コラムの最近のブログ記事


先日キッザニアに行ってきて以来、自分は小さい頃どうやって社会の仕組みとかを学んだのだろうかと漠然と思っていました。

そのときになんとなくこれかなと思ったのが「こち亀」でした。
漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」ですね。

キッザニアと比較するなと言われるかもしれませんが(笑)、「社会について知る」という意味では、僕にとって「こち亀」は最良の教材でした。

■ 「こち亀」との出会いは小学校1年生くらい

僕が「こち亀」と初めて出会ったのはおそらく小学校1年生くらいだと思います。いとこのお兄ちゃんが「こち亀」が大好きで、当時ほぼ全巻もっていたんですよね。そこで影響されて読むようになりました。しぶい小学生かもしれません(笑)

自分の手元にも「こち亀」が増えだしたのは小学校2年生のときだったと思います。2年生の時に、病気で大きな病院に入院することになったのですが、そのときに両親がお見舞いのときに「こち亀」を買ってきてくれました。おかげで、僕のベッドの周りはこち亀だらけだったと思います。

■ 両さんを媒介して社会のことを知る

「こち亀」が面白いひとつの大きな理由は、社会の出来事を、両さんというメディアを使って非常にわかりやすく物語にしてくれるという点ですよね。

両さんの多才な才能のおかげで、いろいろな領域の知識を知ることができます。

・ベーゴマ、G1ジョー、バービー人形の型番の話など、一連のおもちゃ知識
(僕が覚えていて面白かったのは、バービーを大量に集めていた男との話です)

・警察官という仕事の話
(巡査部長になるための試験の話が面白かった。中川に最高の教授陣のチームを作ってもらった話です)

・テレビの視聴率の話
(僕は両さんを見てはじめて、視聴率がどうやってはかられているか知りました)

・軍隊とか武器とかそういう話
(こち亀では軍の話や、戦車とか、銃とかの話もけっこう詳しくでてきます)

・税金の話
(両さんが税務署に殴り込むときの話。キツネ村とかの解説が面白かった)

などなど、挙げ出すときりがありません。

フェラーリやポルシェという車を知ったのも「こち亀」が一番最初でした。

「フュラーリ・テスタオッサン・ドナイシテマンネン」はいまでも覚えています。「ポルシュ」とか。

ナイキのエアマックスが流行ったときにもさっそくその話を取り上げていましたよね。両さんが買い占めようと思ったものの、片足分しかなかったり、偽物をつかまされたり。

ロボット派出所あたりのときも、ダメ太郎が両さんのことを「神様」といっていて、なんかシュールで好きだったんですがなくなってしまいましたね。

初期の頃にはインチキ不動産屋がよくでてきて、寺井がだまされたりもしていましたよね。

温泉を掘ったこともありましたね。温泉の話は何回かでてきた気がします。


と、話し出すと、とまらなくなるのでやめます(笑)

■ こち亀は池上彰さんみたいなもの?

ここまで書いてちょっと思ったのは、こち亀ってある池上彰さんみたいなものだなと思います(笑)

時事的なネタを取り上げながらも、それをわかりやすくかみ砕いて物語にしてくれます。

池上彰さんとの違いは、両さんというキャラクターがめちゃくちゃをするので、あやまった使い方をした場合にどうなるかが目に見える点ですね(笑)

「失敗を見せてくれる」というのは、見ている読者にとっても、楽しいだけではなく、示唆もたくさんあるのかもしれませんね。

■ まとめ

ということで、僕にとって、社会を知る手段というのはやっぱり「こち亀」だったなあと思います。

自分が体験したりするアトラクションではないけれど、なぜか社会の一面をのぞいているような気分になれました。

ちなみに、こち亀の作者である秋本治さんが情熱大陸にでているのを見たときには、なんともいえない感動がありました。「ああ、僕が楽しんで読んでいた漫画はこの人が書いていたんだ」と。

実は最近はあまりこち亀も読まなくなっていたんですが、こないだ久しぶりに読んだら面白くて、また買い集めようかと思っています(笑)とまらなくなりそうです。

ということで今回のブログはここでおしまいです。

あなたにとって、社会を知る手段というのはどんなものでしたか?
もしなにかあったら教えて下さいね。

こち亀好きな人は今度会ったときにこち亀トークしましょう。

■キッザニアにいってきた感想を書いた記事

「経験」と「対話」はセットでどうぞ:キッザニア東京に行ってきた!


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さて、今週は宣言通り無事に月曜日から金曜日までブログを更新することができました!うれしいです。

ではどんなことを書いたのかをざっと振り返ってみると、全部「体験したこと」に関してでした。

月曜日:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)にいってきた話
火曜日:渋谷のコワーキングスペース co-baにいってきた話
水曜日:本の交換会をしたときの話
木曜日:キッザニア東京にいったときの話
(文末にリンクをまとめましたので興味ある方はぜひ読んで下さいね)

これをみるとそもそもブログに書く書かないというよりも、今年は色々な体験ができているともいえますね(笑)

それぞれもちろんその日に体験したことを書いているわけではないですが、それでも1月に入ってから色々体験していることがわかります。まだ書いていないものもけっこうあります。

ではなぜブログに書くのでしょうか。

■ 書かないと学んだ気にならない

僕のなかでこの感覚が大きいです。なんとなく「体験したまま」だと、学んだかんじがしないんですね。「体験したままは道半ば」っていうかんじです。モヤモヤしてしまいます。

