最近、当たり前のことかもしれませんが、やはりTwitterやblog等の醍醐味はインタラクティブなところだよなあと思います。

至極当たり前なことをいまさらすいません(笑)

なぜそう思ったのかというと、Twitterもblogも双方向なやりとりにすごく向いているはずのツールなんですが、使い方によっては別に一方的に情報を提供するだけのツールとしても使えちゃうんですよね。

最近自分のTwitter・blogの使い方を考えると、どちらもけっこう一方向的なかんじで使っていたのかなあと。でもやっぱりこれらのツールが面白いのは双方向的なかんじですよね。

なので今回はお試し的に、「僕のblogやTwitterに書いて欲しいこと・質問など」をここで募集してみようかなと思います!

全部にお答えすることはできませんが、ここで頂いたことをもとにblogの記事やTwitterのつぶやきの内容を考えてみようかなというかんじです!

とっても試験的な企画ですが、もしなにかあれば気軽に以下から情報いただけるとうれしいです。お名前やメールアドレスなどは必須ではありませんので、感想・ご要望だけご入力いただいてもかまいません。

よろしくお願いしますー!




本屋でたまたま出会い、何か気になったので衝動買いしてしまいました。ジャケ買い的なかんじですね。リリー・フランキーさんの本です。

リリー・フランキーの人生相談
リリー フランキー
集英社
売り上げランキング: 36709
おすすめ度の平均: 3.5
4 リリーさんで優しいんだ。
2 読んでるとダルくなってくる
3 とってもフランクな人生相談
4 人生相談だけどエロおかしいのでくさくない。キレてるし親切だ。
1 あなたが好きでした。

この本は「週刊プレイボーイ」で連載されていたものなんですね。しかも、この連載は、週刊プレイボーイ創刊から40年以上つづいている歴史あるコーナーだそうです。どちらも知りませんでした(笑)

本の中身は、ここではちょっと書けないような、卑わいな話が多いです(笑)全体を通して、基本的にはエロ的な話だらけの本なので、正直書評としてここに書こうか迷うレベルでした(笑)

ただ、それでも書評にしようかなと思ったのは、この本の「はじめに」に書かれている部分にかなり納得したからです。ポイントは以下の二文かなと。

「人は、人に相談する時、相談用の相談を用意して紙に書いてくる」

だけど、生身で一対一の話になると、途端に人は赤裸々になることが多い。


リリー・フランキーさんがこのシリーズを担当したときに、「人と違うことをやりたい」と思い、いろいろ考えた結果やったことが

「実際に、相談者に会って話を聞いてくる」

ということでした。これまで40年も続いたけれど、「実際に会って話す人」はいなかったんですね。

これは昔トークイベントをやっていたときの経験が生きているとのことです。そのトークイベントはお客さんの人生相談が半分以上を占めていたそうなのですが、こんなことが多かったのだそうです。

あらかじめ回収したアンケートの質問に答えていく。でも、その質問の主をステージに上げて、実際に話していくうちに、その人物の最大の悩みは、アンケート用紙に書かれていることではないことに気づいてゆくのです。
こういう経験から、最初に書いたこれを思ったそうなのです。

「人は、人に相談する時、相談用の相談を用意して紙に書いてくる」

これがすごく面白いなあと。

この本に出てくる相談は、たしかにエロ的なことが多いのですが、リリーさんの軽妙な聞き方・やりとりの仕方は面白いですし、普通は人になかなか相談できないようなことをぶっちゃけて色々やりとりができているのもリリーさんならではなのかなと思いました。

対話の中から、「本当の問題」へと掘り下げていく対話術みたいなものを垣間見られるかもと思います。

思いがけずに面白い本に出会ったなと思いました。

やはり時々、本屋さんに出かけるのは大事ですね。普通にAmazonだけ見ていたら、そもそもこの本に出会わなかっただろうし、買わなかったと思います。面白い1冊です。

これを機に「東京タワー」でも読んでみようかしら。まだ小説で読んだことないので。


東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)
リリー・フランキー
新潮社
売り上げランキング: 3226
おすすめ度の平均: 5.0
5 僕の一番かけがえのないもの
僕がよくイベントをしたり、遊びに行っている田端のシェアハウス「まれびとハウス」のWebがリニューアルされたそうです!

marebito house
http://www.mare-bito.net/

ちゃんとWidgetまで用意されている!


