グループワーク中の「沈黙」はよくないことか?


グループワークがうまくいっているかどうかを表す言葉に「盛り上がっている」という表現があります。「今日のグループワークは盛り上がった」、「今日のグループワークは盛り上がらなかった」などの表現は、授業やワークショップ後によく聞かれる言葉ではないかと思います。

しかし、この「盛り上がっている」という言葉はくせものです。例えば、「元気にたくさんの人が話をしていたから、盛り上がっている」と判断したとしても、実は議論して欲しい目的から非常にずれているということもあるかもしれません。

一方で、「盛り上がっていない」と判断されたグループにおいても、「沈黙の時間」は長いものの、しっかり頭を使って目的を意識していて、結果的に議論の目的は果たせているというケースもあります。

このように、グループワークにおける「盛り上がり」や、「沈黙」については、慎重に判断する必要があります。

じゃあどうやって判断したらいいのっていうことですが、「これ!」というのをなかなかうまく表現することは難しいです。

ただ、「沈黙」や「無表情」は「つまらない」ということを意味するとは限らないこと、さらにいえば「盛り上がり」や「笑顔」が全て学びにつながるとも限らないということを頭の片隅にいれておくことが大事かもしれません。

今日はグループワークの「沈黙」や「盛り上がり」について書きました。みなさんはグループワークの成否をどういうところで見極めていますか?

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