行ったことがない場や、未知の経験は色々な気づきを与えてくれます。なんとなく感じたことのメモをノートに書いたりもします。でもまとまった記事にして書いてみないと気持ち悪い。なんでなんでしょうか。

たぶんですが、自分が漠然と感じていることを、無理矢理にでもあえて言語化して、人に伝えようとするプロセスが大事だと思っているのでしょう。

そういう行為をすることで、自分なりに「ああ、自分は最近これに興味があるんだな」とか「ああ、やっぱりこういうこと大事だよな」ということに気がつけるんですよね。そのプロセスを経ないともったいないとも思っているのかもしれません。

■ 書いておくと発想が広がる

もうひとつの理由は、こうやって書いておくと、自分の考えが多くの人にシェアされるので、さらに発想が広がる可能性が広がるんですよね。

・こういうのもあるよ
・こういう可能性も考えられるよね?
・君、こないだ、あの場所いったんだって?ここもいってみない?
・ああいうのに興味あるなら、こういうの読んだら?

などなど。
アウトプットしておくと、そのアイデアが成長するんですよね。だから、自分しか見ないノートだけにメモしておくのはもったいないと思い、がんばってかいちゃうんですよね。

■ こないだの話と同じじゃない!?

と、ここまで書いて、こないだ書いた「僕がブログを書く理由」と内容が被ってきているかんじがしました(笑)

僕がブログを書く理由

でもちょっと違った角度から整理できた気がして満足です。

なんか過去記事がいっぱいでてきていますね。

いや、ネタがきれたわけじゃないんですよ。
ネタがきれたわけじゃないんですよ。( 大事なことなので2回いいま(ry )

自分のブログをさらにメタにみるというメタメタブログ記事です。


しかしあらためて振り返ってみると、「書くことで学ぶ」という発想は「学習科学」の分野で有名な「knowledge Forum」という一連のプロジェクトの考え方から影響を受けているのもあるのかなと思うんですよね。興味ある人はこちらの解説記事をどうぞ。よくまとまっています。

書くことが、より深く知ることに繋がっていく
〜学習プロジェクトの夜明け〜 『Knowledge Forum』

書くことが深い学びにつながるという話です。

先日三宅なほみ先生とお話したときにもこのプロジェクトの話になったので、あらためて色々読み直したり、考えたいところです。

あなたはなにかの体験をした後にどんなことをしていますか?
「書くことによって学ぶ」というのは感覚的にどう思いますか?

感想あったらtwitterやFacebookなどで教えて下さいね。



ちなみに今週更新したブログ一覧を以下にまとめたので、読み逃したものがあったら読んで下さいね。

「視覚」と「聴覚」のズレから生まれる感覚のゆらぎ - やってみた研@SFC

「個人志向」と「つながり志向」の狭間で:渋谷のコワーキングスペース co-ba(コーバ)に行ってきた!

読み終わった本をどう活用していますか?-本の交換会をしてみた!

「経験」と「対話」はセットでどうぞ:キッザニア東京に行ってきた!


■関連する文献


人はいかに学ぶか―日常的認知の世界 (中公新書)
稲垣 佳世子 波多野 誼余夫
中央公論社
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先日「キッザニア東京」に行ってきました!たまたまプレス用の見学チケットをいただくことができたためです。本来なら子どもがいないと参加できないので僕としては非常に幸運な機会でした。

キッザニアについてそれほど詳しくはなかったのですが、実際に行ってみると思った以上に面白いなあと思いました。今日は自分が感想として感じたことを書いてみようと思います。

■ その職業になりきって楽しむ子どもたち

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キッザニアに入ることができたといっても、僕たちは子ども用のアトラクションができるわけではないので(笑)、基本的には「親」と同じ目線になります。つまり、子どもたちが遊んでいるところを見てみるというかんじですね。

自分の子どもが遊んでいるわけではないのですが、単純に見ているだけでも面白いです。子どもたちがそれぞれの仕事のコスチュームに着替え、仕事をしています。消防士さん、お医者さん、漫画家、ピザ屋さんなどなど、さまざまな仕事が街に溢れています。

子どもたちはキッザニアの通貨である「キッゾ」をため、銀行に貯金します。写真はATMでお金をおろしている様子です。ATMは本物と同じものだと思いますので、子どもたちはキッザニアを通じて使い方を覚えているようです。

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お金をおろしている少年に「今日来たの何回目?」と聞いたら「5回目」と言っていました。サンプルが1人なので、なんともいえませんが、みんなこんなかんじなのでしょうか?

全体の感想としては、なんといっても、子どもたちが楽しそうにしているのが印象的でした。親もその姿をニコニコ見ていたり、子どもがアトラクションにいる間は、ベンチで親同士で会話していたりと楽しそうに見えました。

■ 批判することもできるだろうけれど

キッザニアはとにかく「プラットフォームがよくできている」という印象でした。子どもも楽しい、親も楽しい、出店している企業もおいしい、というかんじで、win-winの関係がうまく築けているのかなと。こういう関係をつくることはけっこう難しいことではないでしょうか。

もちろん、仮に教育とか学習の視点に立ったときに、色々物足りない部分もあるかもしれません。

「そもそもキッザニアに存在している職業が偏っている」ともいえるでしょうし、「それぞれの体験の中身がそれでいいのか。それで職業を体験したことになるのか」という批判もできるかもしれません。「企業の広告・宣伝の場ではないか?」というのもたしかにそういう側面もあると思います。小さい頃からそのブランドに慣れ親しむことは企業にとっては都合がよいともいえるでしょう。