イベントカレンダーがついたので、遊びにいきやすくなりましたね。最新のイベント情報などはTwitterのほうが早いと思われますので気になる方はこちらをチェックするとよいかもです。

まれびとハウス Twitterアカウント
http://twitter.com/mare_bito

最初は気付かなかったんですが、僕が以前書いた記事のリンクが貼られていてうれしいです(笑)

[書評]創造の土台としてのシェアハウスへ - 他人と暮らす若者たち(久保田 裕之)
http://www.tate-lab.net/mt/2010/07/share.html

他人と暮らす若者たち (集英社新書)
久保田 裕之
集英社
売り上げランキング: 47323
おすすめ度の平均: 4.5
5 「第三の暮らし方」としてのルームシェア、シェアハウジング
5 派遣・格差・年功序列崩壊・不定期ジプシー労働・
4 家族の崩壊の副産物
4 踏み込みは浅いが発見はある

今後の動きも目が離せないですね!
まれびとハウスの今後、期待しています!

▽以前書いたシェアハウスに関する記事

シェアハウスで感じた「知が生まれる予感」
http://www.tate-lab.net/mt/2010/03/post-168.html

シェアハウス住民に聞いてみた「シェアハウスにまつわる6つのトピック」
http://www.tate-lab.net/mt/2010/03/post-166.html
昨日で中原研究室の前期のゼミが終わりました!今回はこれを機に、前期の中原ゼミを簡単に振り返ってみようと思います。

今年のゼミでは、これまで使っていたコメントシートの仕組みを改善したりと、色々新しい試みを導入しました。

具体的に導入したのは以下の3点です。
1.ゼミのコメントを促す仕組みの改善(去年使っていたコメントシートを紙からデジタルへ!)
2.発表者の内省を促す仕組みの導入!(今年から導入)
3.研究を進める上での「教訓」のデータベース化とTwitterによる配信(今年からの導入)


詳細はこちら!
今年ゼミに導入した「研究室メンバーの内省を促す」3つの仕組み
http://www.tate-lab.net/mt/2010/05/post-177.html

今回はその中でも、2つ目の「内省シート」に関する報告をしようと思います。



昨日は前期の最後のゼミだったので、今年から導入した「内省シート」のデータを少しまとめて、ゼミメンバーにフィードバックをしました!

「内省シート」とは、ゼミの発表者が、発表後に「自分の発表を内省すること」を目的としたシートです。発表者は、発表後に以下の項目を入力します。(ウェブのフォームから入力します)

・最近調子はどうですか?
・今回の発表の出来はどうだったか
・今回の発表の準備はどうだったか
・もらったコメントの中で一番印象に残ったのはだれのどんなコメントか
・自分の次の課題は何か?(「やること」と、「その期日」を入力する)


この中で、以下の3つは、5点満点で自分で点数を入力する仕組みになっているんですね。(自己評価です)

・最近調子はどうですか?(5なら「元気」、1なら「激しく疲れている」)
・今回の発表の出来はどうだったか(5なら「満足」、1なら「不満足」)
・今回の発表の準備はどうだったか(5なら「満足」、1なら「不満足(準備不足)」


毎回発表後にこの点数を自分で入力するので、4月の発表のときと、5月の発表のときで、「調子」「出来」「準備」について自分がどう思っているのかの変遷がわかるというわけなのです。

今回は、メンバーそれぞれのこの点数を集計して、簡単なグラフを作って、フィードバックを行ないました!

