日曜日なのでマンガの話でも。人気職業と書きましたが、外からわかりやすい、見えやすい職業ともいえるかしれませんね。

最近、最新刊が出たマンガで、僕が読んでいるものに「べしゃり暮らし」「BAKUMAN。」があります。

べしゃり暮らしは、「お笑い芸人」になるプロセスを描いたマンガで、ルーキーズやろくでなしブルースの森田まさのりさんのマンガです。最新刊は9巻かな。

べしゃり暮らし 1 (ヤングジャンプコミックス)
森田 まさのり
集英社
おすすめ度の平均: 4.5

5 さすが森田まさのりと言える面白さ
3 さすがと言うべき、でも・・・
5 爆笑!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

BAKUMAN。は、「ジャンプに連載する漫画家」になるプロセスを描いたマンガで、DEATH NOTEの大場つぐみさんと、小畑健さんのマンガです。

バクマン。 5 (ジャンプコミックス)
大場 つぐみ
集英社 (2009-11-04)
おすすめ度の平均: 4.5

5 熱血マンガの様相だが
5 いよいよ本格的になってきた
4 おもしろいけど、肯定できない違和感も持った5巻
5 おもしろい!
4 どこまでほんと?

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらにも共通するのは、語弊があるかもしれませんが「これまでにない新しいモノを作ることが目的の職業」であること、そして、それになるために「ペア・コンビ」で成長していくこと、が挙げられるかなと思います。(BAKUMAN。では、ストーリーを考える人と、絵を描く人のコンビでマンガになる話なので)

なんとなくそれっぽい表現にすると、不良定義問題に対して、コラボレーションを通じて、問題解決、さらには新しいモノを生み出せるように成長していくプロセスを描いたマンガといえるかもしれません。それっぽいですね(笑)まあそれっぽく言っているだけで、用語の不正確さはおいといてください(笑)

ある意味、研究者とも通じるところもあってか、この二つは興味深く読んでいます。「なにかものを作るプロセスってこんなかんじだよなあ」というのがすごく伝わってきます。「お笑い」も「漫画家」も、若い人からすればあこがれの職業だと思うし、その具体的な成長のプロセスをマンガでのぞけちゃうのはとても面白いことだと思います。

もう一つは「コラボレーション」の面白さですよね。お笑いなら、ボケとつっこみ。ネタを作る方、それにあわせる方。漫画家は絵を描く方と、ストーリーを書く方。この対話というか、それぞれの信頼を作ったり、二人でやることによって、一人では出来ないなにをつくること、そして、時には息があわずにうまくいかないこと、これらのプロセスを見ているのも面白いです。

「研究者への道」を描いたマンガもあってもよいのにというかんじもします(笑)まあ領域によって全然違うのかもしれませんが。すでにあるのかな。

人の成長に興味がある方は、こういうマンガもなにかのヒントになるかもしれません。

といいつつも、まあ、結局僕も気分転換で読んでいるので、小難しいことを考えるわけではありませんが。無理矢理マンガの話を教育に関連させているのは単なる言い訳かもしれません・・・(笑)

しかし、今回のべしゃり暮らしも泣けました・・・。カフェで読んでたのですが、涙腺がゆるみました。なぜこんなにもリアルに人の気持ちを動かすセリフ・場面をつくれるのだろうかと思います。

ということで、今回はマンガのお話しでした。

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