「ついついやってしまう」を促す「仕掛学」という発想


松村真宏先生の「仕掛学」を読みました。

仕掛学

仕掛学

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松村 真宏
東洋経済新報社
売り上げランキング: 855

 

この本は我々が「ついしたくなる」行動の裏にある「仕掛け」に着目して、人を動かすためのデザインについて書いています。例えば、この表紙にあるように、ゴミ箱の上にバスケットゴールがついていたらついついゴミを投げたくなりますよね。他の例として、男の人にしかわからないかもしれませんが、トイレに「的」をつけられるとついつい狙いたくなるというのも、仕掛けです。

この本では「仕掛け」の要素や、「仕掛け」をするためにどんな発想が必要かがまとめられています。「なるほどその手があったか」というかんじで見ているだけでも面白いです。

「なにかやってほしい行動」があったときに、「それをやれ!」といって強制するのではなく、自然とその行動をいやな気持ちなくやってしまうようにデザインできることは、色々なことに通じる考え方だと思います。目的を押さえて「その手があったか」という方法で実現するということですね。

学びの場をデザインするときにも「みなさん活発に話して下さい!」というよりも、自然と話したくなるような場をデザインしたいと思うわけで、そういう意味でもこの本の発想は役に立ちました。

この本を読むと、自分も何か仕掛けてみたい!と思えます。おすすめの1冊です。

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