白石 豊
筑摩書房
売り上げランキング: 7740

白石さんは、大学の先生でもありますが、日本のオリンピックのチームと帯同するといったように、「理論と現場の往復」を実践されている方といえると思います。本の帯には、元サッカー日本代表監督の岡田さんも、この本を読んでいたと書かれています。この本は白石さんが経験してきたエッセンスが凝縮された一冊といえるでしょう!

僕も読んでいて「なるほどねー」と思うことが多く、あっという間に読み終わってしまいました!

それでは「実際にプレッシャーとどう付き合えばいいのか?」についてポイントを紹介したいと思います。

白石さんの著作を僕なりに理解した上で、修論・卒論用に要約してみました。少し僕なりの解釈が入るかもしれませんが、大筋は著作のポイントに沿っています!

STEP1:プレッシャーがかかるのは当たり前!プレッシャーを受け入れよ!

最初にポイントとなるのは、プレッシャーから逃げるのではなく、プレッシャーがかかっている状態を受け入れるということです。

具体的に例を挙げると下記のようなかんじです。

×:「プレッシャーってやだな・・・。プレッシャーを感じないようにしなくちゃ。プレッシャーがかかっている自分きらい」
◯:「ああ、いま肩に力が入っているし、私はプレッシャーを感じているんだな」(客観的に眺め、認める)

本の中には、プレッシャーがかかっていることを感じたら、心のなかで「おう、きたか!」と言ってみるという方法等が紹介されています。

「プレッシャーに強い」と思われている人は、プレッシャーが「ない」とか「かからない」わけではありません。当然みんなプレッシャーはかかります。しかし、そういう人は、自分がプレッシャーがかかっていることを受け入れることが上手なのかもしれません。

STEP2:プレッシャーの原因を特定せよ!外的要因と内的要因

次にやることは、プレッシャーの原因をなんとなくでいいので特定することです。本の中では外的要因と内的要因にわけて考えなさいということが書いてあります。

具体的には下記のようなかんじです。

外的要因:(スポーツであれば)初めて訪れる場所やアウェーの環境。審判のジャッジなど
内的要因:失敗したらいやだなあと思う気持ちや、成功しなくてはならないと思う気持ち

自分の外側からくるプレッシャーと、自分が内側でつくりだすプレッシャーとをわけなさないというわけです。

修論・卒論に適用すると以下のようなかんじでしょうか。

外的要因:初めての修論・卒論、締め切りが近くなった状態、すでに取得したデータ、など
内的要因:みっともない文章はいやだ。できるかなあという不安など。

まずは不安の要因を特定することで、プレッシャーが軽減するということだと思います。その上で対策を考えます。

STEP3:プレッシャーへの対応:外的要因編

さきほどのプレッシャーの要因のうち、最初に外的要因に対する対処法を紹介します。それはざっくりいってしまえば、「外的な要因は受けいれる」ということだと思います。

より具体的にいうと以下のようなかんじです。

・外的要因はみんな一緒!どうにもならないことは受け入れるべし!

本の中で書いてあった言葉でいえば「みんないっしょや」ということです。

修論・卒論に適用すると以下のようなかんじでしょうか。

×:「締め切りなんてなけりゃいいのに」
◯:前提は受け入れて、そのなかでできることをやる

締め切りは全員一緒です。いろいろ言いたいことはあるかもしれませんが、ある意味みんな条件は一緒です。その条件について文句を言ったりするのではなく、その条件の中で何ができるのかを考えることが大事ということでしょう。

下柳剛投手のエピソード

この本の中には、阪神の下柳剛投手の例が書かれています。この話はとても面白いのでぜひ本書を読んで欲しいのですがざっくり書けば以下のようなかんじです。

下柳投手は、昔は審判の判定に対して感情を表に出すタイプでした。相性の悪い審判がくると、それだけでペースを乱してしまうというところが欠点でした。しかし、審判の判定は一種の「外的要因」です。自分ではどうにもできないもの。それに対して怒ったりすることで、自分のペースを乱しては元も子もありません。審判の判定は受け入れる。そして、自分は自分ができることに集中することが大事という話でした。

修論・卒論を書いていると、いろいろ文句を言いたくなることはありますが、外的要因は受け入れて、その中でベストを尽くすのがよいかもしれません。

STEP4:プレッシャーへの対応:内的要因編

こちらは本書にもかなり詳しく書かれていたので全部を紹介することは難しいです。しかし、誤解を恐れずに、ざっくりと要約してしまえば2つの点に絞られるかなと思っています。