実際みてみると、
・最初は疲れていたけど、だんだん元気になる人
・ずっと疲れているけど、発表の出来自体には満足していく人

など、いろいろなタイプがありました。

僕はあんまり変化がなかったですね(笑)。線が2本しかないのは、「出来」と「準備」が同じだからですね。

grafu-tate.png

ちなみに今回は、この点数をもとに以下の賞も発表しました(笑)

「最優秀元気賞」
「しっかり発表できたで賞」
「しっかり準備ができたで賞」
「激しく疲れていたで賞」
「後期は発表がんばるで賞」
「後期は準備がんばるで賞」


まあ賞がでたからといって何もないのですが(笑)、これを機に自分の生活を振り返るきっかけになるのかなと思います。あくまでこれは「自己評価」というのがポイントです。

中原先生からは「点数自体に意味があるわけではないから、この自己評価をみて、自分の生活でかえられるところ、かえられないところを内省するきっかけにしてください」というコメントをいただきました。

これは先生がよくblogなどにも書いている以下の言葉に集約されるかもしれませんね。

「変えられるものを変える勇気を 変えられないものを受け容れる心の静けさを 両者を見分ける叡智を われらに与えたまえ」(ニーバーの祈り)



「内省シート」を取り入れたのは、今年の前期からなので、こうしたフィードバックを行うのは初めての試みでした。うまくいったところもあれば、「もっとこういう項目があったほうがよいな」など、改善点もたくさんみえてきました。

このあたりについては、また改めて記事にまとめてみようと思います。その反省をいかして、後期のゼミも少しまた工夫できればと思っています。



ちなみに昨日は最終日だったので、先生やゼミ生みんなで打ち上げをしました!焼肉を食べつつ、ふざけた話からちょっとまじめな話まで、大いに盛り上がりました。

また少しずつ、前期にやった試みがどうだったかについて報告していければと思います!

○関連エントリー

中原淳ゼミの特徴 プチまとめ2009!
http://www.tate-lab.net/mt/2009/12/2009.html

ゼミで使用している「プロセス重視のコメントシート」を公開しました!
http://www.tate-lab.net/mt/2009/12/post-153.html

僕が中原研で学んだ「先行研究の読み込み」に必要な3つのポイント
http://www.tate-lab.net/mt/2010/04/post-176.html

組織の中で学ぶことは「みんなの問題」&中原ゼミの革新
http://www.nakahara-lab.net/blog/2010/04/post_1685.html

中原研究室のTwitterアカウント
http://twitter.com/nakaharalab

○関連する本

リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)
中原 淳 金井 壽宏
光文社
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おすすめ度の平均: 4.0
5 内省し、学ぶ大人なら、この本に正解と結論を求めてはいけない
3 キャリアを「深く考えたい」人は、読んでみては?
3 異なる世代視点からの企業内教育論
4 人の発達は一生続く
3 人材育成理論をまとめた良書。もう一歩踏み込んだ提言を。

「やればできる!」の研究―能力を開花させるマインドセットの力
キャロル S.ドゥエック
草思社
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企業内人材育成入門
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中原 淳 荒木 淳子 北村 士朗 長岡 健 橋本 諭
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 8519

先日のことですが、六本木で開かれているオルセー美術館展2010に行ってきました!僕は元々あまり美術館にいったりするわけではないのですが、大学院にきてから色々な人についていきつつ、ちょいちょいと足を運ぶようになってきました。今回も友達の誘いで見にいってきました。

オルセー美術館展2010「ポスト印象派」
http://orsay.exhn.jp/

「印象派」すらよくわかっていない僕に大丈夫かなと思いつつも、こないだ「月と6ペンス」という小説を読んだこともあって、「ゴーギャンいるじゃん!」的な気持ちで鑑賞してきました。(「月と6ペンス」とは、ゴーギャンをモデルに書かれた小説といわれています。)

月と六ペンス (新潮文庫)
サマセット・モーム
新潮社
売り上げランキング: 34213
おすすめ度の平均: 4.5
5 偉大なものを憐れむ贅沢
5 ゴーギャン
5 いわゆるエンターテイメント小説のはしりではないかとー
4 ゴーギャン
5 人間の不可解さに迫った作品でした。