しかし、今回キッザニアにいってみて、僕はこうした批判はあまり気にならないことのように思いました。そういう側面はあるかもしれないけれど、キッザニアのような施設が増えるのはいいことなんじゃないかなと思ったんですね。

その理由はうまくいえないのですが、以下に少し書いてみます。

■ 学校以外に学ぶ場として

僕個人の考えですが、学びの場として「学校」をベースにしながらも、それ以外にもたくさんの学びの場(リソース)が増えればいいなと思っているんですね。

キッザニアもそういう一つの場(リソース)であるように思います。楽しいし、学びの要素も含んでいると。

その意味では、キッザニアは唯一絶対の学びの場ではなく、そういうリソースの1つであるので、

・キッザニアに出来ることもあれば出来ないこともある
・キッザニア的な空間が好きな人もいれば嫌いな人もいる

というのも問題ないのかなあと。

僕にとっては、そういうリソースが色々あって、選択肢がたくさんあるというのはいいことなのではないかなと思っているんですね。

そして、そのリソースを意味あるものにするのは、自分(親なのかな?)次第なのかなあと思ったりします。

■リソースをもとにたくさん対話してみること

例えばですが、今週の日曜日はキッザニアで遊び、次の日曜日は親戚のおじいちゃん・おばあちゃんの家に遊びに行き、そこでちょっとだけ農業をお手伝いしてみる。

そのときに「そういえばキッザニアにはこういうお仕事(農業)はなかったね」という話ができれば、それは大きな学びの機会につながるんじゃないのかなと思うんですね。

つまり、ひとつの学びの場で全てを完結するのではなく、多様な経験をできるリソースと、それぞれの経験を意味づけていくような対話をしていくことが大事なんじゃないかなあと思うのですね。

タイトルで書いた「多様な経験の機会」と「対話」はセットでどうぞ、というのは、子どもが多様な経験をできる場がいろいろあるといいなと思うことと、経験だけではだめで、それをもとに対話をしていくことが大きな学びの機会になると思ったからなんですね。

このあたりは自分が学部4年生のときに書いたメールマガジンの話とも似ているかなと思います。ジョン・デューイの話とも関連するかなということですね。

「5分でわかる学習理論講座」第10回:「体験=経験」じゃない!反省して初めて「経験」なんだ!〜「問題解決学習」


そうしたひとつのリソースとしてキッザニアは楽しいですし、親子で話ができるひとつの素材として有効なんじゃないかなと思ったんですよね。

■まとめ

まあ色々と書いてみましたが、もう一度シンプルな話に戻せば、キッザニアはとても楽しかったです。そして、自分に子どもが生まれたら連れてきてみたいと思いました。子どもはどういうリアクションするんでしょうね。

ちなみに、帰りは「次にくるのはいつになるんだろう」という色々複雑な思いを抱えながら、キッザニアをあとにしました(笑)

キッザニアによく行っている方がいましたら、今度じっくりお話を聞いてみたいと思っていますので、ぜひ教えて下さいね。単純に子どもに直接聞いてみたい気もしますが、子どもはこのブログ読んでないからダメか(笑)

今回このような機会をくださったキッザニア東京のみなさま、中原淳先生、ありがとうございました。

■参考URL

キッザニア

キッザニア東京に行ってきた!(一緒に行ってきた平野智紀くんのblogです)



経験と教育 (講談社学術文庫)
ジョン・デューイ
講談社
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■本とさびしいお別れはしたくない

突然ですがみなさん読み終わった本をどうしていますか?とりあえず本棚に入れておいてずっと放置というかんじでしょうか。それとも売ったり、捨てたりしますか?

僕は今年の年末に、噂の「こんまりメソッド」を使って、大掃除をしたのですが、そのときに一番処理に困ったのが本でした。

大学院生であるということと、単純に本が好きということで、とにかく本が多いんですね。本棚の収容能力を明らかに超えている状態になっています。しかも読み終えたものの中で読み返すものは限られているんですよね。

どうしようかなと思ったのですが、結局部屋のものを減らしたかったのでブックオフに売りにいきました。

結局まあほとんどの本が売れて、部屋にきれいになったのはよかったのですが、その後になんともいえないさびしさが残りました。

一冊50円とか、さらにはそれ以下のお金で買い取られちゃうわけじゃないですか。しかも当たり前ですが、書き込みをしている本は買い取ってもらえない。なんかそれってどうも味気ないなあと思ったんですね。

それ以来、読み終わった本をどう活用したら面白いのかということを考えるようになりました。売るにしても、もうちょっと高く売れてもいいんじゃないかと思いましたし、お金にならなくてもこの本を必要とする人もいるんじゃないかなあということを考えていました。

ちなみにそんなことをtwitterでつぶやいたら共感してくれる方も多く、いろいろな情報を教えてくれた方もいました。激しく感謝です。

■本の交換会へ:私の持っていった本とは

前置きが長くなりました。

そんなことを考えていたある日、あるイベントで「本の交換会をやります」というメールをいただきました。飲み会の途中で、最近読み終えた本について紹介し、交換し合うというのです。

これはいい!と思い、僕も読み終えた本の中で、他の人にも読んで欲しい本を選びました。僕が持っていったのは、最近買ったばかりの「計画と無計画のあいだ」です。面白かったのですぐに読み終えてしまったんですよね。

