「見せたくない!」と恥ずかしがらず、仕事を小出しして見せる技術を身につけよう

| コメント(0) | トラックバック(0) append.gif このエントリーを含むはてなブックマーク

一応大学院生は夏休みですが、院生にとって夏休みはあってないようなものです。僕は博士課程の院生ですが、修士の学生さんたちも、自分の研究のみならず、授業の課題や、研究室のプロジェクトなど、複数のタスクをこなしながら日々生活しているようです。

ただ、ここで1点気をつけなければいけないのは、色々マルチになるあまりに自分の研究がおろそかになるってことなんですね。

さらに怖いのはちょっとおろそかにしてしまったことで、「他の人にいまの進捗を見せたくないな」と思い、どんどん自分で抱えてしまい、さらに先に進まなくなるということなんですね。

きっとこんなプロセスになるんじゃないでしょうか。

・研究以外に時間をとられてしまい研究が進まない
・わからないことがあるけど全然進んでないので人に見せられない
・人に見せられないのでわからないことがそのままになる
・さらに時間が空くので、よりちゃんとしたものを見せなくてはとハードルが上がる
・ハードルがあがるから見せられない
・見せられないからさらに進まない・・・

考えただけで恐ろしいスパイラルですが、けっこうよくあることかなと思います。研究に限らず仕事全般でもそうかもしれませんね。

自分もこのスパイラルにはまりましたし、いまでも時々はまります(笑)



このスパイラルを抜け出すための方法は色々あると思いますが、やはり一つは「仕事を小出しに見せる技術」というか、そういうマインドを持つということが大事かなと思います。

このスパイラルをみれば分かる通り、ためればためるほど自体はより悪い方に転がってしまうわけですね。

だとすれば、ちょっと進んだところで見せるとか、ちょっとわからないなと思ったらそれをすぐに表明するというか、そういう「小出しの技術」が大事なのかなと思います。

仕事を任せた側にとっても、小出しされたほうが進捗がわかって安心しますよね。



また、もう一つ大事なのは、「小出しして見せられる仲間(先輩など含む)を持つ」ということかもしれません。

小出しが大事とわかっていても、自分の「評価者」のような人に、全然出来ていない状況などを見せるのはやはりハードルが高いかもしれません。怒られたりするのもいやですよね。

そういうときに「小出ししてもよさそうな人」を自分の周りにおいておくことが、自分の仕事をうまく進めるコツかもしれません。

小出ししてもよさそうな人の条件は、おそらく、

・自分の仕事のありのままを見せられる人(わからないことをわからないといえる)
・できればいまやっているタスクと利害関係のない人(ニュートラルに対応してくれる)
・できれば自分より先輩である人(問題の解決策を知っている人)
・怒らず状況を聞いてくれる人

あたりがよいのかなと思います。

そんな都合のいい人いる!?っていうつっこみもあるかもしれません(笑)

でも全部は当てはまらないかもしれませんが、こんなかんじの人は僕の頭の中に何人か浮かびますし、実際に自分もお世話になっている人もいます。

きっとあなたの周りにもいると思います。



いい仕事をしたいとか、いいところを見せたいと思えば思うほど、できていない自分を人に見せたくなくなるかもしれません。

でも、最終的なゴールを考えれば、いまちょっとだけ恥ずかしい思いをしても、小出しにしたほうが当然よい結果を得ることができます。

忙しい中でも、できるだけ「小出し」を意識しておくこと、そして、安心して「小出し」ができるパートナーを見つけることが、よい仕事をするためのちょっとしたコツなのではないでしょうか。



私のtwitterアカウントはこちら。よろしければフォローお願いします。 → @tatthiy



twitterやってます!よろしければぜひフォローよろしくお願いします!
以下のボタンを押すことでフォローできます。



関連記事

  1. 僕が中原研で学んだ「先行研究の読み込み」に必要な3つのポイント
  2. シェアハウスで感じた「知が生まれる予感」
  3. サードプレイスコレクション2010の取材記事が掲載されました!
  4. Twitterの教育利用は、「ゆるふわ感」をいかに殺さないでおけるかが肝!?
  5. 場作りに役立っちゃうかもしれない休日スポット
  6. リズムがくるったら、それは内省すべきタイミング!?
  7. ステキな実践はチームだからこそ生まれる?
  8. 博報堂関連のワークショップ プチまとめ
  9. 今年やった新しいチャレンジと、次のチャレンジに向けて!
  10. 「学びのサードプレイス」を語るために
  11. 山岸先生の社会心理学講座
  12. 漫画で学ぶ心療内科
  13. ワークショップで保健の授業
  14. 高等教育におけるクリエイティブの代償
  15. 学校の仕組みをちょっとだけアレンジする

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.tate-lab.net/mt/mt-tb.cgi/332

コメントする

本が出版されました!

第11章 職場を越境するビジネスパーソンに関する研究
社外の勉強会に参加しているビジネスパーソンはどのような人なのか


対談が掲載された本

場作りに関する対談が掲載されています。
第六章(p192-204)
他者の目から見たラーニングバー




舘野の本棚(最近読んだ本)



フィードメーター - tate-lab - 教育・学習について研究する院生のblog



Twitterボタン
Twitterブログパーツ






最近のブログ記事

地域に根ざした場をつくるとは? - 谷根千に行ってきた!
先日友人のNさんに誘われて、谷根千に行っ…
社外にでて学ぶ人たちと「越境学習」についてディスカッションしてきた!
先日、自分の研究成果が本の1章になりまし…
「研究発表をするときの心得」をまとめてみた!
先日自分が主催しているUnlaborat…

「ワークショップ」の売れ筋本



Amazonのおすすめ