今回は一緒に行ったメンバーの中に学芸員さんがいたので、色々と質問をしながら鑑賞してきました。

これが激しく楽しかったです。

絵が書かれた背景をわかりやすく説明してくれたり、僕のくだらない質問も色々と答えてくれたりするので、一人で観に行くよりも、数倍楽しかったです。

やっぱりわかっている人といくと、「絵と絵のつながり」とか「流れ」が見えるんですよね。これが理解を激しく促進します。

今回一緒にいった人は、ただ「教えてくれる」というわけではなく、「一緒に楽しんでくれる」というかんじが、これまたよかったのかもしれません。これは「一方的に教えられる」というのとはちょっと違った経験でした。(例えば、ピエール・ボナールが書いた「猫」の絵などは面白かった)

美術館とかは、自分よりも詳しい人と一緒にいきつつ、対話しながら見るとかなり楽しめるかもしれませんね。

ちなみに、僕の大学院の同期の平野智紀くんは「対話式鑑賞法」という方法についてレポートを書いているので、興味ある方はご覧になってください。

2009年度鑑賞者研究プロジェクト報告書寄稿レポート「みることによる学び 視聴覚教育理論と批判的メディアリテラシーの視点から」
http://www.acop.jp/archives/2010/05/2009-2.html



今回いろいろ解説とかを聞きつつ、絵を見て思ったことは、絵における「○○派」(例えば、印象派)というのは、ある意味それぞれ「世界をどう捉え、どのように記述するか」という立場のように思いました。(僕なりの理解なので、間違っているかもしれませんが)

世界を忠実に再現しようという人もいれば、そうではない人もいる。
明るさや光を表現したい人もいれば、人の内面を表現したい人もいる。

そうした「捉え方」と「表現の仕方」に対する飽くなき探求・創造の歴史が、「○○派」の歴史と関連するのかなあととなんとなく思ったのですよね。

僕はある意味「研究者も似ているなあ」と思いました。研究者も、いろいろな手法(研究方法)を使いながら、世界を捉え、記述していきます。もちろん、方法論も新しいものが生まれていきますし、新しい方法はいきなり受け入れられるとは限りません。しかし、世界のさまざまな側面を、いろいろな方法を試行錯誤しながら探求するという点において、なんとなくですが、共通点みたいなものを感じることができました。



ということで、今回はかなりいろいろな発見があって満足しました。場の力はすごいなといつも思うのですが、やっぱり同じ絵でもネットの画像でみるのとではぜんぜん違う迫力があるんですよね。また機会を見て、美術館にもいってみたいものです。

ちなみに、今回のオルセー美術館展にはiPhoneアプリもでています(平野くんから教えてもらいました)。ちょっとした音声解説のようなかんじなのですが、行く前にみたらテンションがあがりました(笑)。美術館にいったあとの、振り返りにも有効かもしれません。

8/16までなそうなので、まだ行っていない方はぜひ!

オルセー美術館展2010 iPhoneアプリ
http://itunes.apple.com/jp/app/id367309139?mt=8



関連する本


オルセー美術展2010「ポスト印象派」オフィシャルBOOK ― オルセー印象派ノート
辻仁成
世界文化社
売り上げランキング: 38267
おすすめ度の平均: 4.0
4 絵画と小説の組み合わせが面白い
記念公式DVDオルセー美術館展2010「ポスト印象派」
日経映像 (2010-05-26)
売り上げランキング: 12133
なんか知らないけどやたらと表紙がそそる本で、思わず手を伸ばしてしまいました(笑)。毒舌でおなじみ、元猿岩石の有吉 弘行さんの本です。



有吉さんは、ダチョウ倶楽部の上島さんがボスである竜兵会の本などでも、その毒舌キャラと生き抜く術(すべ)について語っていたと思います。

この本はそれを取り出してしっかり語っているかんじでしょうか。

猿岩石で栄光に上り詰めた後のどん底時代に、どのように生活に耐え、そして、生き抜いていったのかが生々しく描かれています。目次はこんなかんじです。

第1章 「栄光からの転落」4の法則
現金で4千万円って「お金」って実感がないんです

第2章 「どん底生活」11の法則
このままでいるより自殺したほうが楽なんじゃないかな

第3章 「地獄で発見」11の法則
俺も試しに炊き出し喰ってみといたほうがいいかな

第4章 「プロ一発屋」9の法則
アイドルみたいなお笑い能力の低い奴らの中で面白いって言われたい

第5章 「現代人へ贈る」15の法則
お前なんかもう死んでいる

エピソードの1つ1つがリアルなんだけど、不幸自慢でもなく、武勇伝のように書くでもなく、自分のことをある種冷静につっこみながら書かれているので、思わず引きこまれてしまいます(笑)。

