高校の先生向けにアクティブ・ラーニングに関連する研修を行いました:インタラクティブな学習環境をどのようにデザインするか?


Waterlogue 1.1.4 (1.1.4) Format = 6" (Medium) Format Margin = ? Format Border = ????? Drawing = FOO Drawing Weight = ? Drawing Detail = ? Paint = ?????? Paint Lightness = ?? Paint Intensity = FOO Water = FOO Water Edges = ? Water Bleed = ?? Brush = FOO Brush Focus = FOO Brush Spacing = FOO Paper = FOO Paper Texture = ? Paper Shading = ??? Options Faces = Enhance Faces

先日、都立田柄高等学校にて高校の先生を対象に「インタラクティブな学習環境をどのようにデザインするか?」という研修を行いました。高校ではいま「どのようにアクティブ・ラーニングをおこなうか」ということが一つの大きなテーマになっています。

今回私は、大学教育の例を出しながら、インタラクティブな学習環境をどのようにデザインするかについて、体験を通して学ぶ研修を実施しました。

具体的には、

・アクティブ・ラーニングの定義や大学に取り入られた背景の説明
・現在大学で実施している授業の体験
・その授業をどのようにデザインしているのかの解説

というかんじで実施させていただきました。

いきなり高校でアクティブ・ラーニングと言われても先生たちにとって混乱する部分も大きいのかなとは思いましたが、高校の先生方が、今回の機会をもとにさらによい学びの環境をつくりたいという気持ちがよく伝わってきました。

「高大連携」というキーワードは昨今よく言われますが、こうして高校と大学の教員が率直に授業などに関してやりとりするような場が増えていくと、なかなか面白いことが起こるじゃないかという期待感を感じました。

アクティブ・ラーニングを上手にやるコツというのは色々あると思いますし、方法論もあるとは思うのですが、やはりこれらの教育方法に関するイメージや、教えることに対するマインドを柔軟にしていくこともポイントになるのかなと思いました。

そして、そのマインドを変えるきっかけも色々なのかなと思います。今回、ある高校の先生がこんなことを言っていたのが印象的でした。(内容は舘野が要約)

「実は自分の授業にアクティブ・ラーニング的な要素を取り入れたきっかけは、自分が一番得意としていた内容と別の内容の授業をやることになったからでした。自分が好きで得意なところについては、ついつい自分が話しすぎてしまう。しかし、そうではない内容を担当したときにそれを手放せたんです。」

こういうきっかけもあるのですね。もちろん授業において「講義」は非常に重要な部分なのですが、それだけに固執しないためになんらかのきっかけが必要になると思います。

やはりどうしても「しっかり伝えないと」とか「生徒に質問されたら、正解を答えてあげないと」という思いがあると思います。これも当然重要なことであり、それを手放すことはなかなか難しいです。ただ、なにかをきっかけにそれを一度手放すと、これまでの武器とは違った武器も手に入られるのかなと思いました。

個人的に新たな教育方法というのは、これまでの方法を全て覆してしまうというよりも、新たな武器が加わるというイメージのほうが近いのかなと感じています。

講義かグループワークかといった、0か1かという発想ではなく、うまくそれらを統合できるような機会を研修などを通じてつくれるといいのだろうなと思っています。

近年の教育改革は「企業が」、「大学が」、「高校が」というのではなく、それらがかなり連動したかたちで行われているように感じます。

普段いる場所を越えて、さまざまな人たちが交流する場ができてくると、日本全体として面白い教育をさらに仕掛けていけるのではないかと思いました。私も自分のフィールドを柱にしながらも、いろいろな現場に飛び出し、そこにいる人たちをつないでいけるといいなと思っています。

■追記

ちなみに今月はこちらのイベントにも登壇します。

立教リーダーシップカンファレンス2015「アクティブラーニングのためにリーダーシップ教育が必要な理由」
http://www.kawai-juku.ac.jp/info/active/