レポートを書くネタに困ったら?-まずは新書を読んでみよう


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レポートの書き方について色々な方法はありますが、なんといっても「内容に関する知識」がないとやはりいいものは書けません。
例えば、
  • ネットワーク・セキュリティについて書きたいなら、セキュリティとは何かについて
  • ネットワークとマーケティングのことについて知りたいなら、マーケティングとは何かについて
など、最低限の知識が必要でしょう。
そのためには色々な本を読む必要がありますが、大学に入学したばかりの学生にとっては、どれを読んでいいかわからないかもしれませんし、いきなり専門性が高く、分厚い本を読むのは大変かもしれません。
(読める人はどんどんチャレンジ!)
そんなときには、まず「新書」から読んでみるのはいかがでしょうか。
新書の良いところ
新書はなんといっても、
  • 内容がコンパクトにまとまっている
  • 内容が読みやすい(難しいのもあるけど)
  • 本が軽い、薄い(よって、持ち運びやすい)
  • 値段が安い
という特徴があります。
もちろん一冊だけ読めばそれでレポート全部書けちゃう!というわけではないですが、その領域でどういうことがトピックになっているのか、どういう言葉が使われているのかなどを掴むことができるでしょう。
新書で読んだ知識はそれで完結というよりも、図書館での調べるときのキーワードがわかったり、先生に質問するための最低限の知識がついたりと、先が見えてくるものだと思います。
この方法は僕だけがおすすめしているわけではありません。
例えば「論文の教室」(戸田山和久)という本の中では、
  • まず新書を一冊読んでみて、それを踏まえて先生に質問しにいくといい
というアドバイスが書いてあります。
また先日ネットで話題になった東北大の沼崎先生のツイートの中にもこんなものがありました。

いきなり大量の冊数を読むのは難しいかもしれないので、僕はまず1冊なんとなくピンとくるものを探してみたらどうかなと思います。
新書の探し方
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新書マップ
新書を探すための方法は色々あると思うのですが、このサービスはそれに特化しているのでよいかなと思います。たまたま見つけたのですがこれはとても面白く、僕もはまってしまいました(笑)
このサービスでは、自分の気になる領域の「新書・選書」を一気に表示してくれるものなんですね。言葉があいまいでも連想的に検索してくれるので、まだテーマが漠然としているときにはこれを使って関連領域を見つけていくのがいいかなと思います。
また、新書であれば、大きめの書店・もしくは大学の生協や購買部に行って新書コーナーをぶらぶら歩くのも効果的です。気になるタイトルを見つけたらパラパラ中身をみてみましょう。目次をみればどういうトピックがあげられているかがわかります。
とりあえず何冊も手にとってパラパラ見てみることを繰り返し、1冊でいいからお金を出して買ってみましょう。もちろん、図書館でかりるのもありですが、マーキングしたり、折り目をつけたりできますし、新書は手頃な値段ですから、買ってみるのがいいかなと思います。
僕が大学時代に読んだ新書
僕も学部時代に新書は色々読みました。印象に残っている本は以下の2冊ですね。

新・コンピュータと教育 (岩波新書)
佐伯 胖
岩波書店
売り上げランキング: 108851
メディア・リテラシー―世界の現場から (岩波新書)
菅谷 明子
岩波書店
売り上げランキング: 58319
たしか初めて読んだのは学部1年か2年くらいのことだったと思います。
どちらの本も、授業で先生がおすすめとして紹介していたので、興味があって読んでみました。
最初は図書館で借りて読んだのですが、気に入ったので結局2冊とも買って手元にあります(笑)
いまでも時々読み返す本ですね。
いまの進路を選ぶことのきっかけになった本ともいえるかもしれません。
まとめ
今日は新書を読んでみることについて書いてみました。
新書を読んでみることで、
  • その領域に関してなんとなくの見取り図ができる
  • キーワードやトピックがわかるので、関連する本を探しやすくなる
  • 先生に質問したりするための最低限の知識が得られる
というメリットがあると思います。
もちろん、新書を1冊だけ読んで全てがわかるわけではありませんし、
領域によってこういう方法がフィットするところとそうではないところがあると思います。
しかし、こういう方法もあるよということを、頭の片隅にいれておくのはいいのではないでしょうか。
大学生活はたくさん本を読む時間があると思うので、
ぜひ自分のお気に入りの一冊が見つかるといいですね。
今回書いた内容や紹介したリンクを以下のサイトでまとめています。授業が進むたびに内容を更新していく予定ですので興味があればご覧下さいませ。
大学授業(リテラシー演習)の補足情報まとめ
最近読んで面白かった新書
教育と平等―大衆教育社会はいかに生成したか (中公新書)
苅谷 剛彦
中央公論新社
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大学とは何か (岩波新書)
吉見 俊哉
岩波書店
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著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」 (集英社新書 527A)
福井 健策
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