計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話
三島邦弘
河出書房新社
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この本は「ミシマ社」という出版社の、立ち上げから現在に至るまでの様子を描いた本です。なにか新しいことをやりたいと思っている人におすすめしたい本です。出版業界の状況を踏まえながら、なぜミシマ社を立ち上げようと思ったのか、そして、どのように奮闘していったかが描かれています。

「かっこいい目標と、かっこいい仕事の仕方で、スマートに業界に殴り込んだ」みたいなストーリーではなく、「自分の中での思いと、それをカタチにするための試行錯誤のプロセスをありのまま書いた」というかんじのテイストなので、話にリアリティがありとても面白いです。

途中でお金がなくなりそうになっちゃったり、オフィスにねずみがでてそれと対決したりという話も書いてあります(笑)

■ドキドキの交換タイム

本の交換会は飲み会に参加したメンバーのうち6名の人が参加しました。それぞれがその本の内容と、その本を買ったときの状況や面白いポイントを話していきます。(持ってきた本の一覧は冒頭の写真にうつっているものです。)

話を聞けば聞くほど、どの本も欲しくなります。そして、交換に出す本についても、ちょっとお別れがさびしくなってきます。

今回はどのように交換するかは、じゃんけんで買った人から選んでいくという方式でした。じゃんけんはかなりドキドキ。

僕は2番目に勝つことができました。でも選ぶのも難しいんですよね。どれも欲しい。その中で僕が選んだのはこの本でした。


「おくりびと」の映画で有名な小山さんの本ですね。人を喜ばせるサプライズについて書かれた本です。ワークショップなどをやっている自分としては、これは参考になりそうということでこの本を選びました。なんか自分でお金を出して買うよりもちょっとうれしい気分がしました。

■本への書き込みが価値になる

ということで、今回初めて体験した本の交換ですが、感覚的に非常によいと思いました。不思議なことに、交換できなかった他の本も無性に欲しくなりました(笑)特にこの本は興味があるので自腹で買いそうです。

裏方ほどおいしい仕事はない!
野村 恭彦
プレジデント社
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交換した本には、その人の付箋やメモが残っているものもありました。売りに出す場合はこういうものがあると売れません。

しかし、交換会の場合は、それがついているもののほうが魅力的にうつりました。この人はどういう思いで読んだんだろうか、どういうことに興味を持っている人なんだろうかということがわかるからですね。

今年は本との付き合い方を色々試してみようと思っています。とっておくもの、売ってしまうもの、交換するもの、借りるもの、などなど、色々な活用の仕方があるように思います。ひとつの正解があるわけではなく、いろいろな選択肢を持っていると楽しそうだというのが直感的な感想です。

これはある意味、本を媒介にしたつながりのデザインともいえるかもしれません。
コミュニティをつなぐものとしての本のあり方について、今年は考えていきたいです。

僕におすすめの本があるよとか、本を交換したいとか、こんな本持ってない?、みたいなコミュニケーション大歓迎です。ぜひtwitterやFacebookやメールなどで声をかけてくださいね。

舘野のtwitterアカウント

■参考本

噂のこんまりメソッドの本はこちらです。これを参考にして大量にもの捨てました。


人生がときめく片づけの魔法
近藤 麻理恵
サンマーク出版
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昨日のことですが、co-ba(コーバ)に行ってきました。co-baは「クリエイターのためのコワーキングスペース」です。最近「コワーキング」という言葉を見る機会が少しずつ増えてきましたよね。その中でも「co-ba」というキーワードはtwitter上でもよく見かけていたので行くのが楽しみでした。

co-baの詳しい説明については、すでに取材記事などが出ていますので、ここでは行ってみた感想を中心に書いてみようと思います。

■co-baを象徴する「机」

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まずco-baに入った瞬間に率直に思ったのは「おお、空間がかっこいい!」ということでした。

中央の一つにつながった大きな机が印象的です。

この机は「かっこよさ」だけではなく「それぞれが別々の仕事をしながらもつながっている」ということを表現したかったそうです。コンセプトが空間にしっかり表現されていることは素敵ですね。

写真からはわかりませんが、この空間はほんのり木のにおいがして心地よいです。木のにおいは眠くなるのを防ぐ効果もあるとのことでした。

コワーキングスペースを考える上で、空間の便利さ・おしゃれさはひとつのポイントになるでしょう。そして、さらに重要なのは「コンセプトを空間で表現する」という点であると思います。「ここはどういう価値を大事にしているのか?」を表現するひとつのメディアになるからです。その意味では、空間をみれば、価値観がわかるともいえますね。

■「つながれる」という価値

次に印象的だったのは「人に関すること」です。

コワーキングスペースの大きな魅力は、「空間の便利さ」だけではなく、「だれかとつながれる」という、人的ネットワークの部分も非常に大きいと思います。昨日は行った時間が遅かったので、たくさん人がいたわけではないですが、それでも何人かの人に出会えました。また、部屋にある大きな黒板には、よく見かけるtwitterアカウントが書かれていたりしました。

「おお、ここにくればあの人に会えるんだな」という期待感が膨らみます。

コワーキングスペースを考える上で、「ここに来たらあの人と会えるかも!」という、出会いに対する期待感は非常に重要な要素であると思います。

また、たとえ、その人がたまたまいなくても、「ああ、いつもきているんだな」と思わせるような仕掛け(今回でいえば、黒板の書き込みや書き初め)は非常に重要なポイントになると思いました。