・毎日「仕事ないです」と言われるのがわかっているのにかける電話
・自分が活躍していた時代のドラマの再放送をみるときの絶望感
・貯金の減っていくスピードとその心理状態

リアルです。

この本自体のテーマといい、内容といい、なんとなくネガティブなオーラが漂いまくっているのに、読んでみるとなんとなくポジティブになるから不思議です。芸能界という、ある種特殊な環境での本かもしれませんが、なぜか引き込まれる本でした。

波乱な人生をのぞきたい方、あんまりポジティブ全開の本は苦手なんだよなという方にはおすすめの本かもしれません。

こちらも以前読んだのですが面白かったです。Amazonの評価もなぜかいいですね(笑)



今回紹介する本は「シェアハウス」などに関する本です。この本は、田端で実際にシェアハウスをしている友人(内田洋平くん)からおすすめされた本です。



彼が住んでいる「まれびとハウス」というシェアハウスには何度も行ったことがあるのですが、この独特の面白さや雰囲気の正体はなんなのかはなんとなく肌では感じるもののまだはっきり言語化することができていません。

今回の本は、その僕が感じているモヤモヤを解消したり、最近増えているシェアハウスといった暮らし方をを考える、「1つの助け」になる本といえるのかなと思います。

---

本書は「ルームシェア」や「シェアハウジング」といった、他人と暮らす若者たちを対象にインタビューをした内容を中心に書かれています。

まずは目次をみていただきましょう。

第1章 家族と暮らすか一人で暮らすか
第2章 シェアとは何か 準備編
第3章 シェアのきっかけと魅力 証言編1
第4章 シェアへの不満と困難 証言編2
第5章 共用スペースと個室の意味 証言3
第6章 シェアのことがわからない 疑問編
第7章 新しい住まい方の模索 展望編
終章 公共性と親密性の再編成

これを見てもわかる通り

・シェアハウスってなんなのよ?
・なんでやっているの?
・どうやって生活しているの?


といった素直な疑問にひとつずつ答えている本といえるでしょう。

色々外から気になることにも踏み込んでいて、「異性の友だちを連れてきて泊めたりしていいの?」といった素朴に気になる疑問に答えるべく、各シェアハウスがどういうルールにしているのかなどが書かれています。

インタビューも面白いですし、第7章の「新しい住まい方の模索」も面白いです。ここでは、海外のコレクティブハウジングや、コープ住宅といった例を紹介しています。この本はシェアハウスの大枠を捉えた本といえるのかなと思います。

---

さて、ここからは私の勝手な意見になります。

この本はすごく面白いしまとまっているけれども、いま私がたまにお邪魔している「まれびとハウス」などの例をみてみると、この本に書かれているシェアハウス的な生き方より少し先を行っているような感覚があります。

この本には、シェアすることの魅力として、

・節約志向
・快適志向
・家族という役割を超えて


ということが書かれているのですが、
僕が通っているシェアハウスには、

・創造志向

というか、「ここから新しいつながりが生まれて、いままでにないものを生み出すのだ」という気概を感じるような気がします。

その「創造をつくる土台としてのシェアハウス」というのでしょうか。そういう側面はこの本には書かれていない部分であり、今後大事になる部分なのかなあと思いました。

まあ勝手な妄想かもしれませんが(笑)

もちろん、これは僕が行っている場所だけに限ったことなのかもしれません。しかし、シェアハウスにおいては、住民を中心としつつ、多様な人が出入します。なにかイベントごとを行う場合には、そのトピックやゲストにあわせて、ゆるやかな志向性をもちつつも、多様な人が集まり、対話を繰り広げます。

