「ならでは」思考で考え、伝えることの重要性


ビジネスプランにおいても、研究案においても、「これはいい!」というプランに共通しているのは「ならでは」が押さえられていることかと思います。

例えば、「大学生がビジネスプランを考える」という例で考えてみましょう。

  • 提案先となる企業「ならでは」のプランになっている
  • 提案するアイデア「ならでは」のメリットが提示されている
  • 相手にするターゲット「ならでは」の仕掛けがある
  • 大学生「ならでは」の視点がプランに活かされている

「ならでは」は色々な側面において必要になってくることがわかります。

「ならでは」が効いているプランというのは、要は「それ別に○○じゃなくてもよくない?」というつっこみに対して、事前に検討されているということなんですよね。

  • それ別に、他の企業がやってもよくない?
  • それ別に、こういうアイデアでも実現できない?
  • それ別に、他のターゲットでもよくない?

といったつっこみがつぶれるように、それぞれの質問に対する「答え」がプランの中に埋め込まれているということなんだと思います。

そういったプランはやはり強いです。聞き手の考える「疑問」に対して、次々に「答え」がでてくるかんじになるので、聞き手の思考の順番ともリンクしてわかりやすいプレゼンテーションになると思います。

一方、「ならでは」でなく、「でもいい」というプランは弱いです。「この企業でもできる」「このターゲットでもいい」というのだと、どうしても説得力が落ちてしまいます。「ならでは」を突き詰めておくことが大事になってきます。

自分のプランが一度できたら、いろいろな角度から「ならでは」を活かせているかを確認してみるといいと思います。そのためには「それ別に○○じゃなくてもよくない?」というつっこみを自分でしてみたり、他人にしてもらったりすることが重要です。

これらに答えられるようになっておくと、説得力のある、エッジの効いたプランになると思いますよ。

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