■「個人志向」と「つながり志向」という矛盾

このように「いいな」と思うことがたくさんある一方で、これから検討していく必要があるだろうなということもありました。

これはco-baに限った話ではないのですが、「ワーキングスペースをシェアすること」は、「個人で没頭して作業すること」と「人とつながる」という一見矛盾した行為を両立する場でなければいけないわけですね。

「ひとりで集中して作業していたいからほっといて」という個人志向の気持ち
「自分のアイデアを話したい。つながりたい」というつながり志向の気持ち

この2つのモードをスムーズに行き来させることはけっこう難しいと思います。

「作業したいんだから話かけないでほしい。静かにしてほしい。」
「ここはつながりをつくる場じゃないの?ひとりで作業ばかりしている人がいる。」

という不満がそれぞれ生まれる可能性があります。
これをうまく折り合わせていくことが必要になってくるんじゃないかと思います。

解決の方法は色々あると思うのですが、ひとつポイントになるのは「コミュニティの慣習」みたいなものなのかなあと思います。

「こういうときには話してもよい」
「この日はいつもイベントの日だからうるさくてもしょうがないな」
「この時間帯はみんなが集中して作業する時間帯だな」

というようなかんじでしょうか。

こういう慣習みたいなものは「co-baってこういう場にしたい」というのを、管理人側から伝えつつ、使っている人たちがそれを解釈し、重ね合わされつつ作られていくものなのかなと思います。みんなが心地よい慣習をどのようにデザインしていくかは重要なポイントになると思いました。

ルールがきついと面白くないですし、下手すると内輪感が出過ぎてしまい閉鎖的になってしまいますよね。そのバランスをどうとるかがポイントになるのかなと思いました。

■コミュニティ・デザインへ

さて、長くなったのでこのあたりで今回は切り上げます。

シェアをテーマにした空間はこれからどんどん増える傾向にあるのではないかと思います。大学でもラーニングコモンズ等がどんどん導入されていっていますよね。

しかし、これを「ハードの導入だけ」にとどめないようにするためには、かなりの工夫が必要になってくるのではないかと思います。

次に必要になるのは、コミュニティ・デザインみたいなものになるのかなと。こうしたソフト面でのデザインに対するノウハウが今後もっともっと蓄積されていくとよいなと思います。

co-baはその意味でも先駆的な事例になりそうだという予感がしました。


もうひとつ、最近の大きな流れとして、創造を生み出すプラットフォームをどう作るかということがポイントになっているように思います。ワークショップという一つの活動レベルを超えた、より日常に近いかたちも含めたデザインというかんじでしょうか。

僕は現在Unlaboratory(アンラボラトリー)という、「研究室を超えた研究室」というコミュニティを立ち上げて試行錯誤しているのですが、目指しているものは一緒なのではないかと勝手に思ったりしました。

Unlaboratory


昨日co-baにいったときに、シェアハウス「まれびとハウス」がはじまったときと似たような感覚がありました。これからなにか始まりそうだという期待感ですね。ぜひ今後も面白い場になっていくといいなと思いました。

ご対応いただいた中村さん(@maa20XX)、今回の企画を取りまとめてくれた安斎君(@YukiAnzai)、本当にありがとうございました。

■参考情報

co-baのwebサイト

同世代がつくりだした、クリエーターのための作業場を通じて新しい空間を提示していくco-ba

■関連する過去に書いたブログ記事

シェアハウスで感じた「知が生まれる予感」

創造の土台としてのシェアハウスへ - 他人と暮らす若者たち(久保田 裕之)

■関連する本


他人と暮らす若者たち (集英社新書)
久保田 裕之
集英社
売り上げランキング: 85828
学びの空間が大学を変える
山内 祐平 林 一雅 西森 年寿 椿本 弥生 望月 俊男 河西 由美子 柳澤 要
ボイックス株式会社
売り上げランキング: 239912
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先日、自主的に開催している研究会「やってみた研」の関係で、はじめて慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)に行ってきました。

最初に「やってみた研」の紹介をちょっとしておきましょう。

やってみた研究会(通称「やってみた研」)は、認知科学に近い研究領域の大学院生が自主的に集まり実施している研究会です。その名の通り、最近「やってみたこと」をシェアしてディスカッションしています。

この研究会でもっとも大事にしているコンセプトは「もしかしたら論文にはならないかもしれないけど、面白そうだからやってみた!」という気持ちです。このコンセプトをもとに、最近やってみたことをプレゼンしたり、その場で、作ったシステムや実験を体験してみたりすることを大事にしています。

この研究会ができたきっかけは2011年7月に行ったボストンでの国際会議でした。CogSci2011に参加した大学院生メンバー同士で話をし、こういう研究会が大事なんじゃないかということでスタートしました。だいたい2ヶ月に一度のペースで実施しています。もし興味がある人がいればお声がけくださいね。


ということで、今回はその研究会の関連でSFCの諏訪正樹研究室のみなさんと会いました。僕にとって諏訪先生といえば、なんといっても「メタ認知」というキーワードが真っ先に浮かびます。諏訪先生のWebページには以下のように書いてありました。

熟達、暗黙知、感性、アフォーダンス、創造性はすべて相通じる 概念であるという認識の下、スポーツ、デザインなどを例に感性開拓や自己表現 の方法論を研究している. 