こうした「何かが生まれていく予感」みたいなものがシェアハウスにはあって、そういう部分に焦点を当てていくことも今後は大事なのかなと思いました。

うーん、個人的にはまだうまく考察ができないないのですが、そんな予感があるよということで(笑)

いずれにせよ、この本はコンパクトに内容がまとまっており、とてもおすすめの1冊です。

最近シェアハウスってよく聞くけど、なんなんだろうと思っている人にはかなりおすすめです。

▽以前書いたシェアハウスに関する記事

シェアハウスで感じた「知が生まれる予感」
http://www.tate-lab.net/mt/2010/03/post-168.html

シェアハウス住民に聞いてみた「シェアハウスにまつわる6つのトピック」
http://www.tate-lab.net/mt/2010/03/post-166.html

▽参考リンク

まれびとハウス
http://www.mare-bito.net/blog/

▽シェアハウスに関する別の本




本当にいまさらですが、坂本龍馬にハマりはじめました。

「龍馬伝」がよいということは色んな人から聞いていたんですが、一度見るタイミングを逃した僕にとっては「いまさら追いつけないでしょ・・・」というあきらめ的な気持ちでおりました。

でもこないだ「いまから見ても大丈夫!」的なことを言われたので、それなら見てみるかと思ってみてみました。初めてみたタイミングが「第二部の最後」というかなり大事な回でした(笑)

見た感想は率直に面白いと思いました。これまで見なかったことを軽く後悔しました。ちゃんとこれまでの経緯を見ていれば、この回ももっと楽しめたでしょうしね。。。

その反省をいかしつつ、第三部を楽しむためにひとまず「竜馬がゆく」を読むことにしました。時間をみて、少しずつ読み進めています。



「竜馬がゆく」は全8巻なので、なかなか長期に渡って楽しめそうです。昔は小説を読むのは苦手だったのに、去年くらいすっかり趣味になってしまったので、読むスピードもぐんぐんあがってきました。そのせいで短い小説だと、あっという間に終わってしまい残念なんですよね。今回はその心配はなさそうです。

これまであんまり意識したことはなかったのですが「歴史物」は面白いですね。僕はけっこう昔から世界史も日本史も好きだったんですが、マンガもよく読んでいる気がします。

最近読んでいる「へうげもの」は、時代的に龍馬の少し前なんで、つながりが見えて面白いです(笑)



考えてみると、マンガコーナーとか見てみたときに「歴史物」って必ずあるような気がしますよね。小説にもありそうだし、映画にもありそう。博物館とかもある意味「歴史物」?それだけ歴史はストーリーというか物語にしやすいし、私たちもそれを楽しんでいるわけですね。

そう考えると、なぜ私たちは「歴史の物語」がこんなにも好きなんだろうかと少し不思議になりますね(笑)この理由はあとでいろいろ考察してみたいですが、単純に思いつくのは、

・歴史は実際にあったことだから、話をリアルに感じることができる?
・リアルに感じることができるから、いまの時代と比較したりして楽しむことができる?

とかなのかなあ。あと、歴史物が常に再生産されるのは、「解釈の仕方」や「どういう視点で描くか」によっていかにようにもストーリーの広がりがあるからなんでしょうかね。

話がいろいろとズレました。

ひとまず私は着々と「竜馬がゆく」を読みつつ、「龍馬伝」もしっかり見るようにしたいと思う今日のこの頃です。



研究をしていると、他人に自分の研究についてコメントをもらったり、自分がだれかの研究にコメントする機会が多くあります。コメントは、1人では気づかない新しい解釈に気づいたり、研究の足りない点、発展させられる点に気づくことができます。

科学者っていうと、なんとなく一人で研究するイメージがありますが、実際はかなり頻繁に協同で推論を作ったりしていて、それが科学的発見にもつながっているという話もあったりします。(詳しくはまた記事をあらためて書こうと思います。巻末に本を紹介しました)

このように「コメント」はとても大事なので、せっかくなら自分も他人の発表に対してよいコメントをしたいですよね。

じゃあどうしたらよいコメントができるのか?

