興味関心の軸は「カウンセリングとは言わないカウンセリング?」


こないだ「質問」に関するブログ記事を書いたときにもでてきましたが、最近「カウンセリング」的な活動に触れる機会が多いです。

こないだ紹介した「キャリアカウンセリング」や「ライティングに関するカウンセリング」の話もそうですし、共同研究として参加しているプロジェクトの1つにおいても「ナラティブセラピー」に関することをしています。

この「カウンセリング」という言葉は実はけっこう自分自身の興味関心のポイントとして、昔から共通していることなんだなあと最近あらためて思ったりしています。自分の興味関心のひとつの軸なのかもしれないなとも思います。

僕は元々大学を選ぶときに「臨床心理学」が学べる大学にいきたいなと思っていました。それはカウンセリングに興味があったからです。

なぜカウンセリングに興味があったのかというと、理由はけっこう単純です。僕は高校時代はいろいろな友達とたくさん会話する機会が多かったのですが、そのときに、悩みを抱えている人が、対話によって元気になっていったりするプロセスがとても興味深かったんですね。もちろん他にもいろいろ理由はあるのですが、そうした経験をベースにずっとカウンセリングということに興味をもっていました。

それではいま自分が興味をもっていることはカウンセリングとどう関連するのかをあらためて考えてみると、ある意味「カウンセリングとは言わないカウンセリング」に興味があるのかなあと思っています。

どういうことか。

カウンセリングというのは非常に専門性の高い行為でありますし、カウンセラーという職業は必ず必要になると思います。

しかし、クライアントとカウンセラーという関係で対話する前に、日常生活に埋め込まれたかたちでのカウンセリング的な活動ってあるんじゃないかなと思うのですよね。ある種の「未病対策」のようなかたちでしょうか。

「カウンセリングが必要になった状態」に対して、それを素人がなにかするということは危険だと思うのですが、なるべくそういう状態にならないように、日常をデザインするとかそういうことができないかなあというのが、1つの興味関心ではないかと思っていたりします。そうなってくるといわゆる「カウンセリング」という言葉とは離れて、組織やコミュニティのデザイン一般の話になってきてしまうとは思うのですが、そういう観点からアプローチしたいと思っているのかもしれませんね。

このあたりが僕がコミュニティとか経営のジャンルとかの研究をけっこう好きだったりする原因なのかなとなんとなく思いました。まあもちろん、まだ自分自身の中でも完全に腑に落ちきっているわけではないのですが(笑)

ということで、今回は自分の興味関心の軸について振り返ってみました。今回出てきた「カウンセリング」ということは、興味関心の軸の1つなんだろうと思います。ただ、あくまで1つであって、「これだけがやりたいこと」というわけではありませんし、いわゆるカウンセリングの専門家ではまったくないので、もしかするととんちんかんなことを言っている可能性もあるかもしれません。

しかし、いざ自分のやっていることを振り返ってみると、これまでの「点」と「点」をつなぐ1つの「線」として、「カウンセリング」という言葉があるのかなと思い、個人的にはちょっと発見だったというお話しです。

これを書いていて神戸大学の金井壽宏先生の講演を思い出しました。金井先生は、元々大学では臨床心理学的なことを学ばれていたところから、経営学の世界にいったということでした。このエピソードは個人的にとても共感したんですよね。もしかすると興味関心のコアの部分がとても近いのかなあと勝手に思っていたりします(笑)。また詳しくはあらためてご紹介できればと思います。

時々自分がやっていることを振り返ってみることは大事ですね。

みなさんの「興味関心の軸」には、どんなキーワードがありますか?

■関連する記事

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[書評]「わかっちゃいるけどやめられない」を超えて! -「やめられない」心理学 不健康な習慣はなぜ心地よいのか (島井哲志)
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