今回は諏訪研究室に所属する院生の方々に、実際に作ったシステムを体験させていただき、さらには、最近のやってみたをシェアしました。体験させていただいたシステムについての紹介は、スライドがネットにアップロードされているので貼り付けます。

松原正樹さん、栗林賢さん、忽滑谷春佳さんらの研究です。

このシステムでは、「空間の情報をもとに、音楽を変化させる」というのが大きな特徴だと思います。普段私たちが見ている「視覚」からの情報を、音つまり「聴覚」として感じるという非常にユニークなツールです。風景を音で感じたり、音から風景を感じることができるというかんじでしょうか。

普段何気なく受け取っている情報について、少しその情報を受け取るチャンネルをかえてみると、感じ方に「ゆらぎ」が生まれます。そしてその「ゆらぎ」は新たな気づきが生まれる土壌を創り出します。

私たちがワークショップをするときに狙っているもののひとつがこういう活動といえると思います。

普段は意識しないことをあえて意識するような状況を作り出すことで、これまで前提としていたことを吟味の対象とするというかんじでしょうか。今回は、それをツールとして開発しているところがまた面白いなあと思いました。やっぱりツール開発は面白いとあらためて思いましたね。


このシステムを体験した後に、「最近のやってみた」について議論をしました。僕は、最近考えている場作りの方法についてや、研究のことについて話をさせていただきました。また、栗林賢さんからは、ご自身の授業で実施していることについてお話しをしていただきました。

ディスカッションは、大阪大学の石原尚さんもSkypeで参加してくれました。石原さんは赤ちゃんロボットの研究をしています。夏に一度大阪大学で本物を見せていただきました。こちらが赤ちゃんロボットの動画です。




というかんじで、この研究会ではいろいろな領域で研究している院生がそれぞれの角度から、「いまこれが面白い」ということを語り合うので非常にエキサイティングです。自分の知らない研究領域とも接続が見えてくるのでそれも醍醐味のひとつですね。

僕は今年、Unlaboratory(アンラボラトリー)というコンセプトで、「研究室を超えた研究室」をつくりたいと考えているのですが、この活動もまさにそれに関連するものだなと思っています。

この「やってみた」の発想をベースに、多くの人が参加できるプチ学会のようなものを開こうと計画中です。興味ある方は、UnlaboratoryのFacebookページがありますので、こちらもチェックして下さいね。

Unlaboratory


■関連する本


「なんで僕はブログを書いているのだろうか?」とふと思ったので書いてみようと思います。主に3つくらいの理由になりました。

1.ワクワク学ぶために

変な話かもしれませんが、ブログを書く理由として一番最初に思いついたのは「自分が学ぶため」でした。

僕が元々学部時代に「ブログを書くことによる学び」にとても興味を思っていたからというのもあるかもしれません。

自分が読んだ本・ニュース、聞いたこと、体験したこと、など、日常の中でピンときたものをアウトプットすることで、「ああ、自分が感じたことはこういうことだったのか」という発見があったり、「昔自分はこういうことを考えていたのか」という振り返りになったりします。

また、「アウトプットしよう」と思って日常を過ごすことは、ただ漠然と日常を過ごすことよりも、色々なコトに敏感になれます。「アンテナがたった状態」になるんですね。しかも「人に説明しよう」と思って物事をみると、物事をより詳細に、そしてストーリーとして理解しようというきっかけになります。

僕はブログに限らず、自分が読んだ面白い本や面白いネタなどを人に紹介するのが大好きなんですが、そうすることで、インプットの質がかわると思っているからだと思います。。

元々僕が大学院にいこうと思ったのは、学んだことをアウトプットし、そこにコメントがつき、アイデアを発展させるためにさらなるインプットとアウトプットすることが楽しくなっちゃったからなんですね。

当時学部のゼミ生とゼミの先生だけがアクセスすることができるブログを持っていたのですが、3,4年生の二年間でおそらく500以上の記事を書いたと思います。内容は図書館で借りた本のこと、研究領域について考えたこと等でした。そんな経験から、僕は「学ぶために書く」ということが完全に体に染みついてしまったようです。

2.ワクワクしたことを伝えるために

大学院で勉強したことや研究などは、「大学の中だけで通用するもの」だけではなく、「多くの人に知って欲しいこと」「きっと役に立つこと」がたくさんあります。

さらにいえば、勉強していて「わかった!」とか「なるほどねー!」と思ったことは人にシェアしたいです。

「ねーねー、実は研究の世界では、こんなことわかってるらしいよ!」

ブログはこうしたことを気軽に発表できる場として機能しています。

「学会」や「論文誌」で知見を発表をしていくことは院生にとって、非常に重要なことであり、そのために日々がんばっています。

しかし、こうした場で表現できること、また、そこにアクセスできる人は限られています。ブログはこうした部分を埋めてくれるものだと思っています。

せっかくこれだけのことがわかっているならば、多くの人に知ってほしい。この情報があれば、勇気づけられたりする人がいるかもしれない。

それがブログを書くひとつの理由です。

3.ワクワクする出会いのために

ブログにたくさん記事を書いておくと、直接は会ったことがない人がブログを読んでいてくれている場合があります。

そんな人と会うと、

「初対面なのに初めてのかんじがしない」

と言われたりします。こんなことが少しずつ増えてきました。もしかしたら、僕よりも僕のことを知っている?と思うこともあります(笑)

短い時間に人と対面で会って話せることは限られています。もしかしたら「名前と所属と最近やっていること」くらいで終わってしまうかもしれません。

だけど、その部分をすでにシェアしていたり、僕が「面白い!」と思っていることをすでに知ってくれている人とであれば、いきなり本題からはいれます。伝えきれなかったことも、ブログを読んでもらうことでわかってもらえるかもしれません。

また、ブログの記事をみて、「会ってみたい」と言われたり、「こういうことに興味があるならば、こういう人がいるよ」と紹介してもらえることがあります。

このように、ブログを書くことは色々な人とのつながりを作ってくれたり、つながりの質を向上させてくれます。

「ワクワクする出会いのために」

これが僕がブログを書く理由のひとつです。


だいたいこんなところでしょうか。僕にとっては、(1)自らの学び、(2)シェア、(3)出会い、という3つくらいがキーワードのようです。

この記事はもともとイケダハヤトさんのブログで同タイトルの記事が書かれていたので、つなげて書いてみました。書くきっかけをくださってありがとうございました!