1.自分が成功しているイメージを具体的に想像すること
2.「いま」できることに集中すること

修論・卒論に適用するのであれば下記のようなかんじでしょうか。

1.自分が提出している瞬間を頭の中でイメージしてみること
2.いまやるべきことに集中すること(「締め切り間に合うかなあ」などと思うのではなく)

やはりなにより大事なのは「よいイメージ」を頭で描くことです。悪いイメージを持つと、その通りになってしまいます。そうではなく、成功しているポジティブなイメージを頭の中でなるべく具体的に描いてみます。

もう一点は「いまやるべきことに集中すること」です。この本の中には「セルフ・トーク」の話がでてきます。これは要するに、「自分が自分に対して心のなかで話している言葉」です。「うまくいかないかもしれないなあ」などと思ったりすることは、ネガティブなセルフ・トークです。

本の中では、セルフ・トークをポジティブなものもネガティブなものも全部書きだして、ネガティブなほうはポジティブに言い換えてみるという方法が紹介されています。提出直前の人はそれをやる時間はないかもしれませんが、この考え方は重要なので説明します。

このときに重要なのが、例えば、修論・卒論で
あれば「提出できたらいいなあ」というのではなく、より具体的に、いま自分が主体になった言葉にかえた方がよいということなんですね。

本の中にはゴルフの例が紹介されています。「はいってほしい」と思うのではなく、例えば「まっすぐひいて、まっすぐだす」というように、自分がいまやるべきことに集中した言葉にするのが大事ということでした。

つまり、修論・卒論においても「書きあがったらいいなあ」ではなく、そのために何をすべきかを明確にすることが大事なのかもしれません。

具体的に言うと以下のようなかんじでしょうか。

×:「ああ、書きあがらなかったらどうしよう」「昔にもっとやっておけばよかった・・・」
◯:「締め切りまでにいまできることはなんだろう」

まとめ

さて、駆け足になりましたが、重要なポイントについて整理してきました!

あらためて要約すると、プレッシャーとうまく付き合うためには以下が重要なポイントになると思います。

1.プレッシャーを受け入れること
2.プレッシャーの原因を特定すること
3.外的要因は受け入れること
4.内的要因はよいイメージを持ち、いまやるべきことに集中すること

今回はざっくり要約してしまったので、色々著作から落としたポイントがあり、その点は心苦しいです。でもポイントは押さえられていると思います。興味ある方はぜひ本書を読んでみてください。まあ締め切り前の方はいま読むよりも、提出してから読むほうがよいかもしれませんが(笑)

これは個人的に思うことですが、修論・卒論について、理想的ですばらしいアイデアだけど未完のものより、少し不恰好でも努力してカタチに仕上げたもののほうが100倍価値があると思っています。

自分もそうでしたが、なかなか修論・卒論の段階で「これで完璧!」と思えるようなものを作るのは難しいと思います。「ああ、私の文章って・・・」と思いながら書くこともあるかもしれません。

私は「文章を書くこと」について研究をしていますが、「俺って書くことについて研究しているのに、この文章って・・・(涙)」と何度思ったことでしょう。「君、書くことについて研究しているんだよね・・・」と言われたことすらありますw

しかし、書き上げたものが不恰好であっても、努力してかたちにしようとしているそのプロセス自身にそもそも大きな価値があると思います。当たり前かもしれませんが、書くことは、その不安と闘いながら書くことによって、どんどんうまくなるものだと思います。

そのプロセスを楽しみながら、なんとかカタチにしてほしいなと思います!

ということで、今回はプレッシャーとの付き合い方について紹介しました!

心身ともに疲れがたまる時期かもしれませんが、体調に気をつけて、ラストスパートがんばってください!

あっ、ちなみに修論・卒論のデータのパックアップだけは忘れずにとっておいてくださいね!

◯関連記事

「やればできる!」の研究 – tate-lab – 教育・学習について研究する院生のblog
http://www.tate-lab.net/mt/2009/02/post-63.html

今年ゼミに導入した「研究室メンバーの内省を促す」3つの仕組み – tate-lab – 教育・学習について研究する院生のblog
http://www.tate-lab.net/mt/2010/05/post-177.html

僕が中原研で学んだ「先行研究の読み込み」に必要な3つのポイント – tate-lab – 教育・学習について研究する院生のblog
http://www.tate-lab.net/mt/2010/04/post-176.html