月別アーカイブ: 2009年6月

モティベーション論の本

動機付け、モチベーション、やる気・・・。その変のキーワードが気になる今日この頃。いま以下の3冊を注文中。たのしみです。興味ある人はぜひ感想共有しましょー。

働くみんなのモティベーション論 (NTT出版ライブラリーレゾナント)
金井 壽宏
NTT出版
売り上げランキング: 67106
おすすめ度の平均: 4.5

5 自分探しだけでなく
5 他の誰のでもない、自分のモチベーションを知る
4 わたしだけの「やる気システム」を見つけるために

なぜあの人は「イキイキ」としているのか―働く仲間と考えた「モチベーション」「ストレス」の正体
人と組織の活性化研究会 加護野 忠男 金井 壽宏
プレジデント社
売り上げランキング: 220532
おすすめ度の平均: 4.0

4 現場サイドの声が多く紹介されています!!!

折れない新人の育て方 (自分で動ける人材をつくる)
船戸 孝重 徳山 求大 リクルートコミュニケーションエンジニアリング
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 9407
おすすめ度の平均: 5.0

4 全ての上司に読んで欲しい(「折れた」新人・若手社員からのお願い)
5 超多忙なプレーイングマネジャーのための人材育成マネジメント書(スタンス・行動編)
5 行動ベースまで落とされた新人マネジメント書
5 日本企業におけるおびただしい臨床経験から導かれた真実

社会関係資本について学び直す!

最近わけあって、「社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)」という言葉があらためて気になりだしています。

この記事では、定義やメリットの確認関連して読んだ本のリスト化、をしておこうと思います。いろいろ忘れちゃっているのだけど、記事の最後に紹介した本は全て一度読んでおりますので、おすすめできます。

社会関係資本てなに?

社会関係資本をヒトコトでいうならば、「だれを知っているか、すなわち、個人的およびビジネス・ネットワークの大きさ、質、多様性など」です。ちょっとわかりにくいかな。。。

要するに、「個人の能力」を「資本」として捉えるのではなく、それよりも、所属しているネットワークだとか、[だれがなにを知っているか]を知っているとか、だれとつながっているかとか、人と人との「あいだ」に生まれるものを「資本」として捉えていきましょうよ!という考え方かなと。

ちゃんとした定義としては、

ハーバード大学の政治学者ロバート・パットナム

「ソーシャル・キャピタルとは、社会関係における社交ネットワークや規範、社会的信頼といった特徴で、互いの利益に向けた調整や協力を促進するもの」

などがあります。

どんないいことあるの?

この「社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)」を持っているとどんないいことがあるのかというと、例えば、企業では以下のようなことが指摘されています。

・知識の共有が改善される

・取引コストが低減する

・離職率が下がる

・行動の一貫性が向上する

(すいません、この本の出典を忘れてしまいましたが、コーエンかベーカーの本だったと思います。)

これ以外にも、社会関係資本と健康との関係など、いろいろ注目されているんですよね。

今回はさっくりですが

社会関係資本を探る方法論としてのネットワーク分析なども含めて、このへんはあらためて勉強したい分野です。このあたりを理解できると「つながり」の持つ意味を、実証的に明らかにすることができますしね。

おすすめ本

以下が、社会関係資本を学ぶのにおすすめの本です。ほんのヒトコトの紹介で申し訳ありませんが、あとでまたじっくり書評を書きたいと思います。

きずなをつなぐメディア―ネット時代の社会関係資本
宮田 加久子
NTT出版
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「ネットを介したつながり」について知りたいなら。もちろん、社会関係資本とはなにかといった基本的な知識はしっかりまとまっているため、勉強しやすくてよい。

リーディングス ネットワーク論―家族・コミュニティ・社会関係資本
勁草書房
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おすすめ度の平均: 4.0

4 見事なリーディングス

ネットとかではなく、家族とかご近所とのつながりを考えたいときには。住民間のネットワークが希薄になったとか、そうではないとか、そういうことを考えている章もあります。

ソーシャル・キャピタル―人と組織の間にある「見えざる資産」を活用する (ミシガン大学ビジネススクール)
ウェイン ベーカー
ダイヤモンド社
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おすすめ度の平均: 5.0

5 個人主義の限界を示唆する本
5 真のネットワークとは?
5 相互支援のネットワークの構築
5 相互支援のネットワークから生まれる資産

こっちは「企業」という文脈でこの話を考えたい場合。

人と人の「つながり」に投資する企業―ソーシャル・キャピタルが信頼を育む (Harvard Business School Press)
ドン コーエン ローレンス プルサック
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 115882
おすすめ度の平均: 4.5

5 ソーシャル・キャピタルの大切さを知る!
4 コミュニケーションの本質に迫る
5 信頼とネットワークが企業を豊かにする

こちらも同じく「企業」という文脈で考えたい場合におすすめの本です。

失敗のススメ

内田樹先生のblogで「失敗」にまつわる話が書いてあった。研究(本務)以外のお稽古ごとで失敗することの意味について語っています。

失敗の効用

http://blog.tatsuru.com/2009/06/01_0927.php

それは「本務」ですぐれたパフォーマンスを上げるためには、「本務でないところで、失敗を重ね、叱責され、自分の未熟を骨身にしみるまで味わう経験」を積むことがきわめて有用だということが知られていたからである。

本業以外のところでは、どれほどカラフルな失敗をしても、誰も何も咎めない。

そして、まことに玄妙なことであるが、私たちが「失敗する」という場合、それは事業に失敗する場合も、研究に失敗する場合も、結婚生活に失敗する場合も、「失敗するパターン」には同一性がある、ということである。

要するに、「本務(研究とか)、絶対失敗しちゃいけないことと、失敗しても大丈夫なところで犯す失敗(稽古)も、実は同じパターンであり、稽古(失敗しても大丈夫)でたくさん失敗して、自分の失敗のパターンを知ることは大事ですよ」、という話かなと思います。

つまり、以下のようなことです。

だからこそ、私たちは「自分の失敗のパターン」について、できるかぎり情報を持っておくべきなのである。

そして、そのパターンを学ぶためには、「きわめて失敗する確率の高い企て」を実行するのだが、どれほど派手な失敗をしても「実質的なペナルティがない」という条件が必要なのである。

なるほどと思いますよね。

例えば、学校にいるときに、「勉強だけ」ではなく、一見直接関係ないような「部活」とか「お稽古」みたいなものをやっていることによって、何度もトライアルアンドエラーを重ねて、私たちは学習しているのかもしれませんね。

いまの自分はそういう場所をちゃんと持っているかなとふと考えてしまいました。

みなさんそういう場ありますか?

失敗といえば、最近こんな本を読みました。これも失敗することの効用について述べられた本です。面白いですよ。安いし、小さいので持ち運びに便利なんですが、内容も読み応えアリです!

最近、「失敗がこわい・・・」という方におすすめです。失敗をポジティブに捉えられるかもしれません。

失敗学のすすめ (講談社文庫)
畑村 洋太郎
講談社
売り上げランキング: 1329
おすすめ度の平均: 4.5

5 失敗に光を
4 失敗という財産
4 用は、失敗から学べ
5 失敗は成功の始まりであることを示唆してくれる
4 失敗の重要性の再認識