こうして見てみると、三宅なほみ先生がこの本で書かれていることとも近いなと思ったりします。

大学授業を活性化する方法 (高等教育シリーズ)
杉江 修治・関田 一彦・安永 悟・三宅 なほみ
玉川大学出版部
売り上げランキング: 79307

以前書評を書いたので気になる方はご覧下さいませ。

大学授業を活性化する方法を読み直した

1/6(金)に「学びの場作り"勝手に"最先端はこれだ!コンテンツデザインからコミュニティデザインへ」というイベントでプレゼンテーションをしました。

僕は「ファン・コミュニティから考える、"これからの場のデザイン" 」というタイトルでプレゼンテーションをさせていただきました。

僕のプレゼンパートは以下の動画(前半パート)の20分〜55分くらいまでです。興味ある方はぜひ下記からご覧になってください。



後半の動画はこちらです。僕はプレゼンはしていませんが色々な議論をしています。


プレゼンで紹介したリンクは全てこちらの記事にまとめてあります。

当日のイベントに関するつぶやきはこちらにまとめました!


今回のプレゼンは新ネタだったので準備が大変でしたが、自分にとっても、これまでやってきたの整理になりました。2011年にやったいろいろなイベントを一歩抽象化させて考えるきっかけになったということですね。

今回はあくまで第一歩だと思うので、今年はこのテーマに関するイベントを積極的に展開してきたいと思っています。

今年立ち上げた「Unlaboratory」という「研究室ではない研究室」で、このテーマを深く追求していく予定ですので、こちらのFacebookページもチェックいただければ幸いです。

Unlaboratory

ご依頼いただければ、今回のテーマでお話しにいったりすることも可能ですので興味のある方は以下の問い合わせフォームからご連絡ください。また感想についてもお待ちしております。twitterやFacebookでもどうぞ!

お問い合わせ - tate-lab - 教育・学習について研究する院生のblog 

twitterアカウント


明日1/6(金)午後7時〜からUSTREAMにて「Fanコミュニティを創るとはどういうことか?」というテーマで議論を行います。

僕は話題提供者として「ファン・コミュニティから見る新しい場のデザイン(仮)」というタイトルで少し話をします。

ちょっと今回はお試し的に、明日のプレゼンで使う情報の一覧を先に載せちゃおうと思います!興味ある方は先にいろいろのぞいちゃってくださいませ!

イベントの詳細はこちらにあります。

明日こちらのリンクからUstreamにて映像を視聴することができます。


■発表の概要(twitterにて連続ツイートした内容のまとめ)

場作りの相談で多いのが「集客」の問題。せっかくいい場をデザインしても人が集まらない。プログラムデザイン以前のところに問題がある。

「集客」だけに絞り、一時的に人を集めたいならば、広報文の書き方、twitterの活用の仕方などを工夫することである程度解決できる。しかし、現在はもっと大きな流れが生まれてきている。

「ファンコミュニティをつくる」という方法は、「集客の新しい方法」もしくはそのための「長期的な戦略」ともいえるが、「集客方法」にとどまらない、大きな可能性を含んでいる。

コミュニティをつくることは、「広報」を兼ねながら「顧客のニーズ分析」につながり「これまでにない面白い場をつくれる」といった、これまでの場作りの根本を変えるような可能性を秘めていると考えられる。

明日のUSTでは、当日のプログラムデザインにはとどまらない、その前後のコミュニティデザインも含めた、新たな場作りの方向性について、事例を元にしながら議論したいと考えている。

■集客のコツに関するリンク

安斎勇樹 ブログ  イベントの集客を成功させる12のヒント

Twitter / @SittetaBot: ツイッターやってて、リツイートされるとめちゃ嬉しいん ... 

■実践・イベントの事例

3/12(土)ミューぽんユーザー限定スペシャル企画!!対話型鑑賞 in ワタリウム美術館 | TABlog | Tokyo Art Beat

remix2011_neomuseum

ylab 山内研究室::Blog

The Flipped Classroom | Scoop.it

向後千春(2011)eラーニングと実習を組み合わせたブレンド型授業の実践とガイドライン『日本教育工学会研究会報告集』JSET11-4 pp.35-42(pdfです)

RealTokyoEstate-東京R不動産- 

■関連する昔書いた記事

これからのジャーナリストに必要なスキルについて

[書評]メディアを駆使して生きること - 電子書籍の衝撃
- tate-lab - 教育・学習について研究する院生のblog

■現在舘野が実験的に行っているコミュニティ運営など

Unlaboratory

舘野のtwitterアカウントはこちらです。
よろしければフォローして下さいませ。

もし今回プレゼンした内容を、より詳しく聞きたい!という方はこちらからお問い合わせください。(twitterのDMやmentionなどでもOKです)

お問い合わせ - tate-lab 

■参考にした本

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ
デイヴィッド・ミーアマン・スコット ブライアン・ハリガン
日経BP社
売り上げランキング: 38
電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)
佐々木 俊尚
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 55937