今回はこれについて僕が実践している方法の1つを紹介できればと思います。もちろん色々あると思うので、なにかみなさんがやっている方法などがあれば教えてください。

僕がやっているのは「先生のコメントを予測して、答え合わせして、内省する」というサイクルを回すという方法です。具体的には以下のサイクルを回すイメージです。

1.コメントの予測
2.答え合わせ
3.当たりはずれの中身を内省


以下、詳しく説明します。



いいコメントをするためには、やっぱり「いいコメントをしている人」のマネをするのが一番かなと思います。例えば、指導教員や、先生たちなどですね。

じゃあマネをするためにはどうしたらいいか?

これは僕の直感で恐縮ですが「その人たちのコメントを聞いているだけ」ではマネできないと思うんですよね。

そこで何をしているのかというと「予測」なんですよね。

だれかの発表を聞いたら、必ず指導教員や他の先生などが「その発表に対してどんなコメントをするか」を「予測」します。

「この先生ならこういうことをいいそうだ」
「このあたりがつっこまれるんじゃないのかな」

という自分なりの仮説みたいなものを必ずつくります。まあ単純に自分がコメントするならなにをいうかでもいいんですけどね。

そしてその後「実際にその先生などがどんなコメントをしたのか」を聞いて、答え合わせをするんですよ。

「あー、やっぱりこういうところが気になるのか」
「あー、こういう角度でコメントすることもあるのね」

みたいなかんじですね。

当たりはずれだけではなく、ちゃんとその理由も吟味するのもポイントです。このサイクルを何度も何度もまわします。これをすると、自分の研究発表の機会以外でもかなり勉強になるんでおすすめです。

もう一度整理すると以下のサイクルになりますね。

1.コメントの予測
2.答え合わせ
3.当たりはずれの中身を内省

このサイクルをまわしていくと、自然と「自分が思うコメント」と「先生がいうコメント」が近づいてくるんですよね。「やっぱりそこが気になるよね」とか「やっぱりそう言われるか」と思うことが多くなってくることを実感できます。

こういう感覚を大事にしながら、他の人の研究にコメントをすると、あんまりはずしたコメントをいうことはなくなるような気がします。研究のポイントになるような部分に着目できるようになってくるかんじです。



いかがでしたでしょうか。今回は僕が実践している方法の1つを紹介しました。

おそらくポイントとしては、だんだん他の先生とかが言うコメントが予測できるようになったら、「予測した上でさらに違う角度からコメントする」ということが大切なのかもしれませんね。先生がいうことがわかるならば、あえて違うことを言うのも大事かもしれません。

こんな方法を紹介しておきながらも、やっぱりよいコメントをするのは難しいです。よいコメントをするためには、研究領域に対する知識や、発表者の研究内容を理解する力なども必要になりますよね。色々な角度から練習が必要だと思いますが、今回はその1つを紹介しました。

みなさんも何かよい方法があったら教えてくださいね。

○補足

科学者が協同で推論を行っているという話は、こちらの本の話をちょっと書きました。こちらはまたあとで詳しくblogで書ければと思います。

Dunbar, K. (2000). 孤独な科学者という神話をこえて: 科学における分散推論と科学的発見. 植田一博・岡田猛(編),
協同の知を探る: 創造的コラボレーションの認知科学 (pp. 36-39). 東京: 共立出版.


どうでもいいことかもしれませんが、本日でとうとう大学にあるジムに通い始めてから1年が経ちました!

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今日はこの1年間のジム体験を少しだけご紹介できればと思います。ジムの話については、今後も「マッスル院生への道」として、シリーズ化したいと密かに思ってます(笑)

今回は

・どこのジムにいっているのか?
・なぜジムにいきはじめたのか?
・ジムではどんな運動をしているのか?
・で、筋肉はついたのか?


についてご紹介しようと思います。

○どこのジムにいっているのか?

うちの大学には「御殿下記念館」なるものがあります。そこにジムがあり、学生は一回300円で使うことができます。大学内にあるので、研究室から約5分という素晴らしい立地です!

