「ひかりのまち」を読んだ

| コメント(0) | トラックバック(0) append.gif このエントリーを含むはてなブックマーク



浅野いにおさんの漫画である「ひかりのまち」を読みました。浅野いにおさんの漫画は、どの作品も独特のやるせなさみたいなものがただよっています。僕らぐらいの若者、サラリーマン、小学生、それぞれのどこか心の奥底にある闇みたいなものをすっと描いていきます。


この「ひかりのまち」も、これまたそういう独特の雰囲気をかもしだしていきます。この一冊で完結です。


ひかりのまち (サンデーGXコミックス)
浅野 いにお
小学館
おすすめ度の平均: 4.0
1
5 ぼくらのまち
1 ?
5 なんかいいな
1 チリも積もれば山となる



舞台となる「ひかりのまち」は、新興住宅地みたいなところを舞台としています。そこに住んでいる様々な人たちの闇、または人物同士のやりとりが描かれます。短編集みたいなかんじです。


この作品を読んだ感想としては、伊坂幸太郎さんの「終末のフール」に似たかんじを覚えました。終末のフールも、ある団地を舞台として、話ごとにさまざまな住民が主人公になり、それぞれのストーリーに、別の話にでてきた人が顔を出していきます。そういう構成はとても似ていますね。


終末のフール (集英社文庫)
伊坂 幸太郎
集英社
売り上げランキング: 198
おすすめ度の平均: 3.5
3 奇抜な設定とオーソドックスなアプローチ
5 終末のフール
4 唯一、満点がつけられない・・・
2 どうにも舞台設定が気に入らない
4 内容が好きなジャンルだったので


以前書いた「終末のフール」の書評


http://d.hatena.ne.jp/asapon/20090716/1247761254


ある意味、小説みたいな漫画です。


そういう雰囲気の漫画が好きな人はおすすめですね。他にも「ソラニン」とか「世界の終わりと夜明け前」などもおすすめです。


以前書いた「世界の終わりと夜明け前」の書評


http://d.hatena.ne.jp/asapon/20081218/1229608138


ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)
浅野 いにお
小学館
おすすめ度の平均: 4.5
4 日本の若者のリアリティ
5 23、24歳のリアル
5 真剣に生きている人?
2 浅野 いにおファンでない方は注意を。
5 ソラニン


関連記事

  1. 野球人の錯覚
  2. 教授・学習過程論
  3. 世界の終わりと夜明け前
  4. 学習科学
  5. クイック・ジャパン81
  6. 街場の現代思想
  7. シリアスゲーム
  8. 生涯学習理論を学ぶ人のために
  9. 「未来の学び」をデザインする
  10. 文化と状況的学習
  11. [書評]大事なことから手をつけろ!(カエルを食べてしまえ!)
  12. コミュニティ・オブ・プラクティス
  13. 企業内人材育成入門
  14. 第二弾ストーリーテラー戸田山和久-科学哲学の冒険-
  15. 第三弾 ストーリーテラー戸田山和久 -成長するティップス先生-

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.tate-lab.net/mt/mt-tb.cgi/155

コメントする

対談が掲載された本

場作りに関する対談が掲載されています。
第六章(p192-204)
他者の目から見たラーニングバー




舘野の本棚(最近読んだ本)



フィードメーター - tate-lab - 教育・学習について研究する院生のblog



Twitterボタン
Twitterブログパーツ






最近のブログ記事

【イベント】東京アートビートの7周年記念パーティーに行ってきました!
先日のことになりますが「東京アートビート…
「先行研究のまとめ方講座」を実施しました!(@青山学院大学)
先日、青山学院大学の社会人大学院生の方(…
文章を書くために使い分けたい2つのマップの描き方-「発散」と「収束」を使い分けよう-
この記事は今年度の前期に行った、専修大学…

「ワークショップ」の売れ筋本



Amazonのおすすめ