あけましておめでとうございます。
2011年もあっという間にすぎました。

昨年は大きな地震という非常につらく悲しい出来事がありましたが、自分自身の生き方を見直す大きな機会になりました。

新年になったということで「昨年度の振り返り」と「今年度の抱負」を書こうと思ったのですが、どちらも書くと分量が長くなりそうなので、まずは「昨年度の振り返り」を更新しておきたいと思います。
(次のエントリーで「今年度の抱負」を公開したいと思います。)


2011年を表す言葉は「充電」といえるかもしれません。

対外的に新たなことをどんどん仕掛ける時期ではなく、新しいことを生み出すために力をためていたような時期だったと思います。
(といいつつも、まあ振り返るとたくさんことをやってました)

振り返りは、
・研究面
・実践面
・その他
という3つの側面から振り返ります。

■研究面:「新たなライティング研究」と「ビジネスパーソンを対象にした研究」

まず「研究面」についてです。
ざーっと書くと以下のことをやりました。

(1)大学生のライティング支援に関する新たな研究を実施した
(2)研究室のゼミで導入しているコメントシートの実践を学会で発表した
(3)ビジネスパーソンを対象にした「職場外の学習」に関する調査をまとめた(本の一章になります)
(4)デジタルストーリーテリングに関する共同研究を行った
(5)ロボットを使った大学生のキャリアワークショップに関する共同研究を行った
(6)大学で学んだことと社会の接続に関する調査研究の共同研究を行った(調査自体は2012年に実施予定)
(7)専修大学にて非常勤講師を経験(1年生を対象にした「リテラシー演習」の授業)

メインでやっているライティングの研究については、これまでは大学の授業場面に着目していましたが、今年はライティング・センターと呼ばれる一対一の対面の指導を行う機関の指導に着目し、あらたなシステムの開発・実践を行いました。

昨年はライティング・センターを導入している早稲田大学や東京大学の施設を見学したり、指導に関わる人からインタビューを行ったりもしました。ライティング・センターはおそらく今後多くの大学で設置されるでしょう。
自分が行った実践は2012年の早い段階で論文化する予定です。

また、今年は「ビジネスパーソンを対象にした調査研究」について結果をまとめました。
「社外の勉強会に参加するビジネスパーソンの実態に関する調査研究」です。これについては2012年3月に出版される本の1つの章になる予定です。

※発表タイトル等は研究業績をご覧下さい。

■実践面:新たな場作りの萌芽としての実践

(1)イベント「PARTYstream」を2回実施
(2)場作りに関するインタビューが本に収録され、発売された
(3)先行研究のまとめ方講座を3回実施
(4)1週間アメリカのボストンで現地の研究所への訪問、学会への参加を行った
(5)TokyoArtBeatさんとイベントの企画についてコラボレーションさせていただいた
(6)アンカンファレンスという新しい場作りの作法に関するプレゼンテーションを行った(2011/12/9,10@奈良)

あまり実践はやっていないかと思っていましたが、思ったよりやってましたね。
本が発売されたのも2011年なんですね。。。もっとずっと前のことのように思っていました。

第六章 他者の目から見たラーニングバー(p192-204)に著者の中原淳先生との対談が載っています。




その他の出来事としては以下のようなことがありました。

(1)糸井重里さんにブログを読んでもらう
(2)インタビューに関する勉強会(LIVE)の立ち上げ
(3)青学院生との読書会(勉強会)の実施
(4)ボストンメンバーによる「やってみた研」を実施

まさか糸井重里さんご本人にブログ記事を読んでもらえるとは思いませんでした。きっかけはtwitterでした。ソーシャルメディアの破壊力おそるべしですね!

「いいんだけど、面白くない」を超えて - 東京糸井重里事務所に行ってきた! - tate-lab - 教育・学習について研究する院生のblog


ということで、それぞれを詳しく説明するとさらに長くなってしまうのでざっと説明しました。充電という割には色々やっていた年だなとは思いました(笑)

ただ、2011年はこれまでやってきたことと一度あえて距離をとることで、次の新しい展開を模索する年だったといえると思います。

なにかやろうと思えばできる部分はあります。

しかし「自分の核となるなにか」を大事にしないことには、いずれ先細ってしまいます。2011年は自分の中の「根」をしっかりはるための期間だったのかなと思います。

2012年も、まだ「収穫」の時期ではないと思っています。

やっと「新たな実験を行うための下地ができた」だけであり、2012年に実施することは「完成品」ではなく、多くが「実験」といえると思います。

ただ、それでも「新たな実験を行うための下準備ができた」といいますか、「自分なりに漠然としたコンセプトが見えてきた」という点では2011年は大きい一年でした。

2012年にやりたいことについては次のエントリーにまとめて書きますが、そのひとつは「Unlaboratory(アンラボラトリー)」というコミュニティでの実践です。

これまで私は「ワークショップ部」というコミュニティの部長として活動を行ってきましたが、今回覚悟を決めて新たな実践のコミュニティをつくりました。

詳しくは別エントリーで書きますが、Facebookページのリンクを貼りますので、興味ある方は以下のリンクをクリックしてみてください。

Unlaboratory Facebookページ

さて、次のエントリーでは2012年になにをやるかについてまとめます。少々お待ち下さいね。

対談が掲載された本

場作りに関する対談が掲載されています。
第六章(p192-204)
他者の目から見たラーニングバー




舘野の本棚(最近読んだ本)



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