御殿下記念館
http://www.undou-kai.com/goten/

料金の一回300円は意外とバカにならないんじゃないかという話もありそうですが、そこは「1年パス」的なものがあります。

しかも、1年パスの値段は、破格の「8000円」という安さです!
(よくこの話をすると、他のジムだと一ヶ月も通えないのでは?と言われます。)

まあもちろん安いので、おしゃれできれいなジムと環境を比べてはいけません(笑)。
でも学生には十分な環境と思われます。

○なんでジムにいきはじめたの?

みなさんの想像通り、大学院生は普通にしていたら運動する機会は全然ありません。「長時間PCを前に、ずっと座っていたりする」、そんな生活をしていると、激しく肩やら腰やら目などがやられます。

そんな環境はまずいので、なんとなく運動したいなあと思っていたら、お隣りの研究室で学年がひとつ下の岡本さんがジムに通っていたので、それに便乗して通い始めたというわけなのです。

(まあきっかけ自体は結構色々あって、「神戸大学の金井壽宏先生とお会いしたときに、とてもお忙しい人なはずなのに、あまりに血色がよいことに驚き、それを目標にしたいと思った」とかもありますw)

元々小さい頃から野球やサッカーなどをしていたこともあり、運動は好きなんですが、どうもジムっていうのは最初慣れなかったなんですよね。

というのも僕としては「野球とかサッカーに熱中しているうちに、結果的に筋肉もついている!」的なことになれていたので、「ジムにいく」っていうのはなんとも味気ないかんじがしたのですよね(笑)。
でもいまは完全に慣れました。

○ジムではどんな運動しているの?

ジムではだいたい以下のメニューをやっています。

・有酸素運動(バイクを20分程度)
・ストレッチ
・筋トレ(胸筋、背筋、腹筋、足腰系)


トータルで1時間といったかんじですね。
基本的にジム中はiPodを聞いています。

普通に音楽も聞いていますが、「英語のリスニング」とかをしていると、いつもより2割増で「俺、いま自分磨いてるやん!」という気持ちになれます(笑)

理想的には週3日行きたいのですが、なかなかそうもいかないので、2日だったり、1日だったりするときもあります。毎回だいたい18時から19時くらいにジムにいき、1時間くらい運動して、学食を食べるというかんじの生活ですね。

朝早くからちゃんと研究出来ていたり、忙しくないときにはそのまま帰りますが、やることが残っている場合は、また研究室に戻り、終電までいたりします。

○で、筋肉はついたのか?

僕は元々細いので、外から見るとそれほど変わったかんじがしないと思うのですが、自分的には満足いく結果になっています(笑)。

つまり、外からみて「君、筋肉あるねー」的なことを言われるほどには全然なってないと思いますが、「自分の中のビフォーアフター」は確実に実感できるかんじですね。

よくジムの効果は三ヶ月くらいで目に見えてくるとかいうと思うのですが、一ヶ月くらいでも、ほんの少しですが変化を感じるようになります。

さらに継続していくと、お風呂に入る前の鏡とかをふとみた瞬間に「あれ、なんか変わったか」と気づく瞬間があります(笑)

さすがに1年くらい通うと、昔ジャストサイズできていたシャツがきつくなってしまうなど、明らかに変化の実感を得ることができます。「太ってズボンが入らなくなった」とかとは、一味違った喜びがあると思います(笑)

○まとめ

さて、今日は僕のジム体験を少しだけご紹介いたしました。

ジムに行くことは、「見た目の筋肉をつける」というよりも、どちらかというと単純に「体を動かすと気持ちいい」ということが大きなモチベーションになっています。それを続けていたら結果的に筋肉もついていたみたいってかんじでしょうか。

あとはやっぱり、がんがん研究したりするためには「体力勝負」の側面も大いにあるので、そのためにいっているというのもありますね。

なかなか研究が忙しくなると行く回数が減ってしまうんですが、今年もなんとかこの習慣を続けていきたいなと思っています。

「これから鍛えたい!」とか思っている人になにか少しでも有意義な情報を提供できるように、これから少しずつまた記事を書きたいなと思っちえます。

○関連する本

別にこの本に触発されたわけではないんですけどね(笑)でもこの本、評判いいですよね。





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